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2006.10.06

■『倒産は計画的に!!』 吉田猫次郎メルマガより

‥‥……━★

吉田猫次郎氏のメルマガに「倒産=死刑ではありません。

倒産=犯罪でもありません。」とありましたので掲載させて頂きます。

猫次郎氏は,現在中小企業を中心に活動をされています。

元祖「本人訴訟型」でヤミ金~商工ローン~銀行まで闘われて来た伝説の人物です。

非常に参考になりますので,「中小企業」の方は必見です!もちろん「個人」も大変参考になります。

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【編集・発行責任者】吉田猫次郎 (直メール:ooneko@nekojiro.net )
【発行者URL】  http://www.nekojiro.net/
【発行システム】『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
【マガジンID】0000056856 *登録・解除はご自身の手でお願いします。

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■■事業再生の秘訣~その6■■(第120号メルマガより)

『倒産は計画的に!!』

なぜ事業再生の秘訣と題しているのに倒産の話なのかというと、
事業再生を目指すうえで、倒産は絶えず意識していなければならないと思うからです。
倒産というのは、何が何でも排除しようとムキになればなるほど、

かえって近づいてきます。逆に、倒産を過剰に恐れず、ひとつの

リセット手段として受け入れる覚悟があると、かえって遠のいて

いくものです。その意味で、倒産に対する心構えは身につけて

おきたいものです。

さて、本題です。
不謹慎なタイトルです。

「計画倒産」というと、なんだか犯罪的な響きがありますよね。
しかし、誤解を恐れずに言えば、倒産は計画的にするべきです。

もちろん、映画や小説に出てくるような、取り込み詐欺のような

計画倒産は許されません。あんなのは論外です。

が、商売を長く営んでいれば、どんなに真面目にやっていても、

倒産を余儀なくされる場面があることでしょう。
そんなときは、やはり、詐欺罪に抵触する恐れのない範囲で、

計画的に倒産処理を行うべきです。多少の罵声を浴びても。

「何を非常識な!」という向きもあるかもしれませんが、そういう人

は、固定観念が強すぎると思います。もう少し、想像力を豊かに

して柔軟に考えてほしいと思います。自分がそういう状況に陥ったら、どう対処するかを。

たとえば、慢性赤字体質で将来的な展望もない債務超過企業が、

倒産危機という現実を受け入れられず、弁護士にもその他

専門家にも相談しないまま、独り善がり的に、「債権者には絶対

迷惑かけられない!そのためには何でもやってやる!」
という気持ちに支配されてしまうと、どうなってしまうでしょうか?
多くは、目先の返済・支払のために他者(高利貸し等)から借りて

まで資金調達して、より傷口を広げることになります。しかも、

そこまでやっても問題の先送りにしかならず、きっと近い将来、

もっと大きな傷を負って倒産してしまいます。
または、ギリギリまで頑張り過ぎてしまって

(このパターンが最も多い)、いざ倒産処理が必要なときに、

弁護士費用も裁判所費用も当面の生活資金も何も残って

おらず、結局、しかるべきタイミングで手続きに入れなくなり、

収集つかなくなる恐れがあります。

最悪の場合、思い詰めて自殺や夜逃げに走り、周囲に後味の

悪い思いを残すことになりかねません。

一方、「計画的に倒産する」と、一時的には債権者に少なからず

迷惑をかけることに違いありませんが、迅速・確実に手続きに

入れるので、手続きの最中につまずくことも少なく、手続き後の

再起も早く、結果、より早く確実に社会復帰でき、ひいては社会

還元や迷惑かけた相手へのお返しができるようになっていきます。
大局的にみても、こういうパターンが多いほうが、経済の循環が

良くなって、世の中のために良いはずです。

現に、法律や経済を知り尽くした専門家の書いたものを読むと、

必ずといっていいほど、「早期着手が望ましい」ということが

書いてあります。

これは、俗な言い方をすれば、「倒産するなら計画的に!」と言い

換えることもできます。

倒産は確かに傷を負います。人に迷惑もかけます。
しかし、生きるとか死ぬとか、そんな次元のものではありません。
倒産を余儀なくされても、死ぬ必要はありません。
(死ぬ必要があるなら、法律で「倒産社長は死刑に処す」

などと決まっているハズですよね?でも実際にはそんなことは

有り得ません。とすると、倒産しても死ぬ必要はないはずです

よね。わかりますよね?)

我々は資本主義社会のもとで暮らしています。
資本主義の定義は実際は大変難しいのですが、わかりやすく

いえば、競争のうえに成り立っている社会です。
競争があるということは、「勝ち」も「負け」もあることを意味

しています。だとすれば、資本主義社会を崩壊させないため

には、法制度などで、負け組もちゃんと暮らしていけて、

何度でも再チャレンジのチャンスがあるように整備しなければ、

社会は成り立ちません。そして、現に、我が国は、競争に「負け」

ても、ちゃんと人間らしく暮らせるように出来ています。何度でも

やり直しができるように出来ています。これは学校でも日常生活

でもあまり教えられることがありませんが(どうしてでしょうね?)、

我々が知らないだけで、制度としては弱者救済、敗者復活の

チャンスはいくらでもありますから、是非覚えてほしいところです。

とにかく、倒産=死刑ではありません。倒産=犯罪でもありません。
倒産しても、傷口が浅ければ、より早く再起できます。
自己破産した直後に新しい会社を興すことだって可能です。
より早く再起して社会還元を目指すなら、「倒産は計画的に」

やるべきだと思います。



■■ 勉強会・相談会のご案内 ■■

10月9日 秋田で勉強会。講師は吉田猫次郎。
 (有限責任事業組合みちのく事業再生支援センター主催)
10月21日 大阪で勉強会。講師は吉田猫次郎。
10月28日 東京で勉強会。講師は猫研の小沼研究員。
11月23日 山形で1泊2日合宿勉強会。講師は猫次郎。

このほか、仙台で10月10日に人数限定の相談会、
大阪で10月21-22に人数限定の個別相談会などを行います。

詳細は、http://www.nekojiro.net/study/index.html をご覧下さい。


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【編集後記】
皆さんの中で違法行為を一度もしたことのない人はいないでしょう。
無自覚のうちにやってしまうことも多いと思います。
文具屋で買ったカッターナイフやキーホルダータイプの折り畳み

ナイフを持ち歩くのは「軽犯罪法」違反。
酒に酔って周囲に不快な思いをさせれば「酒に酔つて迷惑を

かける行為の防止等に関する法律」違反。
制限時速40キロのところを車の流れに合わせて60キロで

走れば「道路交通法」違反。ママチャリで一時停止の標識を

無視しただけで捕まる場合もあります。

でも、こんなことをいちいち気にしていては、とても暮らして

いけませんね。かといって無視していると、痛いしっぺ返しが

くることもあります。

やはり「知識」は大切ですね。知識が身につくと、そのサジ加減

がわかるようになってきて、不自由な世の中をスイスイ渡り

歩くことができるようになりますから。
皆さんも、より沢山の知識を吸収すべく、たくさん本を読んで、

たくさん人と情報交換して、たくさん歩いて、たくさんネットと

テレビを見て、たくさん勉強しましょう。無駄なものは一つも

ありません。

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★今日の一言

さすがに,数々の修羅場を体験され現在も「借金で苦しむ」人の為に闘っている第一人者のお言葉と思います。

皆さん,「生きているからこそ,希望があるのです!」

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