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2007.04.14

■給食費滞納解消に「連帯保証人」!?

‥‥……━★

こんばんは。

NHK等各局でも今回の「給食費滞納」問題で「連帯保証人」をとる自治体が出てきたことが,話題になっています。

このことについて,吉田猫次郎氏のブログに分かりやすく書かれていましたので,転載させて頂きます。

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■(ニュース)給食費:滞納に備え連帯保証人求める

(引用元:吉田猫次郎のBLOG 4月13付より)

http://blog.goo.ne.jp/yoshidanekojiro/d/20070413

 

宇都宮市教委は今年度から、市立小中学校全93校の約4万

人の児童・生徒の保護者に、給食費を滞納した場合に備えて

連帯保証人の記載を求める「納入確約書」の配布を始めた。

配布が始まった新学期初日の9日には、「やり過ぎだ」など

保護者からの抗議電話が数件あったという。(中略)
 

同様の確約書は長野県伊那市などが導入しているといい、

宇都宮市教委学校健康課は「全保護者の意識を高めなければ、

不公平をずっと続けてしまう。理解してほしい」と話している。
(引用元:毎日新聞 2007年4月12日 1時01分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070412k0000m040165000c.html

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* 以下、私(これは吉田猫次郎氏)のコメント。

 
 給食費をきちんと収めさせようとするのはいい。だが、

「連帯保証人」をつけるのは絶対におかしい。たとえそれが単に

形式だけであり、実際に連帯保証人に取り立てに行かないとしても、である。
 百歩譲って、「ただの保証人」ならまだいい。

なぜ「連帯保証人」にする必要があるんだ?「連帯」がつくと

つかないとの違いを知ってるのかよ、役所は!?

 

≪参考~ピンとこない人のために≫

 
 「(ただの)保証人」なら、主債務者と保証人の順序がはっきり

している。主債務者が返済不能になってはじめて、債権者は

保証人に対して取立てできる。主債務者がメインで、保証人は

サブなわけである。

 ところが、「連帯保証人」になると、主債務者と全く同等の責任

を負い、順序が同列、または逆になっても全く文句言えなくなる。

主債務者が支払不能になったかどうかにかかわらず、主債務者

をすっ飛ばして先に連帯保証人に取り立てすることもできるのである。
 

難しく言うと、ただの保証人なら「検索の抗弁権」「催告の抗弁権」

そして「分別の利益」などが守られており、連帯保証人にはそれがないのである。

 
 参考文献: 『連帯保証人』 宝島社 著者は私です。

 猫

(引用ここまで)

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ご参考までに

吉田猫次郎氏の日程(吉田猫次郎のメルマガより一部転載)

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【Vol.127】 2007年4月10日発行/不定期刊/購読者数4900名
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■■勉強会・相談会・講演等のスケジュール■■

4月11日 毎月第2水曜日恒例の無料相談会
         (電話のみ。予約不要。この日だけはどんな相談でもOK)
4月12日 北海道・帯広で講演(一般参加不可)
4月13日 帯広で懇親会(昼間。まだ空き有り。費用は飲食代実費のみ)
4月15日 大阪で勉強会(満員につき予約締め切りました)
4月16日 大阪で個別相談会(但し3名様限定。対象は経営者のみ)
4月21日 東京で連帯保証人制度改革フォーラム(まだ空き有り。相談も可)
4月23日 山口県で講演(詳細未定)
4月25日 東京で勉強会(まだ空き有り)
4月27日 山口県光市で講演会(一般参加不可。JC主催)
5月09日 毎月第2水曜日恒例の無料相談会
     (電話のみ。予約不要。この日だけはどんな相談でもOK)  
5月11日 名古屋で個別相談会(若干名。対象は経営者のみ)
5月12日 名古屋で勉強会(定員17名。本日より募集開始)
5月13日 大阪で勉強会(定員25名。本日より募集開始)
5月25-26日 仙台(詳細未定)

いずれも講師は吉田猫次郎です。
詳細は、http://www.nekojiro.net/study/index.html をご覧下さい。
ご予約、お問合せは、電話でも承っております。→ 03-5625-6170


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【編集後記】
3月と4月は、月の半分以上が出張生活です。
東京には半分もいない・・・(泣)

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【編集・発行責任者】吉田猫次郎 (直メール: ooneko@nekojiro.net )
【発行者ホームページ】  http://www.nekojiro.net/
【発行者ブログ】http://blog.goo.ne.jp/yoshidanekojiro/
【発行システム】『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/

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☆今日の一言☆

「連帯保証人」は日本では,ほとんどの契約書に出てくる言葉ですね。

昔から「連帯保証人」には絶対になるな!と言われて来てます。それは猫次郎氏が言われている内容だからです。しかし,この日本独自ともいえる「連帯保証人」制度は,余りにも日常化してしまっており,皆さんも何らかの形で「連帯保証人」になっている方も多いと思います。

本当に,恐ろしい制度であります。今後「連帯」の文字がせめて無くなる社会になって欲しいと願うのは,私だけではないはずです。

また現在の吉田猫次郎氏を作ったのは,氏の著書を読むと実は「連帯保証人」制度が大きな比重を占めていると伺い知れます。この「連帯保証人」で猫次郎氏も大変な目に遭われたからです。そして現在「啓蒙運動」を通して,「連帯保証人」制度と闘っている方です。

みなさんも,「連帯保証人」になっている書類を,今一度見直されてはいかがでしょうか?

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余談ですが,吉田猫次郎氏は大変な時こそ「美味しいものを食べる」「旅行にも行きなさい」と言われています。

確かに「腹が減っては戦はできない」という格言もありますが,「旅行」に行くのは中々大変ではないでしょうか。(自殺旅行は駄目ですよ!)

しかし何と猫次郎氏は,こんなに忙しい中でも日程をこじ開けて「ハワイ」まで行ったようです。http://blog.goo.ne.jp/yoshidanekojiro/d/20070406

有言実行とはこのことですね。見習いたいものです・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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