■損保会社の横暴に「最強法律相談室」が憤激!
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いつもの「最強法律相談室」(山口県 周南法律事務所)さんのブログを転載させて頂きます。それにしても,毎日のブログ更新はなかなか出来るものではない。改めて「最強法律相談室」の中村弁護士様に敬意を表したい。
なお,「最強法律相談室」(山口県 周南法律事務所)さん
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■損保会社の横暴、目に余る (1月26日付ブログより)
http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/50924858.html
交通事故で大怪我をしたUさんは、手術後長い入院生活を終えて現在は通院治療を続けているが、先日突然保険会社から「症状は固定した」という通知が届いた。
びっくりして病院で尋ねてみたが、主治医も「どうしてだろう」と首をひねるばかり。
保険会社が先月から毎月の休業損害の支給を打ち切ったため、Uさんはたちまち生活に困ってしまった。
「このままじゃ、サラ金から借金でもしないと生活できません」
Uさんの治療経過、主治医の診断に何の不自然な点もなく、今回の保険会社の判断には全く納得できない。早速抗議の通知を出したところ、調停準備中という簡単な回答が届いた。文句があるなら、裁判所でうかがいますということか。
生活に困窮しているUさんのことなど全く考えていない対応だ。
こうした損保会社の横暴をもっとネットで公表していく必要があると思っている。保険料が安くなるCMばかりしないで、事故の被害者にどれだけ厚い補償をしたかを競ってほしい。
(ここまで)---------
★今日の一言
交通事故は他人事ではない。年間交通事故死者数が1万人と,ついこの前まで言われていた。(イラク戦争並?)
私も親族が交通事故で瀕死の重傷を負ったので,大変さがとてもよく分かる。特に長期入院ともなれば,介護だけでもどれほど負担が各方面に出てくるか。。。
金銭や人的要因は当たり前だが,交通事故に遭った本人とその家族の精神的な後遺症はいかばかりであろうか。。。
損保会社も忙しいのは確かだろう。利益云々もあるのは会社だから仕方ないだろうが,何処かの会社みたいに利益優先にだけは,各保険会社はなって欲しくない。
何故なら,保険があるからこそ「安心」があるからだ。
私の親族が交通事故にあった時,「症状固定」まで約2年。瀕死の重傷からの生還であった。損保会社の対応は,最初あまり良くなかったように思うが,遺失利益等の対応は良かった方ではと思った。(弁護士等にも計算書を見て頂いた)
検察庁にも事故の状況を確認に行った・警察から書類関係は検察庁に移す為。図面を見たが,どう見ても少し割合が向こうにあるように思えたが。。。裁判も考えたが,長引くのも親族は望んでいなかったので,一件落着となった。
今,日本は昔のような「職人気質」の責任感ある社会に戻らないと,砂上の楼閣になって行くように思う。
札束で,人間の価値や人格まで査定する社会は「夢や希望が枯渇した」実に味気ない社会になってしまうのでは。。。せめて,等身大で自分の家族と同じ目線で「同苦」できる社会が今後求められているのではないだろうか。
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