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2007.03.07

■オリエントコーポレーション(オリコ)の今後!?

‥‥……━★

こんにちは。

ここ数日のニュースで,オリコ関係のニュースが出ています。

古い老舗の金融会社だからこその「過払い金」も巨大なのでしょう。

朝日新聞ニュースと金融庁資料(2005年当時)を合わせてお伝えします。

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■オリコ巨大赤字(4579億円)

信販大手のオリエントコーポレーション(オリコ)が6日発表した07年3月期の当期赤字見通し4579億円の巨額さに、利息への規制強化に対応する過払い金返還で業績下方修正に慣れた同業やカード業界からも「驚嘆すべき数字」との声が漏れた。消費者金融専業の武富士の当期赤字見込み3338億円を大きく超える。今回の大幅な損失拡大には、オリコが抱えた「負の遺産」が大きく影響している。一方、支援に乗り出すみずほグループは個人取引の強化を狙う。

 バブル経済崩壊後、1兆円以上の不良債権を処理したオリコの幹部は今回の巨額損失を「不良債権処理に追われた負の遺産が資本の弱さとして残っていたため」と話す。

 6日記者会見した上西郁夫社長も「資本の脆弱(ぜいじゃく)さ」を理由にあげた。自己資本約3300億円(06年9月末)のうち1170億円が、不良債権処理で支払った税金の戻りを将来収益に応じて見込む繰り延べ税金資産。将来の収益が見込めなくなったことで約1003億円が損失となった。

 不良債権処理への集中でビジネスモデルの転換も遅れた。オリコは2年~3年の長期延滞債権を人手をかけて回収してきたが、対象債権の損失処理に踏み切った。これらを含め、貸し倒れ引き当て基準の厳格化による損失は1624億円だ。

 過払い金の返還に備えた引当金1488億円も将来の決算に影響しないよう手厚く積み増したという。ただ昨年11月公表の392億円の当期黒字予想から一転した巨額赤字予想には「どう説明しても、一般投資家からの批判は免れないのではないか」(同業他社)という声も出ている。

 約2900億円の金融支援の中核を担う、みずほフィナンシャルグループにとってオリコは、個人向けビジネス戦略にすでに組み込まれている。他のメガバンクと違い消費者金融業者と提携していないため、成長が期待される個人向け融資の拡大にはオリコの機能が必要だと判断している。

 みずほは、現在はオリコの筆頭株主ではないが、グループ全体で融資や優先株の保有などを通し計約6千億円の資金を投じている。今回のオリコの再建費用でみずほの業績にも一定の影響が出る見込みだが、2年後にはみずほが約15%の議決権を握り、グループ会社とする意向だ。

 みずほは、出資を促してオリコの筆頭株主に迎えた伊藤忠商事を巻き込んで、オリコ再建を進めてきた。再びみずほがオリコ再建の責任を負うが、グループ内では「個人向け戦略を考えると、結果的にすっきりした」(みずほコーポレート銀行幹部)との声もある。

(朝日新聞ニュース asahi.com 3月7日付けより)

http://www.asahi.com/business/topics/TKY200703070026.html

(引用ここまで)

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(参考資料・・・古いですね)

●オリエントコーポレーション みなし弁済の困難さ等?

(H17年5月27日 金融庁http://www.fsa.go.jp/news/newsj/16/kinyu/f-20050527-1.html資料より)

(株式会社オリエントコーポレーション 飯島会長 提出資料)

  • アコム株式会社 木下社長 提出資料)
  • アコムさんも,参考になる資料が載っていましたので追記します。

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    ☆今日の一言☆

    昨年,「過払い金返還金額」の総額は業界で1兆円と聞いたが・・・。

    どうやら昨今の状況を見ると2兆円近いのかも知れない。。。

    2・13最高裁で過払利息が5%に確定された影響もあるかもしれないですね。

    それにしても,2・13最高裁以降の「過払い金返還訴訟」判決例が待ち遠しいですね。

    また,「最強法律相談室」の中村弁護士も「インフルエンザ」にかかったらしい。

    うーん「魔」の所作かもしれない。。。激務続きだったと思われるので,中村弁護士様にはこの際ゆっくり養生をしていただきたい。慎んで御見舞申し上げます。

    皆さんも「気候変動」が凄まじいので,気を付けましょう!

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    コメント

    そもそもが割賦販売のビジネスモデルがカード貸付が優勢になると、機能しなくなったのに、無理して業務したからでしょう。もはや儲からない業務からは、撤退しかないでしょう。客のことなど考えてられない事態です。
    信販会社が不動産に手を出して90年代後半に焦げ付き救済されたのが第一回め、結果的に日本信販は、なくなった。ライフはアイフルに買収され、アプラスは、やっていけずに新生銀行傘下に。KCは何度あちこちをキャッチボールされたか。そして今楽天の荷物。何とかやっているのは、自動車割賦で利益を上げられるクオーク(元東相信)とJACCSくらいか。オリコが貸金業に手を出したのも、収益性の悪い信販部門を維持するために利益補填をするためでしょう。カードにしても、会員維持費だけで、儲かりもしない。
    貸金業よりも、信販、カード系は、固定費のかかる部門を持っているから、やっていけなくなるでしょう。

    投稿: 吉行誠 | 2007.03.08 15:20

    吉行誠様
    ご訪問&コメントありがとうございました。
    以前ご訪問していただいていた「ダタマイナー」様でしたか。コメントを頂いておりながら大変失礼いたしました。
    「金融ウオッチャー」のお立場から,未熟者の私ではございますが,今後もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

    先ずはお礼まで。

    投稿: yuuki | 2007.03.09 00:38

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