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2006.05.01

■出資法の上限金利引き下げ請願書

転載元:「№1(!?)元××社員♡かうちゃんの秘密のネタ帳」より
http://blogs.yahoo.co.jp/bpnjr415/29860099.html
(ここより抜粋)
やはりクレジット会社やサラ金は
利息制限法の上限金利(18%)以上で
金貸しやっているのは事実です。

でも利息制限法を違反しても
罰則はありません。

それは出資法という法律が
あるからです。

出資法は上限金利(29.2%)でやってます。
コレさえ守れば、
業務停止にはなりません。

お国がこんなコトを
認めちゃってるんですよ。

おかしいですよねwww

もし私のBlogを読んでくださる方で
出資法の上限金利(29.2%)引き下げに
賛同して頂ける方がいらっしゃったら


PDFファイルを印刷して
下記へ郵送して頂けないでしょうか?

  <郵送先>
    〒104-0061
   東京都中央区銀座6-12-15 西山ビル7F     
        東京市民法律事務所

転載かトラックバックをして
広めて頂けると嬉しいですww
皆様のご誠意・ご賛同を
宜しくお願い申し上げます。
----------------
■東京市民法律事務所
ヤミ金・振り込め詐欺と闘う第一人者
弁護士
宇都宮健児さん(58歳)
 80年代はじめからサラ金などによる多重債務者の救済を手がけてきた。2000年からは代表幹事として全国ヤミ金融対策会議を率いる。年に百数十の事件を処理し、50回以上の講演をこなす。週末は集会や原稿執筆に忙しい。

 3月中旬、会議の呼びかけでヤミ金と振り込め詐欺の電話相談が全国で行われた。自身は東京・銀座の雑居ビルの会議室で受話器を握った。

 新聞を見て電話をかけてきたある男性は、自宅に業者が押しかけ、前日から野宿していると訴えた。自殺を口にする。

 「はやまっては駄目ですよ。必ず解決できますから。ヤミ金は弁護士にとっては簡単な事件なんです」

 淡々とした口調だが、自信に満ちた言葉で相手を安心させる。そして対処法を指南した。

■    ■

 地下鉄サリン事件被害対策弁護団の団長も務める。

 オウム真理教の信者に殺された坂本堤弁護士は司法試験の勉強中、事務所の勉強会に顔を出していた。その縁で妻の都子(さとこ)さんは出産まで事務所の職員として働いた。一家が消えた89年11月初め、都子さんは龍彦ちゃんを連れて、久しぶりに事務所を訪れる約束をしていた。一家の救出運動に駆け回った。

 オウム被害者救済のため、教団の破産を申し立て、財産を凍結させ、特別立法の制定を働きかけた。これまで被害者に13億円配当できた。豊田商事やKKCなどの詐欺事件の経験がものをいった。しかし、まだ26億円余りが要る。闘いが続く。

■    ■


 「誰にも打ち明けられない思い 誰にも知られず解決します」

 昨夏、こんな書き出しのダイレクトメールが「宇都宮健児法律事務所」の名前で全国に送りつけられた。顔写真や略歴と並び、弁護士費用の金額とフリーダイヤルが刷り込まれている。救いを求める多重債務者を狙った振り込め詐欺だ。

 本当の事務所名は「東京市民法律事務所」。ただ、住所がほぼ正しく載っていたため、「転居先不明」の400通余りが本人の手元に「返送」された。被害は伝えられていない。犯人は逃げてしまった。困った話だが、多重債務者救済の第一人者であることを示している。

 1月には、無縁の債務者が勝手に「代理人弁護士 宇都宮健児」と記した書面を金融業者に送り、慌てた業者が事務所に電話をかけてきたこともあった。

 13年前、小説「火車」を執筆する宮部みゆきさんの取材を受けた。多重債務者が他人になりすます物語。なぜ多重債務者の多くが被害者であり、救済が必要なのか、懇々と説く弁護士がその中に登場する。

 被害は今もなくならない。

 「バブル後は不況型、生活苦が原因で多重債務に陥る人が増えました。低所得者層が頼りにできるセーフティーネットがあまりにも貧弱なのです」

◆借りる側が生活できる金利まで引き下げを

 ――先月下旬、全国の弁護士らとともに200件余りの振り込め詐欺事件を初めて一斉に告発しました。

 宇都宮 振り込め詐欺は検挙率が5%程度といわれ、被害がまだ広がっています。警察は盛んに市民に注意を呼びかけていますが、「検挙にまさる予防なし」です。徹底的に摘発して、厳罰に処さないと、足を洗いません。詐欺の電話やはがきを受けたら、未遂でも犯罪ですから、最寄りの警察に必ず連絡して、告発しましょう。

 ――手口がいろいろです。

 宇都宮 警察官や弁護士が登場する「劇団型」は昨年グループが摘発されたためか、今回の告発では少なかった。最近目立つのは融資保証金詐欺です。商工ローンの顧客名簿などをもとに資金繰りが苦しい中小企業を狙って、融資話をもちかけ、そのための「保証金」を振り込ませます。

 ――ヤミ金が振り込め詐欺に「転業」しているそうですね。

 宇都宮 全国ヤミ金融対策会議で、これまでにのべ2万5000余りのヤミ金業者を告発してきました。ヤミ金対策法が昨年全面施行され、思うようにいかなくなったヤミ金の一部が移行しているようです。その経緯があるので、振り込め詐欺の告発も始めました。

 ――出資法改正で2000年6月に貸付金利の上限が引き下げられたため、中小サラ金が淘汰(とうた)され、ヤミ金が横行するようになったと言う人がいます。

 宇都宮 貸金業規制法が施行された83年、出資法の上限金利が年109.5%から73%に下げられて、サラ金がたくさんつぶれましたが、ヤミ金の跋扈(ばっこ)はありませんでした。利下げでは説明がつきません。法廷で「ヤミ金の帝王」山口組系の梶山進被告がヤミ金を始めたのは90年代半ばと認定されています。山口組が関西経済の疲弊を背景に東京に大挙進出してきた時期です。ヤミ金の大半は暴力団が戦略的に始めました。企業を恐喝したり、地上げやみかじめ料で稼いだりする従来の路線を踏み越えて、市民一般をターゲットにしたのです。ヤミ金被害が広がって、私たちはすでに99年に一斉告発を始めていました。

 ――現状ではせっかくヤミ金を摘発しても、その財産をうまく被害者に分配できません。

 宇都宮 国は犯罪収益を没収できますが、それを被害者に配分する制度がありません。国がもうかるだけ。没収しなければ財産は残りますが、それを犯罪者から被害者が取り返すのは至難の業。大変な労力が必要となります。梶山被告が率いた旧五菱会(ごりょうかい)系の事件では、東京地裁が2月、被害者の賠償請求に備えて国の没収を認めない判決を下しました。米国などのように国が被害者に代わって犯罪収益を差し押さえて配分する新制度を一刻も早くつくるべきです。

 ――ヤミ金ではない、普通の消費者金融の問題は。

 宇都宮 消費者金融の貸付残高は不況下で増え続け、02年に業界全体で10兆円を突破しました。20年前の5倍です。それだけ多重債務者が増え、相変わらず犯罪や一家離散、自殺の原因になっています。テレビCMなどによって、かつてのサラ金のイメージが薄らいできていますが、問題は根本的に解決していません。

 ――盗聴の武富士。「目ん玉売れ」の商工ローン、日栄(現ロプロ)。問題企業は一部ではありませんか。

 宇都宮 罰則のある出資法を守っていても、利息制限法に違反して年20%を超える高金利で貸し、過剰貸し付け、過酷なとりたては業界に共通していますから、どの会社にも問題はあります。近々、テレビCMが人気の、あるサラ金を告発します。上場企業です。武富士よりひどい取り立てをしているといわれています。武富士は盗聴の摘発後、経団連の会員活動を自粛しましたが、1月にそれが解除になりました。経団連は企業の社会的責任とか法令順守(コンプライアンス)とか言いますが、いかに甘いことか。

◆広告規制せよ

 ――多重債務者問題には、どんな対策が必要でしょうか。

 宇都宮 第1に上限金利の引き下げです。従来、業者の経営が成り立つかが最大の基準でしたが、本末転倒です。借りる側が生活していけるかを目安にすべきです。直ちに利息制限法の年20%まで下げるべきです。それでも高すぎます。第2にCMや広告の規制です。利息制限法違反の商品の広告はやめるべきです。第3に取り締まりの強化。第4に低所得者層のための低利融資などの充実です。

 ――07年に出資法の見直しが予定されています。業界は上限金利の引き上げや金利規制の撤廃を求めて運動しています。

 宇都宮 先月、日弁連の消費者問題対策委員会で、韓国へ調査に行きました。韓国は97年の経済危機後、何でも規制緩和となり、上限金利を撤廃した。その結果、多重債務者が激増し、結局、年66%という極めて高い金利ですが、上限を復活せざるを得なくなりました。同じ過ちを繰り返してはいけません。

文・高谷秀男 写真・松本敏之


◆ 転機 ◆

営業が苦手で事務所2度クビに

 転機は三度巡ってきた。

 最初は大分県の国東半島の実家を離れ、叔父を頼って熊本市内の中学に進んだことだ。

 実家は開拓農家。小学3年の夏、漁船に家財を積んで愛媛から入植した。地元の中学は山を三つも越えたところ。成績がよかったため、教師が熊本行きを勧めた。経済的には負担だったが、出征して障害を負った父親が恩給を充ててくれた。

 当時、熊本は地元出身の川上哲治氏の活躍や地元校の甲子園優勝で野球熱が最高潮。「野球部に入り、プロになって貧乏から抜け出そうと真剣に考えていた」。しかし、入ってみると部員は中学でも100人以上。小さな体でプロなど無理と悟り、学業に励みだした。都会の熊本は勉強にも好都合だった。

 次の転機は東大で駒場寮に入ったことだ。入学の65年は日韓条約締結の年。60年安保の後、学生運動が再び高揚していた。

 「はじめは親の期待に応えて立身出世を目指していた。しかし、寮生活で刺激を受け、自分だけ貧困から脱出すればいいのかと考えるようになりました」

 3年生の秋から弁護士を目指し週100時間勉強。翌秋、司法試験に受かると東京・山谷のドヤ街で1カ月過ごした。

 最後の転機は、3、4年が相場のいわゆる居候弁護士(イソベン)を通算12年経験し、事務所を2回クビになったことだ。「弁護士は営業マンでないと顧客をつかまえられない。それが苦手で」

 次の居候先を探しに弁護士会を訪ねると、新人と間違えられた。暇な弁護士と思われ、その後、弁護士会から多重債務者の相談を頼まれた。サラ金地獄が社会問題になっていたが、手間ばかりかかって金にならず、扱う弁護士がいなかった。

 以来、事務所はやくざまがいの業者に押しかけられる。ボスの弁護士は「サラ金事件を続けるなら、出て行ってくれ」。すでに多数の相談を受け、後に引けない。83年に独立した。


46年 愛媛県明浜町(現西予市)生まれ
69年 東京大法学部中退
71年 弁護士登録
85年 豊田商事破産管財人常置代理人
90年 全国クレジット・サラ金問題対策 協議会事務局次長(現任)
93年 日弁連消費者問題対策委委員長
94年 東京弁護士会副会長

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★家族 妻は元保育士。1女1男。

★スポーツ 野球断念後、卓球に打ち込む。所属した東大卓球部は関東リーグの国立大トップ。

★事務所 下町の自宅近くを考えたが、なかなか事務員が採用できず、面接に来た女性のひとりが「銀座なら」と言うので、それに従った。

★大原簿記学校 イソ弁のクビを告げられ、事務所に籍だけ残し、1年間商法の講師を務めた。

(朝日新聞ニュース・フロントアイより)

http://be.asahi.com/20050409/W11/0019.html

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★今日の一言

NHKの「チャングムの誓い」が今佳境に入っていて目が離せない。国会も私も今佳境?に入っている(関係ないか(^^;)

上記の件,微力ながら応援の為掲載させて頂きました。

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