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2007.06.11

■債権者側から見た,「6・7最高裁判決」の波紋・・・武富士の動向に変化!?

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再度こんにちは。

さすがに天候が不順ですね。おかげで風邪がなかなか治りません・・・。

ところで「6・7最高裁判決」の影響が,消費者金融会社側にも徐々に現れ始めているようですので,いつもの金融会社側のメルマガをご紹介させていただきます。

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■最高裁新判決!この判決の業界に及ぼす影響は?!○○○は大丈夫?

発行人  : Masa
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『裏キャッシング道!現役信販マンのカード業界ウラ話』
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毎度お世話になります、Masaです。


6月7日に最高裁第1小法廷で興味深い判決がありました。

カードローン契約で、利息制限法の上限(残元本に応じて15~20%)を超えて消費者金融会社に支払った「過払い金」について、新たな借り入れの返済に充当できるかが争点となった訴訟の上告審判決が最高裁第1小法廷であり、甲斐中辰夫裁判長は「充当は可能」との初判断を示しました。

会社側の上告を退け、過払い金約225万円の支払いなどを命じた2審・広島高裁判決が確定した形となります。

判決理由で甲斐中裁判長は「少なくとも、当事者間に過払い金を新たな借入金債務に充当する旨の合意があれば、その合意に従った充当は可能」と判示しました。

両者間で締結されていた基本契約について「弁済当時、他の借入金債務が存在しないときでも、その後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいると解するのが相当」としています。

2審判決によると、広島市の男性は昭和63年以降、消費者金融会社「オリエントコーポレーション」から断続的に借り入れと返済を行ってきましたが、平成16年に、それまでの取引を利息制限法の制限利率で計算し直したところ、3年末から過払い金が発生していることが判明し、4年以降の新たな借り入れの返済への充当を除いた分について返還を求めて提訴していたものでした。

さあ、この判決の影響が様々あるのは当然として、気になるのはやはり最近の動きとして、現行の契約を出金停止等に絡めて新しい契約に切り替えていた武富士などへの影響です。

この判例によれば、新しく契約しても内容によっては過払い金を返済に充当できるわけで、切り替えた意味がなくなってしまいます。

新しい契約時に新たな借入れには充当しないと約款に明示すればいいのでしょうが、サスガに消費者契約法等もありますから、契約者に著しく不利な形での約款は作れませんので、その辺の兼ね合いが難しいところなんですけどね。

ちなみに武富士の新しい契約書の約款には

「なお、従前の契約書は本契約及び武富士カード会員規約により更新され、 契約関係が継続するとともに、既存の借入について今後は本契約書及び武富士カード会員規約の規定が適用されます。したがって、既存の借入れ残元本は、本契約書に基づく借入金として引き継がれ、あらたな借入れをした時は、あらたな借入金との合計額の相当する借入れを行ったものとされます。」

とあるらしいです。

この内容ではこの判決の影響をモロに受ける可能性が大ですね~。

そのせいかどうか判りませんが、同7日に武富士は、貸出金利の上限を今月12日から年15~18%に引き下げると発表しました(笑)

大手消費者金融としてはアコム・アイフルに続いて3社目となりました。

改正貸金業法も着実に本施行に向けて準備中であり、まず最初の難関である新貸金業協会の発足のための素案作りがそろそろ始まるというウワサです。

この新貸金業協会は業者による協会で自主規制を行なうという形をとりますが、相当な強制力を持つ団体として発足されそうであり、金融庁・弁護士団体や業界の駆け引きが更に激化しそうな感じです。

また、動きがあればお伝えしますね。

(省略)

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

「6・7最高裁判決」は,やはり今後の大きな「過払い金返還訴訟」で大きな役割をする重要な判例のようです。「2・13最高裁判決」で押され気味な感じがしていましたが,「反転攻勢」で頑張りましょう!

それから,「最強法律相談室」ブログ6月10日付け「事件の背後に多重債務あり 」というタイトルで記事が書かれていました。http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-06.html#20070610

内容の一部です。

「報道によると、愛知県警の捜査情報漏洩事件で逮捕された元警察官はサラ金に多額の借金があったそうだ。詳細は分からないが、借金に追いつめられて道を踏みはずしたとすれば、大変残念である。」

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私も以前書かせて頂いたかと思いますが,公務員等の場合は金融会社等からの「与信枠」が比較的大きく貸し出されるようです。

信販会社系なら利息制限法以下の所が多いですから・・・減額は難しいかも知れませんが,民事再生等もあるので・・・やはり早めに弁護士等へ相談をするか,回りの方が教えてあげるしか無いかもしれません。。。

それにして,一生懸命に公務に励んでいて「借金」がひょっとして過払いで「無くなって」いたかもしれないと思うと,何とも気の毒としか思えません。。。

(とりあえずこの辺りで失礼します)

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