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2005.10.18

■リボ方式過払い、借り手側逆転勝訴・最高裁(三洋信販認諾)

三洋信販から、一定額の返済を繰り返すリボルビング払い方式で融資を受けた佐賀県の女性が、不当な高金利を支払わされたとして、過払い金の返還を求めた訴訟の上告審弁論が18日までに、最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)であった。三洋信販側は、高金利を支払う「みなし弁済」規定を不適用として約76万円を返済するよう求めた女性側の請求を認諾した。

 請求を退けた2審・福岡高裁判決が覆り、女性側が逆転勝訴した。

 記者会見した女性の代理人弁護士は、請求が認められたことを評価しつつも「認諾は、違法利息の徴収が最高裁判決で確定するのを避ける狙いで、訴訟制度の乱用だ」と批判した。

 三洋信販経営企画部の話 双方に得策で妥当と判断したため認諾した。他の同種訴訟は個別に検討して対応する。 (13:00)  日本経済新聞ニュースhttp://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051018AT1G1702Y18102005.html

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■読売新聞ニュースではさらに詳しく出ています。(一部要約)

三洋信販(福岡市)のカードキャッシングを巡り、過払い金の訴訟上告審弁論が17日、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)であった。Click here to find out more!

 書面審理が中心の最高裁が弁論を開くことで、返還請求を棄却した2審・福岡高裁判決は見直される見通しになっていたが、同社側はこの日、請求を認諾すると述べ、訴訟はただちに終了した。

 原告弁護団は、「最高裁で不利な判例が出ることを回避するための不当な認諾だ」と反発している。

 この訴訟は、限度額の範囲で継続して融資を受けられる「リボルビング方式」で同社から借り入れをした佐賀県内の女性が、年利29%での返済は利息制限法の上限金利(年15~20%)を超えているとして、過払い金など約76万円の支払いを同社に求めたもの。

 訴訟では、一定の要件を満たせば上限を超える金利を認める貸金業規制法の「みなし弁済」規定が、リボルビング方式に適用されるかが争点となり、1審・佐賀地裁は適用を否定して約31万円の支払いを命じたが、2審は請求を棄却する逆転判決を言い渡していた。

 上告審では今年7月に弁論期日が指定されたため、原告側の逆転勝訴の可能性が強まり、原告側では、「最高裁の判例が示されれば、三洋信販だけで500件以上に上る同種訴訟で、債務者救済に前進する」との期待が高まっていた。

 原告弁護団によると、同社は、最高裁に認諾の意思を伝えた先月26日以降も、他の同種訴訟で福岡高裁判決を引用した書面を裁判所に提出し、争い続けているという。

 三洋信販の話「最高裁の手を煩わせて判決をいただくよりも、認諾する方が当事者双方にとって得策と判断したもので、他の訴訟では別の対応もあり得る」

(2005年10月17日23時9分  読売新聞より)
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★今日の一言
最高裁の判決が出れば,判例になるところだったので残念です。
  
☆特定調停編
どうしても特定調停を必要な方で,TELや請求で困っている方へ。
止める方法(数週間?)は
  
1.業者にTELで「特定調停を例えば来月の15日に申し立てますので,それまでお待ち下さい。」なお調停につき,本日よりお支払いを止めさせて頂きます。」と話す。(当然引き落とし口座に残金を残さない為に,給与振り込みや保険・公共料金の引き落とし口座が一緒の場合は,あらかじめ変更する必要があります。「1~2ヶ月前ならいいと思います」)
 
2.FAXか封書で上の内容の他に
相手先・本人情報(カード番号・生年月日),金融庁事務ガイドラインと個人情報保護法による今までの取引履歴の開示請求をする内容を書いて送ればいいです。
 
3.または,簡易裁判所にTELして取りあえず「特定調停の申し立て」をしますと聞いてみてください。(関係書類が後でも良い場合があります。特に名の知れた業者なら,簡易裁判所側で送達先等をあらかじめ知っています。)ですので,特定調停の受付番号(事件番号 平成17年(特ノ)*****)を取りあえずもらって業者にTELします。
詳しくは,いろんなHPやブログを参考にして下さい。(今後もそうですが,記事等につきましては責任を負いかねます。弁護士や司法書士さんに無料メールや無料相談会がありますのでご確認ください)

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