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2007.05.25

■銀行債権の路地裏からの脱出!?(サービサーの役割!とは?)

‥‥……━★

こんばんは。

みなさん,債権回収会社(通称:サービサー)をご存じでしょうか?名前はどこかで聞いた事がある方も多いと思います。一番有名なのはニュースでよく出てくる「整理回収機構」ではないでしょうか?サービサー業務の主な内容は「不良債権の買取・回収」が主との事で す。

なお,債権回収会社(サービサー)は法務大臣の認可が必要です。(よく紛らわしい会社名で架空請求される場合があります(ハガキDM・FAXの類です)ので,気を付けましょう!)

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●債権回収会社(サービサー)制度については,次のサイトをご覧下さい。http://www.moj.go.jp/KANBOU/HOUSEI/chousa01.html

●概略について詳しく記載されていましたので,次のサイトのご紹介と引用をさせていただきます。wisdom(出典:ビジネス用語辞典より)

http://www.blwisdom.com/word/key/100037.html

サービサーは、債権回収を専門に行う会社である。債権回収に必要ないろいろなサービスを総合的に提供することから、サービサーと呼ばれる。

従来、債権回収業務は、弁護士にだけしか許されていなかったが、民間企業が債権回収サービスを提供するという、サー ビサー制度を創設する目的で、弁護士法に例外規定を設ける改正を行った。

1998年(平成10年)の国会で、議員立法によって「債権管理回収業に関する特別措置法」(通称サービサー法)が可決成立し、10月16日に公布、翌1999年(平成11年)2月1日に施行された。

民間サービサー制度が創設された背景には、金融機関などの不良債権処理を促進するという大きな目的がある。

債権回収には、競売など煩雑で時間のかかる業務が多く、その割に回収できる金額が少ないことや、税務上もなかなか損金として認められず、有税償却をせざるを得ないことが多いなど、業務上も制度上も、不良債権処理が進まない要因があった。

この点、サービサーは回収専門会社として、債権者から回収の委託を受けるか、債権を譲り受けて回収を行うので、今まで以上に金融機関の不良債権の処理が促進されることが期待できる。

(2005年12月1日掲載)

●不良債権ふりょうさいけん)とは、銀行など金融機関の貸付(融資)先企業の経営悪化や倒産などの理由から、回収困難になる可能性が高い貸付金(金融機関から見た債権)をいう。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%89%AF%E5%82%B5%E6%A8%A9

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今回一番ご紹介したい記事が,いつも引用させていただいている「吉田猫次郎氏のブログ」に出ていましたので,転載させていただきます。

■田崎先生に救われた人

(吉田猫次郎のBLOG 5月24日付けより転載)

http://blog.goo.ne.jp/yoshidanekojiro/d/20070524

先程、田崎達磨先生に生前お世話になったという方が、猫研に相談に来た。住宅ローンのほうは田崎先生のおかげでほぼ解決済みなので、今回は実家の事業のことで相談に乗ってほしいと、猫研を訪ねてきてくれたのだ。

田崎さんのアドバイス内容を聞いたが、さすが的確だった。
自宅売却後の住宅ローン残債が4000万円以上残っていて、これが最近、○○銀行からXXXXXX債権回収という会社に債権譲渡されたが、田崎さんの生前のアドバイスに従って自力で交渉したところ、なんと5千円x20回=計10万円だけ払うことで話がついたそうだ。残り3990万円以上は免除!

ひととおり相談を受けた後、雑談で、田崎先生の話題で盛り上がった。
日立の事務所で叱られたこと、相談料金をまけてくれたこと、亡くなる直前に病院を抜け出して冗談を飛ばしながら明るく振る舞っていたこと、など・・・。
聞いていてジーンときた。

田崎先生は間違いなく天国にいる。

 

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

私は「田崎先生」については直接知りませんが,吉田猫次郎氏のHP

http://www.nekojiro.net/)を見た時に,大変有名な方と知りました。

沢山の方々を「借金」から救われており,亡くなられていたとは知りませんでした。とても残念です・・・。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

話は戻りますが,私が初めてサービサーという言葉を知ったのは,本のリンクにも出していますが,吉田猫次郎氏の著作「猫の手、貸します その借金、なんとかしましょう」でした。そんな会社や債権の裏処理(表にあまり出ないという意味です)が存在していたのか・・・。「グレーゾーン金利」や「特定調停」「過払い金」を初めて知った時ぐらいのインパクトがありました。

既に説明のとおり,サービサーは銀行等の不良債権を買ってくれる会社のことです。

では,不良債権とはなんでしょう?(下記は企業の場合ですが,個人においても同様です)

簡単な例として,

土地家屋をローン(証書貸し付け)で銀行等(金融機関)から借り入れをします。そうすると必ず,不動産に対して根抵当権を銀行等は設定してきます。そして不動産を手に入れて,ローン(借金)を毎月分割返済して行くことになります。

順調に返済できれば何も問題はありません。

しかし,「バブル」期に土地家屋の担保価格よりも高く貸し付けをした場合や,その他の理由で回収不能な金額が発生したのが「不良債権」です。

それを解決する為に出来たのが,サービサーと言われています。

例として,

バブル期に不動産の担保価値が1億円あったとします。それが15年程たって6000万円しか価値が無くなってしまった。そして返済も不景気で滞る・・・。

そして,

↓銀行等からは返済を要求される

↓返済不能(半年ほど)

↓代位弁済

↓担保不動産の競売開始決定(登記上の差し押さえ)

↓裁判所による競売物件の査定(不動産価値の調査)

↓競売の公示(入札開始)

↓競売改札(落札・・・3回まで)

↓競売物件の売却許可決定

↓競売物件の所有者変更(裁判所の職権で登記・・・任意売却と違い登記費用が不要)

売却代金の納付(競売開始決定から,ここまで早くて約1年程)になります。

(競売につてはいろんなサイトで書かれていますので,ネットで調べて見て下さい。私は「希望大地経営研究会」http://gmmi.jp/doc05.shtml様の資料を参考にさせて頂きました。)

この手続きを経て,やっと競売で落札された代金を「銀行」等が受け取れます。

借入金が1億円-競売落札代金を6000万円とすると,約4000万円が不良債権(回収が出来ない債権)になります。

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長くなりましたが,この不良債権になった4000万円をサービサーは買い取る(銀行等が売りつける?)のです。

いくらで?4000万円です・・・が違うようです。額面は4000万円ですが,実際は債権の3%~8%と以前はいわれていました。しかし猫次郎氏のブログでは,0.25%(4000万円に対して10万円)と報告されています。驚異的です!

今回のは,あくまでも特殊な例なのかもしれません。相場の目安としては1.6%前後かと思います。(4000万円なら60万円程が相場のようです。交渉次第で0.25%まで可能だと言うことなのでしょうか・・・。凄い交渉ですね(^^;)

どちらにしても,サービサーは4000万円の債権でも数千円単位で買い取るような事を何処かの記事で見たような気がします。(たぶん「猫研」の記事では・・・。)

幾らで買い取っているかは「闇」の中なので分かりません。(銀行とサービサーの契約なので・・・。当然秘密なのでしょう)

破産するにもこれぐらい(弁護士に依頼の場合:30~50万円/1人)の金額が必要なので,債権回収会社(サービサー)と交渉して「債務の免除」をお願いしてみてはいかがでしょうか?保証人になっている方も助かるのでは。。。

債権回収会社(サービサー)としても,不動産や給与等で回収できない金額の債権を買っているのですから,ソロバンがあえば相談に応じてもられると思います。

駄目なら,破産手続き等の法的処理をすれば良いのですから(^^;)

(長々となってしまいましたが,この辺りで失礼します)

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