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2007.06.08

■待ちに待った6・7最高裁判決への「最強法律相談室」様からコメントが出ました。

‥‥……━★

こんばんは。

皆さんも,きっとやきもきされていたと思います。

待ちに待った「最強法律相談室」(周南法律事務所)の中村弁護士様から,今回の最高裁判決へのコメントが出ましたね。

お忙しい中にも関わらず,ブログ記事を掲載して頂き大変ありがたいですね。感謝感謝です(^^)

下記に転載させて頂きます。

「最強法律相談室」(山口県 周南法律事務所)
HP→ http://www.sarakure.jp/
メール→ info@sarakure.jp
判例紹介HP→http://www.sarakure.jp/hanrei.html

現在もメール・電話等相談者が急増中。「本人訴訟型」の方もご相談されてはどうでしょうか!
無料ですからこそ,より有意義なご相談を!
 
弁護士  中村 覚 ↓ (メール相談ご担当)
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弁護士  田畑 元久↓             
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の3名の方々です。(過去ブログより)
 
山口県周南市弥生町3丁目2番地 周南法律事務所
TEL0834(31)4132
FAX0834(32)8091
山口県弁護士会所属

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■6・7最高裁判決について

(「最強法律相談室」様ブログ 6月8日付より転載)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-06.html#20070608

昨日最高裁第一小法廷は、オリコの事件で、過払金の充当に関する重要な判決を出した。

 報道された事実関係も参考にすると、ポイントは以下の二つである。
 第一は、オリコカードとアメニテイカードという二つのカードローンの基本契約が存在する場合でも、充当の対象となるのは全体としての借入金債務であるとしたこと。
 第二は、各基本契約は、過払金を、弁済当時存在する他の借入金債務に充当することはもとより、弁済当時他の借入金債務が存在しないときでもその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいるとしたこと。

 特に第二点は、平成15年7・18最高裁判決の到達点を明確に前進させたものと評価してよいだろう。
 もっともこの最高裁判決が、充当の根拠を、広島高裁の「当然充当」ではなく、「合意」としている点は、純理論的には批判があると思われる。
 しかし、①最高裁判決自身が、「原審の前記判断は、これと同旨をいうものとして是認することができる」としていること、②合意の存在を、一般的な基本契約の事例で直ちに認定していること、を考慮するなら、純理論的な問題にあまり目くじらを立てる必要はないと考える。

 今回の事例は、二つの基本契約に基づく取引がほぼ同時期に並列的に行われた事例である。したがって、一つの基本契約に基づく取引がいったん終了した後に、新たに別の基本契約を締結して取引がスタートした事例とは異なる。
 しかし最高裁判決が示した上記の理屈を、いったん終了事例にそのまま当てはめると、同じ結論が導かれるはずである。
 いずれにしても、この種事例での最高裁の明快な判断が待たれる。

sarakure110 at 16:03

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

昨日は中村弁護士様からコメントが出ていなかったので,みなさん本当にやきもきしましたね。私もあれこれと考えてましたが,ブログUPした時点で力尽きましたzzz

今回の6・7最高裁判決は,どうやら私は読み違いをしたようです。(いつもの早合点です。ご容赦下さい<(_ _)>)

中村弁護士様が言われる次の点で分かりました。

『今回の事例は、二つの基本契約に基づく取引がほぼ同時期に並列的に行われた事例である。したがって、一つの基本契約に基づく取引がいったん終了した後に、新たに別の基本契約を締結して取引がスタートした事例とは異なる。』

確かに再度判決文を読み直すとその様に書かれています。私は今回の判決は「直列の契約」(第1借り入れ→第2借り入れ)と思っていましたが,実は「並列の契約」(2本立て)になっていたようです。

昔からあるよくあるタイプですね。中には3本立てや4本立てもある取り引きもあるようです。

2・13最高裁判決は「不動産会社」と「金融会社」が平行にそれぞれ違う基本契約の場合に対して,今回は「個人」と「金融会社」で平行でカードは2枚でも充当OK!という判例なので,大変有効と改めて思いました。(6月9日時点での訂正・・・2枚でも個別で充当OK!)

私は当初から,まるっきり簡単に解釈してしまっているので,今回中村弁護士様のご教示は複雑な事例がまだまだあるので,「気を引き締めなさい」・・・といわれているように思われます。中村先生ありがとうございました<(_ _)>

何はともあれ,過払い金返還に於いて,業者側からの解決のスピードUPが今後予想されるのは間違いない?と思っています。(過払い利息5%がドンドン増えますから)

まだまだ気を許せませんが,とにかく今回の最高裁判決は「過払い金返還」へ2・13最高裁判決の前に帰ったような気がします。これでQ&A本もさらに使えるし,大きな前進となるでしょう!

それにしても,もっと簡単で明確に「利息制限法超過の利息は,自動充当して利息5%と訴訟費用経費+架空請求慰謝料もつけてスグに返還しなさい・・・」というような最高裁判決が欲しいですね(^^;)

(取りあえずこのあたりで失礼致します)

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コメント

yuuki様

え?え?ちょっと、えー?そうなんですか?!

>第一は、オリコカードとアメニテイカードという二つのカードローンの基本契約が存在する場合でも、充当の対象となるのは全体としての借入金債務であるとしたこと。

>今回は「個人」と「金融会社」で平行でカードは2枚でも充当OK!という判例なので,大変有効と改めて思いました。

ていうか、「オリコカード」と「アメニテイカード」の二つのカードを、充当OKだったんですか?
私はてっきり、いちいち「各」って書いてあるから、いくらなんでも、二つのカードが充当されたわけではなく、『「オリコカード」内で、いったん完済しただけなら、全体としての借入金債務だから、充当ね。それは、「アメニテイカード」内でも同じだよ』ってかんじなのかと、思っていましたが、勘違いなんですね。
じゃあ、もっと嬉しいんですけど!
「合意」どうこうは、それそのまま使っちゃえばいいと思って、今、ある方の準備書面にさっそく使っちゃおうと、作成ちゅうです(笑)

投稿: あさぎり | 2007.06.08 19:21

あさぎり様

こんばんは^^私もかなり勘違いしていました。
本当に,法律用語は判りにくいですね。

もっと現代語訳にした通解のような文章を付記して欲しいものです。いつも思うのは,国語でいえば古文を読んでいるような錯覚になります。

それにしても,今回といい前回といい,突然最高裁判決が出るので,一喜一憂ばかりですね(^^ゞ

今回の条件に当てはまる方は,良かったと思います。後は,第1取引→完済→第2取引で充当のような判例が最高裁で出るのを待ちたいですね。

連日お疲れさまでした。私も今日は早めに休みますZzz。

投稿: yuuki | 2007.06.08 23:31

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