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2007.05.16

■債権者側から見た「現状分析」・・・借入れ3社以上は「不良顧客か?」

‥‥……━★

こんばんは。(今日2回目)

昨日いよいよ憲法改正の為の「国民投票法」が可決されました。この事は,また後日書きたいと思います。この事こそ,これからの「ブログ」のあり方が問われるからです。

さて,今回のタイトルですが,内容がとても分かりやすいので,下記メルマガから転載させて頂きます。(興味のある方はメルマガ登録されてはいかがでしょうか?)

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消費者金融・信販各社の07年3月決算分析!それを睨んだ業界と金融庁の動きとは?

発行人  : Masa
URL  : http://blog01.sea-manta.net/
メルアド : ma3437@yahoo.co.jp
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毎度お世話になります、Masaです。

以前から決算予測をお伝えしていましたが、遂にアイフル、

アコム、プロミス、武富士の大手消費者金融4社の2007年3月

期の連結決算が5月10日に出そろいました。

この4社合計の最終赤字は1兆7085億円(前期は2203億円の

黒字)と予測より巨額になっています。

この前期との落差は何なんでしょうか・・・?

それぞれ詳しく見てみましょう。

武富士は5月10日、2007年3月期は4812億円の赤字と発表しました。

今後の見通しは貸し倒れリスクが高い顧客の融資を絞り込むこと

から、営業貸付金残高は減少するものの、前期に積んだ借り手

からの利息返還金請求に伴う引当金が減少するため、2008年

3月期の連結業績では当期純損益が536億円の黒字になると発表しています。
 
営業収益について2009年末の改正貸金業法施行による上限

金利引き下げを控え、高い金利で貸し出す顧客の融資を絞り

込んでいる為、貸付金残高が減少することから2897億円(前期

は3289億円)と減る見込みとなりました。


次にアイフルが5月9日発表した2007年3月期の連結決算は、

最終損益が4112億円の赤字(前期は658億円の黒字)に転落しました。

昨年4月に強引な取り立てなどの違法行為で、金融庁から業務

停止命令を受け、顧客離れが進んだことも響いているようです。

最終赤字に陥るのは創業以来初めてで、原因となった過払い

利息の返還は毎月20億~40億円に達しており、「高位で安定

している状態」(福田吉孝社長)
といいます。このため、利息返還に伴う費用は1130億円に膨ら

み、貸し倒れ関連費用も3403億円に上り、赤字を膨らませる一因となっています。

すでにアイフルは、トライトなどの消費者金融子会社4社を経営

統合するとともに、グループで正社員400人を削減するといった

リストラ策も発表しました。

また、業務停止や法改正を受け、与信審査を厳格化したことから

新規顧客の成約率も低下し、売上高に相当する営業収益は前期

比9・2%減の4990億円に止まりました。

ただ今後について2008年3月期の業績見通しとして営業収益が

17・9%減の4098億円と予想していますが、利息返還費用の

計上が一巡するなどで、最終損益は320億円の黒字に転換する見込みとしています。 



信販業界を見わたすと、早くからキャッシング金利を下げ、

ショッピング中心の戦略をとってきたジャックスでも5月9日、

08年3月期連結の経常損益が70億円の赤字になるとの見通しを発表しました。

赤字とはいえ、消費者金融とは金額に差がありますね~。

貸金業規制法の改正に伴い、貸し倒れ引当金を積み増すため

で、経常赤字は1954年の創業以来初のことです。同社は前述

の通り高金利のグレーゾーンでの貸し出しを97年にやめていま

すが、貸し倒れに備えた引き当てを強化することにしたとしています。


一方、三菱UFJニコスは5月7日、2007年3月期の連結業績と

して売上高が前年比14.6%増の3676億円、経常利益は

同66.9%減の203億円、当期純損益は521億円の赤字と発表しました。

ただ、2008年3月期の連結業績予想について、当期純損益が

155億円の黒字(前期は521億円の赤字)になると発表して

います。理由として2007年3月期に積んだ利息返還請求に

かかわる損失引当金と貸倒引当金が減ることに加え、今年4月

に合併したディーシーカードの効果を見込んで増益を図るとのことでした。



いかがですか?

ざっと見ただけですが、消費者金融業界も信販業界もなんか共通してませんか?

つまり、2007年3月決算は過払い金請求に対する積立金が

巨額になるので赤字だけど、今後は金利も下げて審査も厳しく

して、優良顧客を相手にしていくから2008年は黒字になる、ってことです。

早速、アコムは5月10日、貸出金利の上限を6月中旬から

年18%に引き下げる方針を固めました。

貸金業規制法改正で3年後をめどに現在は年29.2%の上限

金利が20%以下に引き下げられるのに先駆けた措置ですが、

同様の引き下げは中堅消費者金融やカード会社が始めている

ものの、消費者金融大手ではアコムが初めてです。

当然、上限金利の引き下げにより優良顧客を囲い込む狙いで、

他社も追随することとなるでしょう。

アコムの現在の貸出金利の上限は年27.375%で、

利息制限法の上限を超えていますが、新規貸出分から年18%

に引き下げる予定です。

法改正で引き下げは決まっているものの、現行はグレーゾーン

金利として取り扱われているため、大手は先行引き下げに消極的でした。
しかし、コレだけ利息制限法を超える過去の「過払い分」の返還

請求が相次ぐと、大幅な赤字決算の原因となっているため、金利

を下げることで優良顧客を囲い込む方が将来的には経営の安定

につながると判断した模様です。

既に同様の動きは新生銀行の関連会社の中堅消費者金融

シンキが4月から実施しており、カード会社でも、三井住友カード

やオリコなどが引き下げています。

でもコレで解決と言うわけではありません。


「3年後の業界環境がどうなるか全く読めない。不安だ」。

コレは最大手、アイフルの福田吉孝社長が記者会見で言った言葉です。

いくら過払い返還請求に備えた引き当てが一段落するし、

リストラ効果によるコスト削減は期待できても、新たな収益拡大

は現段階で見込めそうにないからです。

同法の施行で上限金利が引き下げられると、高金利の貸し出し

ができないだけでなく、年収の一定割合までしか借金ができない

「総量規制」も始まります。

当然消費者金融市場のパイが縮小するのは確実ですし、返済

が滞った分を高金利で補う手法が今後は取れなくなるため、

各社とも既に優良顧客だけに貸し出しを絞り始めているところ

へ銀行とカード会社が参入してくるのも脅威です。

カード会社は既に、上限金利を利息制限法の範囲内に引き

下げ、優良顧客を囲い込み始めています。

メガバンクで唯一消費者金融事業を手がけてこなかったみずほ

銀行も、2008年3月にも自行のATM(現金自動受払機)で個人

向けカードローン事業に乗り出す方針を固めています。
 
他のメガバンクも、高収益をあてに関係を深めていた消費者

金融が思わぬ赤字となったことで、経営への関与を強めて来る

でしょうし、銀行と提携関係にある大手以外の将来は更に厳しいと言えるでしょう。

特に引当金積み増しなどの財務処理を行えない中小・中堅業者

は廃業を余儀なくされていて、独立系の武富士の近藤光社長は

「新しい上限金利では我々といえども苦しい。中小では相当な

業界再編がすすむだろう」と予想しており、なんと近藤社長自身

が「資本面も含めてあらゆる提携を検討する」と述べるなど、

今までになかった動きが出てきており、再編の動きは遂に大手まで及ぶ勢いです。


それでも、原因となった行政側はクールです。

五味廣文・金融庁長官は5月7日の定例会見で、消費者金融

など貸金業者の2007年3月期の赤字決算予想が相次いで

いることについて、「大幅な下方修正だが、足元における過払い

金返還請求の急増とこれに伴う引当金の負担の増大がある」

との認識を示しました。
 
さらに「将来をみると、貸金業法の改正によって上限金利が引き

下げられ、総量規制が導入されることで、貸金業者の業績を

めぐる経営環境は厳しいものになる」と述べ「大手の業者は

さまざまなリストラの取り組みを公表している。新しい経営環境

の下で、それぞれの事業戦略を確立するのは大変重要。

改正貸金業法の要請を踏まえて、法令順守体制、内部管理

体制の整備に取り組んでいってほしい」との認識を示しています。

・・・完全にひとごとですね(苦笑)

というか、おそらく昔の金融庁主導のメガバンク合併のように、

水面下で金融庁主導の合併を目論んでるに違いない。

そう睨んでます(笑)

さあ、合併の前提条件である3月決算が出揃いました。

これからの動きが注目ですね。

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

いつも思いますが,このメルマガは本当に役立つ情報と分析内容で一杯です。

皆さんはどう思われましたでしょうか?「貸し出し規制」「総量規制」・・・。消費者金融会社で3社以上借り入れをしている方は,みんな該当するらしいです。。。

今後,債務整理も加速度的に増えていくと思います。

「最強法律相談室」の中村弁護士様も,今日のブログ「弁護士過疎地」で下記のよう言われています。

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-05.html#20070515

「とりあえず私のやっている債務整理や過払金の分野だけは日本全国、都会でも過疎地でも関係なく依頼を受けているので、近所に弁護士がいないため困っている方も気軽に相談してほしい。」

皆さん,一歩前進で未来が開かれます!

少しの勇気を出して下さい。そうすれば,いろんな所で解決の糸口があります。

「大地に倒れし者は,大地を支えに」立ち上がらなければなりません。

「借金で大変な思いをしている方は,借金をキッカケに人生を立て直しましょう!

その時は「今」です!

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