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2006.01.25

■「日掛け金融」の高利貸し付けは違法…最高裁判決

零細事業者を対象にした高利貸し付けが認められている「日掛け金融」の業者に対し、利息制限法の上限金利を上回る超過利息の返還を債務者が求めた訴訟の上告審判決が24日、最高裁第3小法廷であった。

 上田豊三裁判長は、「高利貸し付けが認められるには、連日の取り立てなど、日掛け金融の条件を現実に守らなければならない」との初判断を示し、業者による超過利息の徴収は違法だとした。そのうえで請求を棄却した1、2審判決を破棄し、返還額の審理のため福岡高裁に差し戻した。債務者側の逆転勝訴が確実になった。

 貸金業規制法や出資法は、約1300社に上る日掛け金融業者について、〈1〉少額ずつ連日集金〈2〉100日以上の返済期間を設ける――などを条件に、利息制限法の上限金利(年15~20%)よりも大幅に高い54・75%の利息を徴収することを認めている。

 業者側はこれらの条件を緩やかに解釈して営業してきたが、判決は、条件を極めて厳格に守ることを求めており、業界はすでに徴収した超過利息(過払い金)の返還などを迫られそうだ。

 この訴訟は、佐賀県内の飲食店経営者ら2人が、「ダイヤモンドリース」(清算手続き中、福岡県久留米市)に、過払い金約173万円などの返還を求めたもの。

 判決などによると、同社は1996年7月、当時の日掛け金融の上限金利(109・5%)で経営者に50万円を貸し付け、さらに計15回の追加融資をして、2000年12月まで取引を続けた。その際、集金を休む日が多かったうえ、100日の返済期間が経過する前の追加融資を繰り返した。

(読売新聞ニュースより)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060124i305.htm?from=main3

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判例 平成18年01月24日 第三小法廷判決 平成16年(受)第424号 不当利得返還請求事件
要旨:
 1 債務者が利息制限法所定の制限を超える約定利息の支払を遅滞したときには当然に期限の利益を喪失する旨の特約の効力
2 債務者が利息制限法所定の制限を超える約定利息の支払を遅滞したときには当然に期限の利益を喪失する旨の特約の下での制限超過部分の支払の任意性の有無

内容:  件名 不当利得返還請求事件 (最高裁判所 平成16年(受)第424号 平成18年01月24日 第三小法廷判決 破棄差戻し)
 原審 福岡高等裁判所 (平成15年(ネ)第229号)

主    文
       原判決を破棄する。
       本件を福岡高等裁判所に差し戻す。
(後省略 )

最高裁判所HPの左上のindexを参照して下さい!

http://courtdomino2.courts.go.jp/home.nsf

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★今日の一言

一般に29.2%の「消費者金融」だと5年半,54・75%の「日掛け金融」だと3年半で過払いになっている可能性があると言われています。

最近はさらに忙しいです。とにかく頑張ります!

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コメント

勇気さん・・・でよろしいでしょうか?
ヤフログ「失業☆Life in 沖縄」のみなみです
ご訪問&コメントありがとうございました(^^)
裁判所の窓口の方の対応には凹みましたが
まぁ私も知識が足りなかった部分もあるかと・・・(^^)ゞ
勇気さん・・・私が今探してる本がありまして
金森兄弟の「まんがでわかる借金整理」なのですが
もうご覧になりましたか?
書店を何件か回ってみたのですが見つかりません
ネットでお取寄せかなぁ~と思ってます
勇気さんお忙しいようですが
お体にはお気をつけてがんばってくださいね

投稿: みなみ | 2006.01.26 01:05

「失業☆Life in 沖縄」のみなみさん,こんにちは。コメントありがとうございます。みんないろいろなご事情があると思いますが,頑張っていきましょう!。申し立てに至る経緯をブログに書くのは,本当に大変だったと思います。勇気が無ければ出来ません。

ところで金森兄弟の「まんがでわかる借金整理」は,私も以前インターネットで購入しました。非常に判りやすかったです。ただその頃とは,だいぶ社会が変わっているので・・・内容が更新されていないとチョット古い対応の仕方(例 お詫び文の書き方?とかです)になっています。

それから,各社から取引履歴はもう入手されたでしょうか?できれば開示請求で別に貰っておいた方がいいですよ。(裁判所で書記官にコピーしてもらうと約一部に付50円前後かかります・・・高い!)

それから,お金に余裕があれば「Q&A過払金返還請求の手引」をお薦めします。特定調停のことも書かれており,有利な情報が載っています。

投稿: yuuki | 2006.01.26 09:34

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