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2007年8月の記事

2007.08.31

■「武富士」VS「公共団体」・・・訴訟は全国初!

‥‥……━★

こんばんは。(2回目です・・・所用で席を外していました。)

いよいよ「過払い金」=「滞納税金への補充」の流れが本格的に始まったようです。

2つの記事を引用させて頂きたいと思います。

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税滞納者の過払い利息、支払い求め消費者金融提訴へ…茨城

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070830i204.htm

地方税の滞納者が利息制限法の上限を超えて消費者金融に支払った利息は、自治体の債権に当たるとして、茨城県内の自治体の徴収業務を代行している「茨城租税債権管理機構」(水戸市)が、金融業者を相手取り、過払い分の支払いを求めて提訴する方針を固めた。

 30日午後に正式決定する。同機構によると、過払い利息をめぐり、公共団体が業者を訴えるのは全国初という。

 同機構によると、地方税の滞納者の中に、同法の上限(年15~20%)を上回る金利で借金をし、これまでに計約160万円分が過払いになっているケースが判明。消費者金融会社に対し、同額分の差し押さえを4月に通知したが、支払いに応じないため、提訴に踏み切ることを決めたという。

 昨年1月の最高裁判決で、同法の上限を上回る「グレーゾーン金利」を事実上認めないとする判断が示されたことなどから、消費者金融に対し、顧客からの過払い利息の返還請求が急増。今年3月には、神奈川県や兵庫県芦屋市が過払い利息の差し押さえに着手するなど、自治体の取り組みも広がっている。

(2007年8月30日11時13分  読売新聞)
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過払い金取り立てへ武富士を提訴=税の滞納整理で全国初-茨城
(時事ドットコム 2007/08/30-16:39)
 
地方税の滞納整理を目的に茨城県内の全市町村で構成する一部事務組合「茨城租税債権管理機構」は30日、大手消費者金融の武富士を相手取り、滞納者が利息制限法の上限を超えて支払った過払い金とその利息計約166万円を、滞納債権として直接取り立てる民事訴訟を起こすことを決めた。滞納者の消費者金融への過払い金を滞納整理目的で差し押さえた事例は兵庫県芦屋市や神奈川県などであるものの、訴訟に踏み切るのは同機構が全国初という。9月中にも水戸地裁に提訴する予定。
 
 同機構によると、1996年から住民税や固定資産税など計数百万円を滞納していた県内在住者が、消費者金融からの借金返済の過程で利息を過払いしていることが判明。この過払い金を滞納債権として4月に差し押さえたところ、武富士側が支払いを拒否したため、提訴を決断した。
 
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☆今日の一言☆

先にご紹介の記事と合わせて考えて見たいと思います。

この場合(強制的に過払い金の差し押さえ等)は,信用情報機関にはどの様に記録されるのでしょうか?

当然支払いが「遅滞」しているので,「遅滞」は報告されているでしょう。

この場合は「強制債務整理」・・・?

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.30

■信用情報機関への登録情報?・・・続報

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こんばんは。

天候が安定しませんね。今日本の上空では,夏と秋の空気が押し合い合戦をしているようです。雷に豪雨・・・もうすぐ秋かな。

既報で,ご紹介したブログの続報になります(nanaiti様のブログ記事,「取り戻せ!」よりの続報です)

まずはブログ内容を転載させていただきます(nanaiti様ありがとうございます<(_ _)>)

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全国信用情報センター連絡会に行ってきた

(nanaiti様のブログ記事,「取り戻せ!」8月30日付けより先の記載分)

http://blog.livedoor.jp/nanaiti_2tg/archives/2007-08.html#20070830

今日は(12時過ぎたから正確には昨日?)全常連に行って来ました。とはいっても全情連というものは無く、東京近郊であればジャパンデータバンク(JBD)、南東北であれば東北情報センターその他合計33の情報機関が登録しているところが全国信用情報センター連絡会ということです。

私は一応関東某県ですのでJBDということになります。←栃木、群馬の方ごめんなさい。本当は仕事休んでいくつもりでしたが結局午前中は仕事して着いたのは三時半ごろになりました。この時点でCCBに行くこと断念しました。

そして先日郵送では何の情報も出てきませんでしたが、今日は出てきました。なぜ郵送の時出てこなかったかというと・・・先日のブログに訴状の番地が違っていたと書きましたがその間違った番地で登録してありました。ですので全情連に加盟している会社で私の過払い請求した結果は閲覧できていないであろうと推測できます。だからクレカが止まらないのかもしれません。正確な報告できなくなったことお詫びします。

過払い金請求を残高有りでやった結果の登録はやはり「債務整理」という登録になっていました。和解入金済んでいるプロミス、アイフル、アコム「債務整理」CFJは記載無しでした。この四社の残高金額は0と表示。入金待ちの武富士は「延滞」と出ていて残高有り。

ただしこの情報だからといってブラックとはいえないと係員は言っていました。それは

1、債務整理自体はCRIN情報すなわち交流する事故情報ではないないので残高0となっていればCIC,全銀協加盟の会社にはわからないとのこと。私の場合、ニコスは全情連加盟だからNGだがトヨタファイナンスは非加盟だからセーフということになるらしい。ちなみに債務整理とは・・・債務者が債務に関する整理行為を取ったもの。債務者に抗弁権等の存するものとなっていました

2、延滞については延滞解消となった時点でCRIN情報ではなくなり、また今回残高0となるわけだからそれまでに与信等なければ他の情報機関加盟会社にはわからないということです

3、CRIN情報(交流する事故情報の登録は)「延滞」「債権回収」←債権者が法的手続きを取ったもの、なので実際は過払いであってもそれを知らず延滞して先に訴訟されるとなり得ます。「保証履行」「保証契約弁済」「連帯保証人弁済」の5種類。破産等は交流無しというのは意外でした。

そこでふと思った疑問は・・・通常情報が登録されるのは加盟している金融会社からの報告で載るのだから全情連加盟の金融会社の債務だけで破産したら銀行系のでの借り入れはもしかして可能なのではないのでしょうか?CCBなんかの絡みはあるでしょうが・・・

今日調べて確実になった事はありません。結局個人でした場合と弁護士依頼した場合の違いはわかりませんでした。推測ですが債務整理となってクレジットカードが停止となっても全情連加盟ではない会社ならもしかして作れたり、銀行ローンには影響ないのかも?という希望はありそうです。ただしCCBがどのような登録かはわかりません。CICでのプロミスは延滞もなく完了となっていましたが・・・

私のことだけでなく多数の情報があればもっとはっきりしますが、会社によって対応が違うということがあるので絶対はなさそうです。ためしにどこかのクレカ申し込んでみようかな(笑)

(引用ここまで)

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それから抗弁権等の記載参考サイトを捜して見ました・・・非常に詳しく,信用情報についてまとめて記載されています(但し,サイト自体はよく分かりかねますねで,各自のご判断でお願いします

●過払い請求のクレジットカウンセリングドットコムより

 『自分がブラックリストかどうかを調べる』

http://www.c-counselor.com/kabarai/myInfo.html

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☆今日の一言☆

nanaiti様は自腹を切って情報を収集され,さらに「直接確認」までされています。本当に生の情報ですね。大変な中ありがとうございました<(_ _)>

今回の情報の中には,実はとても興味深い事が書かれています。

それは,私も情報機関へ消費者金融会社が与信調査する場合は「名前」「生年月日」「住所」「電話番号」で何でも分かると思っていた点です。

ところが,訴訟時の住所が違うと?信用情報も検索にかからない状況になる「可能性がある」という点ではないかと思います。

言い換えれば,訴訟時に「住所の番地を」少し変えるだけで,信用情報も変わってくるかもしれない・・・?不思議ですね。(郵便物が届く範囲でなければならないのは当然でしょうが・・・)

また先にもご紹介しましたゆう様の情報も合わせて,ご参照してみて下さい。

(今夜はこれで・・・失礼します)

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2007.08.29

■破産・民事再生の記事関連のご紹介。

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こんばんは。

皆既月食はご覧になれましたでしょうか?関東地方はあいにくの雨で駄目だったようです。私はかろうじて,厚い雲間からですが,ぼんやりと見ることができました。何だか「怪奇」な色ですね(^^;)

さて今夜は,突発的な事が重なり大変遅くなりましたので,リンク関係のご紹介で終わらせていただきます。ご参考に!

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不思議と似たような?内容の記事が重なっています。

「破産」についてのブログ記事・・・「最強法律相談室」さん

破産だが本人は納得

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070828

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「民事再生」についてのブログ記事・・・「司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継 」さん

■自転車操業の怖さ

http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/200708270000/

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「債権回収担当者の独り言 ローン」(現役サービサー勤務の方のブログ)

『同僚のH氏は破綻債権の担当をしている。
主に住宅ローンの保証会社の債権である。』
http://loanmaster.seesaa.net/category/1916364-1.html

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☆今日の一言☆

今夜はニュースがいっぱいありました。「内閣」から始まって「朝青龍」そして,事件事故・・・特に「ネット」=「携帯」を使った殺人事件のニュースには心が痛みました。

asahicomhttp://www.asahi.com/national/update/0827/NGY200708270010.html

「闇の職業案内所」なるものがあって,そのサイトで知り合った男達が「金」目当てに,女性が狙われて「殺人」までの凶行に・・・。しかも男の一人には多額の借金があった・・・何とも気の毒な話です。合掌。

「ネット」は「携帯」も含めて,便利に使えばこれ程「有用な物」はありません。逆に「悪用」すれば「無法地帯」という「諸刃の剣」の側面があります。

これは人間のモラルですが・・・やはり「セーフネット」の構築が急がれると思います。

安倍政権には是非この点を頑張って頂きたいと思います。

私の所感ですが,日本にもアメリカのようなCIAをネット上に作る事が急がれます。

事件が起こる前には,必ず何処かで予兆が出ているものです。

現状の警察に於ける,ハイテク犯罪対策等の人数ではとても対応も出来ないでしょう・・・。

それならば,社会問題になっている「ニート」や「引きこもり」の方に「ネット強力費」を出してでも活用してみてはどうでしょうか?現代でいえば「少年探偵団」のネット版です。費用はかかりますが,犯罪が減れば結局・・・警察・検察・弁護士・裁判所・留置所等々の費用が減るのでトータルでは「得」になると思います。どうでしょう?

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.28

■2万円でも、1万円でも、1000円でも弁護士費用は、過払いの場合「着手金無し・成功報酬20%(税別)だけ」・・・「最強法律相談室」様ブログより(更新)

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こんばんは。(2回目です)

いよいよ今週で「夏」が終わりですね。本当に「秋」が来るのか心配ですか?

大丈夫です,「夏は必ず秋となる」です・・・しかし今年の暑さは「記録的!?」だった。

確か気象庁の予報では「冷夏!?」だったような・・・。

その夏の終わりに,天体ショーが8月28日(火)の夕方から始まります。

いよいよ月が消える?・・・「皆既月食」です。詳細は次のサイトに出ていますのでご参考に!

●AstroArts 【特集】2007年8月28日 皆既月食:

http://www.astroarts.co.jp/special/20070828lunar_eclipse/appearance-j.shtml

2万円は少額?

(「最強法律相談室」さんブログ 8月27日より)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070827

少額の過払い(約2万円)を引き受けてほしいというメールをいただいた。

 ある弁護士に相談したところ、1件最低52,500円の費用がかかると言われたとのこと。これでは全額取り戻してももちろん赤字になる。

 この問題はこれまでも何度か書いてきたが、過払金を多く手がけている弁護士、司法書士には、ビジネス上の損得を、ぜひトータルで考えてほしい。
 過払金2万円の依頼を受けて、交渉、裁判をするのは、たしかにそれだけでは、ペイしないかもしれない。しかし、こうした少額事件だけでなく大きな金額の過払い事件もあるのだから、それらを含めたトータルで考えれば、決して損はしていないはずだ。

 私は、2万円でも、1万円でも、1000円でも弁護士費用は、成功報酬25%だけでやっているが、これで損しているとは全く思っていない。
 それに、2万円という金額は、弁護士にとっては少額かもしれないが、多重債務者にとっては決して少額ではない。

 以前、GEに数万円の過払いを請求したら、この程度の金額には対応しないと平然と言ってきた。GEが、どうせ費用的に裁判など出来ないだろうと思っているとしたら、こんなくやしいことはない。この件は最近提訴した。GEの希望通り、和解はせずに、判決にしてもらうつもりである。

 (新着過払金入金情報)
 ・8月27日 しんわ 151万5000円(4件)
        プロミス 110万円

  平成19年の過払金取戻額、本日現在合計3億5987万6757円
 
sarakure110 at 19:15
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☆今日の一言☆
 
古い読者の方はご存じと思いますが・・・「最強法律相談室」さんが訴訟での「過払い金の最低取り戻し額」は300円(武富士)でした。(まだこの記録は破られてないようです)
武富士から過払金300円取り戻し
(2006年12月29日付け「最強法律相談室」さんブログより)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/50902136.html

今回は,それから比べれば・・・。
さて最近はネットを検索すれば,過払いの場合は「着手金無し」が法律事務所でよく見かけるようになりました。
 
私が昔,ネットで検索をしていた頃は,弁護士では「最強法律相談室」さんしか無かったように思います(昔といってもつい2年程前かな?)
 
時代も変わったものですが,まだまだ着手金を取られる方が多いように思います。
元来,債務者(多重債務者)は,元々お金が「悲しいかな」ありません。その為に,法律相談の5000円が払えない方が実に多い。
 
そんな中,早くからメール・電話で「全国無料法律相談」をしていたのが「最強法律相談室」さんでした。ネット上から見れば「画期的な」事だったと思います。(以前,他の法律事務所さんもされていたようですが,中々長続き出来なかった所も多々見受けられます)
 
これからも「最強法律相談室」さんへの「庶民の期待」は増える一方でしょう!
 
激務でしょうが,私もいつまでもご健勝でいて頂きたいと願う「ファン」の一人です。
 
(今夜はこれで失礼します)
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追記:更新
(最強法律相談室)周南法律事務所様
気になる弁護士費用は?
④過払金返還請求 着手金なし。
  成功報酬として、回収出来た金額の20%(消費税別)

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2007.08.27

■生活保護の使命は何処へ?

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こんばんは。

既報でもこの問題をお伝えしましたが,「最強法律相談室」さんのブログにコメントが載っていましたのでご紹介させていただきます。

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餓死事件で刑事告訴

(「最強法律相談室」さんブログ 8月26日付より)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070826

報道によると、北九州市小倉北区の男性が生活保護の辞退届けを強要されて餓死した事件で、弁護士らが、福祉事務所の菊本誓所長を、保護責任者遺棄致死、公務員職権濫用罪で、検察庁に刑事告訴したようだ。

 この事件が報道された時も驚いたが、さらにびっくりしたのは、福祉事務所も市役所も未だに自分たちの誤りを認めていないということ。市のある幹部は、取材に対して「何の問題がある」と言わんばかりの態度を取ったという。

 このような役人には、罰として、1年間給料の支払いを停止したらどうだろうか。
 えっ、それじゃあ飯が食えないって。
 大丈夫、生活保護を申請しなさい。
 
sarakure110 at 22:54
 
(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

それにしても最近は「シンジラレナイ」事件が多いですね。これも「皆既月食」が近い為か?個人的には「地震」の発生がコワイです・・・。

今回の「生活保護」の受給問題も確かに異常としか思えない。これでは「福祉」ではなく「福止」と私は思えます。

また,中村弁護士の「オチ」もうまいですね。

誰も好きこのんで「生活保護」の申請はしたくはないでしょう。しかしどうしても「生きる為」には最後の「望み」の為の「権利」です。

それでなければ何処かの事件で聞いた話ですが,「刑務所に入って生活」する為に「窃盗」をしてまでわざと捕まえてもらった・・・そんな悲しい世の中です。

「民」あっての「国」です。年金問題もそうですが,将来に「安心」がある「社会」こそ本当の「ゆたかな社会」ではないでしょうか?

安倍内閣が新たに発足します。野党も「参議院での権限」を十分使っていく激しい国会が予想されます。

安倍改造内閣の行く末はいかに?(安部首相の行動力・実行力は評価していいと思います。ただ足りないのが,「泣いて馬謖を斬る」決断力だと思います。小泉路線を行かれるのですから,今後は「ハッキリ」した言動のスピードを出せるかどうかと思えてなりません・・・)

そして「国会」も「政党」の駆け引きよりも,「民」の為の議論をより重要視していただきたいと思います。

(先ずはここまで)

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2007.08.26

■アエルの続報(ナイスも含む)。

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こんばんは。

まだまだ酷暑が続きますね。体調管理が大変な夏です。

さて,既報でアエル(旧 日立信販株式会社)の事をご紹介しましたが,詳細なサイトがありますのでご紹介させていただきます。

「庶民の弁護士 伊東良徳」様HPより(以前N太氏より教えて頂きました)

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アエル(旧日立信販)の場合 

8月23日付けより一部転載(見やすくする為に行間を空けさせていただきました<(_ _)>)

http://www.shomin-law.com/shakkinael.html

アエルは、かつては「日立信販株式会社」という会社でした。2001年7月に「アエル株式会社」に名称を変更しました。アエルの場合は、レイクと違って、会社組織に変更はなく、ただ名前が変わっただけです。

会社更生法の適用!

 アエルは、2003年9月に東京地裁に会社更生法の適用を申請し、2004年6月に更生計画が認可され、その更生計画の履行をしていましたが、2007年8月17日付で更生手続を終結しました(8月20日付で登記)。

何か難しい話に思えますが、世間的な表現をすると、負債を抱えて事実上倒産状態になり、裁判所の手続で債権者に債権額を減らした上で返済条件も長期分割にしてもらい、その返済をし終わって、つい最近普通の会社の状態に戻ったということです。

 問題は、会社更生法が適用されて更生計画が認可されると、会社更生手続開始前の債権は、更生計画に入っているもの以外は、債権としての効力を失ってしまうことです。

効力を失った債権は、もちろん、更生手続が終わった後も復活しません。更生計画に入れてもらうためには、一定の期間内に債権の届け出をしなければなりませんが、過払い金債権者(借り主)は、普通、過払いだということを知りませんから、届け出できるはずがありません。

消費者金融に対する過払い金返還請求権も、同じ扱いをされると、会社更生手続開始の日までの分は請求できなくなってしまうわけです。消費者金融の借り主の過払い金債権について、こういう扱いをすることは、非常に不当なことだと思います。

しかし、現に、ライフ(「キャッシングのライフ」:今はアイフル傘下)については、このような扱いがなされ、2000年6月30日以前の過払い金については、ライフは平然とこの主張をしています。

そして、残念ながら、今のところ、裁判所はライフの主張を支持しています。(2005年6月9日、最高裁がライフの主張を支持する決定を出しましたが、判例集にも掲載されず裁判所の判例検索にも出て来ず、前例として価値があるかは疑問です)

 しかし、アエル(同時に会社更生法適用申請のあった「ナイス」についても同じ)については、東京地裁の英断により、過払い金返還請求権については更生債権としない(共益債権として扱う)、つまり更生計画認可後も全部請求できるという扱いがなされています。

 この点について(問い合わせが多いので。同業者からも時々問い合わせがあって閉口しています。これ以上の問い合わせはご遠慮ください)より具体的に説明しますと、東京地裁は2003年11月1日付でアエル(とナイス)の管財人に対して「貸金業に係る貸付契約に関する過払い金債権を共益債権として承認すること」を許可しました。

アエルの管財人は同日付で、当時アエルと交渉中だった弁護士に対して、過払い金請求権については裁判所の許可を得て更生手続から外すことにした、過払い金債権については更生債権としての届け出は不要であり届け出なくても失権効は働かない、過払い金請求は会社更生手続ではなく通常手続でするようにという内容の文書をFAXで送信しました(現実のFAX送信は11月上旬)。

 ですから、結論的には、アエルに対しては、過払い金返還請求は、全額についてできます(それでも、素人の方が本人訴訟で起こしたときに、アエルが会社更生法による失権の主張をしていないのに裁判官が勝手に失権の判断をすることがあり、私のところにも現にそういう相談が来ています。困ったものです)。

 裁判の時の被告は、更生手続中は、「更正会社アエル株式会社管財人ウィルフレッド・ワイ・ホリエ」でしたが、更生手続終了後は、普通の会社と同じように「アエル株式会社」(代表者代表取締役ウィルフレッドワイホリエ)になります。

(省略)

アエルは、最近は、過払い金返還請求の数が急増したのに担当者を大幅に減らしたということで(担当者が泣きを入れています)、訴訟を起こしても引き延ばしのために無内容な答弁書を出すだけで、上のような計算書さえ出してこなくなり、ほとんど反論もなく判決となります。で、判決が出ると1月先くらいの日を言って、この日に払うから支払日までの利息計算をして送ってくれと言ってくるという状態です。

 更生手続が終わったというと、立ち直ったということのはずですが、この会社大丈夫かねえという気持ちが先に立ちます。

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

なるほど,このように説明していただければ分かりやすいですね。

今後の消費者金融の再編の場合にも,裁判所の英断を期待したいと思います。

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.24

■文書提出命令申立を裁判所に却下された場合の即時抗告・・・N太の『どっちもどっち』 特定調停を経て不当利得返還請求訴訟中!より

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こんばんは。

暑さがぶり返してきたようで・・・バテバテです。

さて,「文書提出命令申立を裁判所に却下された場合の即時抗告」につて,N太氏のブログで詳細に書かれていましたので,ご紹介させて頂きます。

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陳述書以外にGEコンシューマーとの取引の存在を直接証明する証拠はなかった事案

(N太の『どっちもどっち』 特定調停を経て不当利得返還請求訴訟中!8月24日付より)

http://blogs.yahoo.co.jp/saiken_saimu/archive/2007/8/24

消費者側が求めた文書提出命令申立を裁判所に却下された場合、即時抗告方法がよく解る裁判例です。
私もGEの控訴理由書の甲号証として、文書提出命令申立書と共に提出しました。

即時抗告申立書も掲載されております^^
兵弁さんの判例検索システム

●061213 札幌高裁 GE
●札幌高裁 平成18年(ラ)第93号 文書提出命令申立一部却下決定に対する抗告事件(平成18年12月13日決定) 
●裁判官 伊藤紘基、北澤晶、石橋俊一(3部) 
●代理人 足立 
●原審 旭川地裁留萌支部 平成18年(モ)第8号、
  本案訴訟 同支部 平成18年(ワ)第10号 不当利得金返還請求事件 

●要旨 
●担当弁護士のコメント 
◎ GEコンシューマーファイナンスに対する文書提出命令申立を却下した原決定(旭川地方裁判所留萌支部)の即時抗告において、札幌高裁は原決定を取り消して取引開始からの帳簿一切の開示を認めました。 
◎ 原決定が文提却下決定を出したことが珍しく(しかも原決定の理由付けが「取引履歴が顧客管理の基本であり消除することなど考えがたい」という申立人の主張を「一般論」のひと言で切り捨てるなど極めて粗雑だった)、GE代理人が乙号証として用いている可能性が高いと考えて公表させていただきます。 
◎ 本件では陳述書以外にGEコンシューマーとの取引の存在を直接証明する証拠はなかったのですが、原決定が「取引事実を認めるに足りる証拠がない」との理由で申立てを却下した点について「その取引事実の存在を証するため本件文書の提出命令を申立てをしているのであるから、証拠がないとの理由で申立てを却下することはできない」と判断しました。 
◎ GEコンシューマーがかつて「10年経過による自動消除システム」による消除の主張をしていたにもかかわらず、近時「13か月あるいは18か月経過によって順次消去するプログラム」と主張している点について、「10年経過による自動消除システムの主張をしていたこと」は「当裁判所に顕著な事実」とまで明示し、「かつてのGEの主張との整合性を欠いて」いて「GEの主張は採用しがたい」とも判断しました。
◎ さらに、GEコンシューマーが「カセットテープに取引履歴に関する情報を記録していた」と主張している点について、「その取引開始当時のオンラインシステムを含むコンピュータ関連の一般的な技術水準に照らし、大手消費者金融業者といえども、多数の顧客との間の取引履歴に関する情報をカセットテープに保存することができるような状況にあったとはいささか考え難い」と判示し、GEの主張それ自体の信用性に疑義を示しました(この点は高裁からGEに対する求釈明も出され、相当興味を持ったポイントだったようです)。

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上記はhttp://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/061213-s.htmlの内容です。

その他,N太氏ブログの「最新のコメント」にて,いつもお世話になっている「あさぎり」様との質疑応答が大変参考になりますのでご覧下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/saiken_saimu/48904908.html#49033750

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☆今日の一言☆

「N太氏」も「あさぎり様」も本当に執念が結実してきていると思います。実りある秋に向けて頑張っていただきたいです。

それから,今問題になっている「勉強を巡る祖父とのトラブルが殺人に・・・」

「最強法律相談室」8月24日ブログから一部引用http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070824

『山口県上関町で発生した男子高校生の祖父殺人事件は、周南地区の若手弁護士数人が私選弁護人として担当することになった。

 当事務所からも私以外の2名がこれに参加する。
 私は「年寄り」なので、もちろん後方支援。少し忙しくなるかもしれない。』

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夏場苦手という・・・中村弁護士がついているので,高校生も良い弁護を受けられると思います。しかし昔堅気の祖父の気持ちも分かりますが,高校生の心境もいかほどだったか・・・それにしても真夏のかわいそうな事件です。

あの大横綱の朝青龍でも精神面でも参っている位ですから・・・。

皆既月食も近いし,地震も多くなって来ている上に記録的な酷暑。いろんな事がまだ続きそうですね。

酷暑といえば,拘置所内ですら「熱中症」で亡くなる程の気候です。http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200708230335.html?ref=rss

特に年配の方は,水分補給に気をつけて。あまりイライラしないようにしましょう。

私も 夏バテ解消の為に,今日は早めに休もうかと思います。

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.23

■いよいよカウントダウンか?・・・借り入れの総量規制が今年末。

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こんばんは。

いよいよ消費者金融業界も,規制の影響が前倒しで出てきそうです。

既に,利息制限法内の貸し付けに順次シフトしてきている会社も増えてきています。

年末までには恐らく実地されて行くのでしょう・・・。

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金融庁、貸金業法の総量規制を年末から実施・実質前倒し

「NIKKEI NET(日経ネット) 8月22日付けより」

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070822AT2C2103321082007.html

金融庁は利用者1人が借りられる金額に上限を設ける貸金業法の「総量規制」を事実上前倒しし、今年末から実施する。同法の完全施行は2009年中をメドとしていたが、利用者の返済能力を超える過剰な貸し付けに早い段階から歯止めをかける。年内に発足予定の貸金業者の業界団体も自主規制ルールに総量規制の前倒しを盛り込む方針で、多重債務者を減らすため官民が共同歩調を取る。

 貸金業法が09年に完全施行されると、貸付残高が利用者の年収の3分の1を超えるような過剰貸し付けは禁止される。また、自社の貸付額が50万円を超えるか、他の業者と合わせた貸付金額が「100万円」を超える場合、貸金業者は源泉徴収票などで利用者の収入をチェックしなければいけなくなる。(07:02)

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

個人で「他の業者と合わせた貸付金額が「100万円」を超える場合」は,殆どの方が当てはまりそうですね・・・。ただし「個人事業」の方は例外のようです・・・抜け道もあるのが何とも。。。

いよいよ自転車操業(借り入れをしなければ,返済できない)の方は,債務整理を本格的に考え直さないといけない時期に来たようです。(200万人ともいわれる多重債務者の行方が心配です)

今後はヤミ金の動きも,さらに活発になるのでは・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.22

■米ゼネラル・エレクトリック(GE)グループがレイクを売却予定!?+「アエル」が更生終了。

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こんばんは。

同じGEでも親会社が,レイクを売却するらしいと朝日新聞ニュ-スに書かれていましたので,ご紹介させていただきます。

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米GE、レイクを売却へ アイフルなどが関心

(朝日新聞ニュース asahi.com 8月22日付より)

http://www.asahi.com/business/update/0821/TKY200708210446.html?ref=rss

2007年08月22日06時28分

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)グループが、日本で消費者金融大手「レイク」を運営する傘下のGEコンシューマー・ファイナンス(GECF)を売却する方針を固めたことがわかった。売却先を募るため9月に入札を実施する予定。業界最大手のアイフルなどが関心を寄せる。規制強化で市場の縮小に直面する消費者金融業界ではプロミスと三洋信販が経営統合する予定で、再編の動きが加速しそうだ。

 消費者金融では過払い利息の返還請求が相次ぎ、上限金利の引き下げや貸出金の総量規制を盛り込んだ貸金業法(旧貸金業規制法)が昨年12月に成立。GECFは、最大400人の希望退職の募集や有人店舗6割削減などを進めてきたが、米GEは急な業績好転は難しいと判断した模様だ。

 米GEグループは98年、レイクを買収。日本で消費者金融事業を強化してきた。最近ではリース中堅の三洋電機クレジットを買収しており、GECFの売却で日本での金融事業の軸足は個人向けから法人向けに移ることになりそうだ。

 GECFの貸付残高は8000億円程度とみられており、国内5位の三洋信販を上回る。本格的な市場縮小を前に生き残りを図るため、7月下旬に業界3位のプロミスが三洋信販との経営統合を発表するなど再編の動きが相次いでおり、GECFに対しても同業以外に外資系金融機関などが関心を持っている模様だ。

 一方、過払い利息の返還請求は業界全体で続いており、「他社の債務まで引き受けるのはリスクが高い」(大手幹部)といった声もある。価格などをめぐって売却交渉が難航する可能性もありそうだ。

(引用ここまで)

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それから「アエル」という消費者金融会社の動きがありました。

詳細が「司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継」ブログ内で書かれていました(更生会社アエルの「更生会社」が取れた?・・・8月17日付け)http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/200708170000/

また,本日の「最強法律相談室」ブログにも「アエルの更生手続きが終了した。」と出ていた。
http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070822

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☆今日の一言☆

先の大阪高裁「架空請求類似」判決の影響もあるのかもしれない?

GE「レイク」は今後一体どうなるのでしょうか?

とにかく,過払いのある方は「早めに」ということでしょう!

(今夜はこれで失礼します)

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■「感動」の甲子園が終わった・・・甲子園が「優勝校」を選んだ?

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こんばんは。

行く夏を惜しむかのように,甲子園の熱戦が終わった。今日は8回から仕事先で見ることができた(感謝)

今年の決勝戦には,昨年のような「スター」がいなかったと昨日書かせていただいた。確かにそうかも知れない・・・実は「チーム」自体がスターだったからだと改めて思った。

決勝戦「佐賀北」VS「広陵」の試合は,人々に深く感銘を与えた「球史」に残る試合だったと思う。

8回まで,4-0で広島「広陵」が勝っていた。普通ならこれで「広陵」の勝ちであろう。広陵のピッチャーも中々打てそうにないタイプ・・・しかしだ,「甲子園の意思」はそうはしなかった。

何と8回裏に満塁HRを含めて5点の逆転。満塁のチャンスを作った「佐賀北」に「甲子園の意思」が圧倒的に「応援」していた。そしてそれに答えた「選手」達に優勝がほほえんだと思う。「広陵」のエースの責任ではないだろう。甲子園が決めたのだから・・・。

8回裏は「佐賀北」のピッチャーがヒットで根性の出塁から始まり,代打もあり満塁。押し出しで1点を「広陵」がプレゼント。そしてさらに甲子園が大いに沸いた,いや「甲子園」が佐賀北を応援しだした。その直後の「満塁HR」は,「甲子園の意思」が働いた結果としか思えない。

HRを打った選手が素晴らしい事には間違いない。広陵の野村ピッチャーもあの大応援団の中で,真っ正面から立ち向かって行った。プロ野球でもこれ程のプレッシャーはないかもしれない・・・。

だが「甲子園」が最後まであきらめなければ,必ず「チャンス」は来るんだよと言わんとするかのように・・・。(耐えて守ってきた「佐賀北」と勝ちを掴みかけた「広陵」との運命の分かれ道だった)

「佐賀北」は開会式後の試合で一番に甲子園で勝ち,延長再試合も経験してきた。本当に「甲子園」と共にいや「甲子園」が育てたといってもいいだろう。今回の出場校では恐らく「無名」に近い高校と思う。それが「甲子園」で「急激に成長」したのだ。まさに「大型台風」のような成長力としか思えない。そして「佐賀北」の優勝で終わった。(ドラマでもこうはいかないだろう)

私の内心の予想では,「佐賀北」が勝つと思っていた。これは昨年に続いて「佐賀北」が延長再試合を制した勝者であったためだ。しかし,8回表を見て私は「広陵」の勝ちと思った。恐らく全国の殆どの方もそう思ったに違いない。ヒットの数は,「広陵」が遙かに勝っていた。「広陵」の野村ピッチャーも自ら2打点を叩き出した。

最後は,これまた昨年同様「ピッチャー対決」での決着。出来すぎのシナリオであろう。

広陵の野村ピッチャーは打たれても「笑顔」が素晴らしかった。なかなかあの状況で「笑顔」は出せないだろう。私は昨年の「ハンカチ王子」のように「さわやか王子」が誕生すると思ったものだ。昨年の駒大苫小牧の田中投手といい,本物のピッチャーは違うと思った。

「佐賀北高校」は公立高校,解説の方も話していたが全国の公立高校の方に「希望」を与えたと言われていたのが印象に残った。さぞかし地元は凄まじい興奮のルツボになったことだろう・・・。

既報の漫才師「島田洋七」さんも応援で困っていたようだが,きっと満足されたのではないだろうか?(中日新聞ニュース・決勝前のコメント掲載)http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007082202042845.html

両校とも素晴らしい戦いだった。本当にありがとう!

今年も,故 阿久悠さんが言われていた「いい夏」「いい夏」で終わったように思った。

甲子園は,また私達に「勇気」と「希望」を与えてくれた。ああ~栄冠は君に輝く♪

選手・大会関係者の方々に感謝!

来年の「夏の甲子園」にまたお会いしたい。

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■まとめ最高裁7・19判決まで・・・「みなとみらい司法書士」さんHPより+甲子園決勝への所感。

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こんばんは。

今年はどうやら「酷暑」の夏らしい・・・もうバテバテである。

夏の甲子園もいよいよ決勝戦。何か凄く早かったような気がする。

「佐賀北」(佐賀県)対「広陵」(広島県)は,どちらが勝っても初優勝らしい。昨年のような飛び抜けたスターはいないが,記録的な「酷暑」の中きっと今年も素晴らしい試合をされるであろう。応援団の方も含めて最後の闘いになる。両者とも頑張れ!

今回の対戦で「応援」で困っている方も多いと思います。それは(佐賀)と(広島)の両方に縁のある方です・・・その中でも漫才師の「島田洋七」本名 徳永 昭廣(とくなが あきひろ)さんはどちらを応援されるのだろうか?

「佐賀のがばいばあちゃん」で一躍復活した「島田洋七」さんは,貧乏な時期を広島にいる母親から離れて,小学校低学年~中学3年の間を「佐賀県」で過ごしている。書籍を読むと,あまりにも貧乏だったらしい・・・運動は「がばいばあちゃん」の薦めで費用がかからない「走る」事から始めたらしい。

そして草野球,中学では野球部と活躍。今からは想像出来ないが(100mを12秒)で走れたらしい(スゴイ)。臨時で駅伝にも出て2位だったと書かれていたと思う。

その後,広島県の広陵高校野球部に推薦で入学。高校2年生の春まで活躍していたが,練習中のケガでやむなく「野球」の世界から遠ざかり,紆余曲折を経て「漫才師」にまでなったと本の中で書かれていた。

その「島田洋七」さんがいなければ,現在売れっ子の「島田紳助」さんも恐らくいなかったというからビックリである。人生はいろんな所で縁があるのだろう・・・。

「島田洋七」さんの経歴等はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』をご覧下さい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E6%B4%8B%E4%B8%83

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かなり横道にそれてしまいました。それでは本題です。

「みなとみらい司法書士さんHP」は既にご存じの方も多いかと思います。私は最高裁7・19判決までについて,実に見事に網羅されていると思いました。

私のような一般人が見ても,とても分かりやすく解説されているので今回ご紹介させていただきます。(実はここを最後にご紹介したい為に,先日来のブログ記事を書いて来ました)

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過払い金返還請求手続き

「みなとみらい司法書士さんHPより転載させていただきます」

http://www.saimuseiri.net/kabaraikin/news/19719.html

07年08月12日

平成19年7月19日最高裁判所第一小法廷判決(判例)

平成19年7月19日最高裁判所第一小法廷にて過払い金の充当に関する重要な新たな最高裁判所判決が出ました。

【事案の概要】

 消費者金融との取引において、基本契約に基づかず頻繁な契約の借換による取引が何度も継続していた場合及び約3ヶ月の取引中断期間がある場合に、発生した過払い金が次の借入に当然充当されるか、が争われた事案。

【判決要旨】

 同一の貸主と借主の間で基本契約に基づかずに切替え及び貸増しとしてされた多数回の貸付けに係る金銭消費貸借契約が,利息制限法所定の制限を超える利息の弁済により発生した過払金をその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含むものと解された。

以下、判決文要旨
「同様の方法で反復継続して行なわれていたものであり、同日(3ヵ月後の新たな契約)の貸付も、前回の返済から期間的に接着し、前後の貸付と同様の方法と貸付条件で行なわれたものであるというのであるから、本件各貸付けを一個の連続した貸付取引であるとした原審の認定判断は相当である」

「本件各貸付けのような1個の連続した貸付取引においては、当事者は、一つの貸付けを行う際に、切替え及び貸増しのための次の貸付けを行うことを想定しているのであり、複数の権利関係が発生するような事態が生ずることを望まないのが通常であることに照らしても、制限超過部分を元本に充当した結果、過払い金が発生していた場合には、その後に発生する新たな借入金債務に充当することを合意しているものと解するのが合理的である」

「上記のように、本件各貸付が1個の連続した貸付取引である以上、本件各貸付けに係る上告人とAとの間の金銭消費貸借契約も、本件各貸付けに基づく借入金債務について制限超過部分を元本に充当し過払い金が発生した場合には、当該過払い金をその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいるものと解するのが相当である。」

【本判決の意義】

 残念ながら、 平成15年7月18日最高裁第二小法廷判決(民集57巻7号895頁)からの「当事者の合理的意思解釈の探求」からの判決の流れ(平成19年2月13日最高裁第三小法廷判決平成19年6月7日最高裁判所第一小法廷判決)は続いており、本来ならば充当問題には関係のないはずであるところの当事者の合理的意思解釈を充当の根拠とされています。

しかし、本判決は次の2つの大きな判断基準を示した重要な判決といえるでしょう。

1.契約の借換(書換)による過払い金の充当の潜脱を許さない。
 契約の借換(書換)の場合には、「従前の取引と書換後の取引は当然一連の取引として、過払い金はその後に発生する新たな貸付けに当然充当される」とする考えは、ほぼ確立した下級審判例理論でした。

 しかし、平成19年2月13日最高裁第三小法廷判決平成19年6月7日最高裁判所第一小法廷判決(いずれの判決も個別契約ごとの過払い金の当然充当を原則否定する判決)以後、消費者金融によっては、契約の借換(書換)の場合でも「従前の取引とは別取引」であるとして、過払い金の新たな貸付けへの充当を認めないとの主張がなされることがありましたが、この最高裁判例によりこのような主張は完全に排斥されることになります。

2.完済により取引中断期間がある場合、「当然充当」が行われる否かの一定の判断基準を示した。
 本判決における非常に重要な判断部分であると思います。
 その判断基準として以下の2点が示されました。
 1.前回の返済から期間的に接着(本件事案では約3ヶ月の取引中断期間がありました)している場合には当然充当を認める。
 2.前後の貸付と同様の方法と貸付条件で(貸付けが)行なわれている場合には当然充当を認める。

 それでは、どのくらいの取引中断であれば「期間的に接着」しているといえるか?
 従前の貸付条件とどこまで同じであれば「同様の方法と貸付条件」といえるか?
 ということが問題となるでしょう。

「期間的に接着」しているといえるか?に関して今回の判決では3ヶ月であれば期間的に接着していると判断されました。
 本最高裁判決以前の高裁レベル(東京高裁)での判例では次のような取引中断期間における肯定、否定判決があります(いずれの判決も取引中断期間の長短だけが判決の判断基準となっているわけではないので、期間の長短だけを見てその判断は出来ません)

当然充当肯定判決
東京高裁平成18年5月10日判決は1100日(約3年)の取引中断
東京高裁平成17年9月28日判決は322日の取引中断

当然充当否定判決
東京高裁平成18年7月20日控訴審判決は約5年の取引中断
東京高裁平成17年10月19日控訴審判決は819日(約2年3ヶ月)の取引中断
東京高裁平成17年11月30日控訴審判決は約1年9ヶ月の取引中断

 「同様の方法と貸付条件」に関しては、業者側からは「利率」や「貸付極度額」が異なるだけでも「同様の方法と貸付条件」ではない、との主張がなされることが当然予想されますが、そのような違いだけでは従前と「同様の方法と貸付条件」と考えられるでしょう。
 「利率」や「貸付極度額」が異なる場合とは、通常それまでの取引実績から「利率が下がる場合」「貸付極度額が上がる場合」が通常ですので、そのような場合には逆に従前の取引からの継続取引と考えることもできるでしょう。
 それに対して新たな申込み及び貸付審査により「極度額が下がるような別契約」での再取引やそれまでになかった担保を立てるような取引を新たに締結した場合などは、裁判所の判断としては「同様の方法と貸付条件」とはいえない、との判断がなされてしまう恐れがあるかもしれません。

現在の過払い金返還における争点

 本判決によっても、依然として過払い金発生後の再借入における充当問題には確たる明確な基準は示されておりません。
 「個別取引か一連取引かの判断」で過払い金を出来るだけ認めない方向で考える業者側と出来るだけ多くの過払い金の返還を求める借主側との間で、当然ですが上記解釈の違いが多々あります。

 平成19年2月13日最高裁第三小法廷判決以後の充当問題に関する最高裁判例において、現在までに次のような判断基準が示されたといえると思います。

1.基本契約が同一の継続した取引においてはすべてを一連一体の取引として充当計算が可能平成19年6月7日最高裁判所第一小法廷判決

2.基本契約が同一でない場合でも、「第1の貸付けの際にも第2の貸付けが想定されていた場合など」基本契約が継続している場合と同様の取引が継続していたのであれば同様に一連一体の取引として充当計算が可能平成19年2月13日最高裁第三小法廷判決

3.契約の書換における充当の潜脱は認めない。契約の書換においても同一の一つの契約が継続していたものとして充当計算が可能(本判決)

4.取引中断があり再契約により新たな取引が再開しても、「期間的に接着し」「前後の貸付と同様の方法と貸付条件で行なわれた」場合には当然充当が可能(本判決)

 上記内容で判断できる取引以外の取引態様で個別・一連が争われる場合には、これまで同様「基本契約締結及び継続の有無」「同一の基本契約継続と同一視できる取引か否か」という点での争いには変わりはないでしょう。
 その取引中断後の再取引における一連一体の取引であるとの判断基準(同一の基本契約継続と同一視できる取引か否か)としても「同一支店での取引継続か否か」「契約番号、会員番号は同一の取引か否か」「取引中断期間の業者側からの勧誘の有無」「再取引時の新たな融資審査の有無」「その他の様々な事情」の総合的判断となることにも変わりはないと思います。

 本判決により、取引中断期間が短期間の場合には「期間的に接着」として借主側に有利な判断が多くなされることになるでしょうが、逆に長期間の取引中断がある場合には、「期間的に接着していない」ことだけを理由にして、業者側に有利な判断がなされることが危惧されます。
 しかし本判決はあくまで一連取引であると認めるための理由として「期間的に接着」しているという言葉を使ったにすぎず、「期間的に接着していない場合には当然充当を認めない」との反対解釈が出来るものではありません
 他の最高裁判例が示すように、その他様々な事情の総合的判断として一連取引を認めるか否かの判断とするべきです。

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

「みなとみらい司法書士」さんHPは以前から知っていました。既報の「最強法律相談室」さんからの判例コメントも含めて,「まとめ」の意味合いで今回記事にさせて頂きました。

皆様のご参考になれば・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.20

■CFJが21日から金利下げ(新規顧客向け)+昨日の「欽ちゃん」の所感+判例ブログのご紹介。

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こんばんは。

那覇空港での飛行機事故には本当にビックリさせられた。また中華航空・・・。乗客乗員が無事だったのが何より。それにしても,もう少し遅ければ・・・。安全だけは最優先でお願いしたいものだ。

さて,昨日の24時間テレビのマラソンランナーの「欽ちゃん」本当にお疲れさまでした!

完走出来て本当に良かった。私もここのところ「くじけそうに」なることが度々あったので,さらに「完走」を目指して頑張りたいと励まされた思いがした。

改めて萩本欽一さんありがとう(感謝)

また,それを支えた坂本トレーナーも大変だったと思う。ペース配分や自身の疲れ,休憩の暇もなくひたすら歴代の走者を介護しながらの姿には本当に頭が下がります。

そして,今夜は昨日の「裏話」の放送がされた。また感動してしまった・・・。欽ちゃんについては当ブログでも以前書かさせていただいたので,余計に感無量の所がありました。

「貧乏」「空腹」に打ち勝った人は,本当に偉大な人です!

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【タイトル】 24時間マラソン密着!萩本欽一66歳の挑戦

【放送日時】 08月20日(月)22:00~23:24

【番組HP】 http://www.ntv.co.jp/24h/

【出演者ほか】 萩本欽一

【番組内容】

「欽ちゃんが走った!24時間マラソン66歳の挑戦」▽背中を押した息子の応援・・・無事を願う妻の想い▽恩師・友人・弟子との感動秘話▽猛暑の激走密着映像

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やっと本題ですが,CFJ㈱が明日から貸し出し金利を下げるらしい(新規分のみ)

■CFJ㈱ 新規顧客向けに12.88%から17.88%の貸出金利の適用を開始

http://cfjkk.jp/CFJKK/News.do?Action=ShowNewsArticle&NewsID=10

2007年08月16日

報道関係各位

CFJ株式会社(以下「CFJ」)は、「ディック」のブランドにて提供している融資について、2007年8月21日以降、新規契約の顧客に対し12.88%から17.88%の貸出金利の適用を開始いたします。CFJは既に初めて契約する顧客を対象に、契約日から30日間を無利息としていますが、この措置も引き続き適用してまいります。

CFJは本年1月に業界に先駆けて、審査基準を満たす顧客を対象とした貸出上限金利を22.88%に引き下げました。今般、上限金利を17.88%にさらに引き下げることで、顧客に選ばれるローンを目指します。

CFJ株式会社代表取締役社長ダレン・バックリーは以下のようにコメントしています。「CFJは顧客フォーカス・プログラムを取り入れ、商品・サービスに反映する取り組みを開始しました。顧客を中心とし、様々な創意工夫を重ねてまいりました。オペレーションの自動化やセンター化、また低コストの販売網の確立により、経営の効率性を高めるよう努力しています。経営の効率化により、コストの削減が可能となり、顧客に質の高いサービスとともに、より低い上限金利を提供することが可能となりました。」

CFJ株式会社について
CFJ株式会社は、ディック、ユニマットレディスのブランドの下、パーソナルローンの提供を通して、お客様のファイナンシング・ニーズ(資金調達ニーズ)にお応えしています。東京本社、東京及び大阪のオペレーションセンター、全国の支店においてビジネスを展開しております。商品・サービスの詳細については、ディック公式サイトをご覧ください。また、申込みから契約・融資まで全て携帯電話で完結できる、ケイタイプの取り組みもご覧ください。

お問い合わせ先
シティグループ
コーポレート・アフェアズ
Tel: 03-5223-8699

(引用ここまで)

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それから昨日,判例紹介をさせて頂きましたが,下記の所に「過払い金」も含めた全体的な消費者問題の判例がありましたので,ご紹介させていただきます。

■「消費者問題メモ」という名のブログ(8月17日付けより)

「平成19年消費者問題に関する判例」がまとめられていますので,ご紹介させていただきます。(兵庫県弁護士会 以外の判例も掲載されています)

http://smm.blog54.fc2.com/blog-entry-284.html

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☆今日の一言☆

CFJも既存の貸し付けに対しても,早く「利息制限法」の遵守をして欲しいものです。

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.19

■(回顧)最高裁2・13後~最高裁7・19判決前後についての「判例ご紹介」と所感。

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こんばんは。

毎日本当~に暑い!その中で,24時間テレビ「愛は地球を救う」の今年のマラソンランナー萩本欽一(66歳)が頑張っている。

みんなの為に「みんなを励ます為」に走っている姿自体にとても「感動」している。立っているだけでも倒れそうな中・・・。どうか無理をしないで,時には勇気あるリタイアか,別の移動手段も考えて欲しいと思う・・・。(欽ちゃんの意思からしたら,倒れながらもゴールをするのだろう・・・頑張れ「欽ちゃん」!)

その他「無名」の方々が24時間の中で,自身の壁に向けての「挑戦」する姿には非常に「勇気」「感動」をいただいた。本当にありがとう。

「24時間テレビ・欽ちゃん」ttp://www.dai2ntv.jp/p/a/038a/kinchan/index.html

また,甲子園でも文字通り「熱闘甲子園」を繰り広げている。勝っても負けても「胸を張れる思い出」と思う一人である。今年も本当に「いい夏」ですね。

さて,先日の大阪高裁「架空請求」判決については・・・また後日にコメント関係をまとめたいと思います。

今日は,いつもご紹介させていただいている「兵庫県弁護士会 消費者問題判例検索システム」様から最高裁2・13を受けて最高裁7・19前後までの判例についての所感を書いてみたいと思います。

先ずは,判例関係の一覧より。

1. 070731 大阪高裁 GE 架空請求類似 http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070731.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070731.html
070731 大阪高裁 GE 架空請求類似 ●大阪高裁 平成19年(ネ)第676号 不当利得返還等請求控訴事件(平成19年7月31日言渡) ●裁判官 渡邉安一、安達嗣雄、明石万起子(6部) ●代理人 小城 ●原審 奈良地裁 平成18年(ワ)第167号 ●要旨 ◎ GEコンシューマー・ファイナンス株式会社(ほのぼのレイク)に対して,過払金返還請求のほか,慰謝料・弁護士費用を損害賠償として請求した事案の控訴審。 ◎ 悪意の受益者 → 肯定 貸金業法43条1項の適用が認められないときは,原則として悪意の受益者と推定されるところ,本件では,例外を認める特段の事情はない。 ◎ 過払金に対する遅延損害請求 → 否定 一審原告が「民法419条によって,金銭を目的とする債. . .

2. 070724 長崎地裁佐世保支部SFCG http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070724.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070724.html
070724 長崎地裁佐世保支部 SFCG ●平成19年(ワ)第43号 不当利得返還請求事件 平成19年(ワ)第98号 根抵当権設定仮登記抹消登記手続請求事件 ●裁判官 竹村昭彦 ●代理人 福田 ●関係法条 民法704条後段 ●要旨 ◎ 「原告会社の本件訴訟代理人を通じて被告SFCGに過払金の返還を求めたにもかかわらず,被告から容易にその返還を受けることができなかったため,本件訴訟を提起せざるを得なかった」と認定したうえで,民法704条後段に基づき弁護士費用相当額を賠償すべき責任を認めた。 ◎ 賠償額は,216万円(支払いが命ぜられた過払元金約2160万円の約1割) ◎ 遅延損害金の起算日は,「期限の定めのない債務として(弁護士費用の)請求の翌日」。 . . .

3. 070725 福岡高裁宮崎支部 シティズhttp://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070725.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070725.html
070725 福岡高裁宮崎支部 シティズ ●福岡高裁宮崎支部 平成19年(ネ)第58号 過払金返還請求控訴事件(平成19年7月25日言渡) ●裁判官 横山秀憲、林潤、山口和宏 ●代理人 小林 ●原審 宮崎地裁 平成18年(ワ)第508号 ●要旨 ◎ 基本契約の締結又は過払金の充当に関する明示的な特約が存在しない事案について、最高裁平成19年2月13日第三小法廷判決を前提としつつ、基本契約が締結されているのと同様の貸付けが繰り返され、第1の貸付けの際に第2の貸付けが想定されていたとの特段の事情が認められるかに関する判断を示した。 ◎ すなわち、「確かに、(1) 控訴人は、各契約の度に契約証書を作成し、融資金全額を被控訴人に現実に交付していること. . .

4. 070726 奈良簡裁 エル・アンド・エム・ワールドhttp://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070726.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070726.html
070726 奈良簡裁 エル・アンド・エム・ワールド ●奈良簡裁 平成19年(ハ)第59号 不当利得返還請求事件(平成19年7月26日言渡) ●裁判官 竹原俊一 ●代理人 馬場 ●要旨 ●担当弁護士のコメント ◎ 基本契約(包括契約)のない取引において,一連の一個の金銭消費貸借契約と認め、最判平成19年2月13日にいう「特段の事情」を認めた。悪意の受益者。 (1) 同一当事者間における同種の金銭消費貸借取引であり、貸付は、基本契約が締結されていたと同様予め設定された融資限度額の範囲内で継続して行われていたこと。 (2) 第1取引終了後,次の貸付までに約1年11ケ月の期間があるが,会員番号は同一で、貸付及び返済の条件や貸付方法等の取引の形態は. . .

5. 070524 津地裁 新洋信販 期限の利益http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070524.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070524.html
070524 津地裁 新洋信販 期限の利益 ●津地方裁判所 平成18年(レ)第26号 保証債務履行請求控訴事件(平成19年5月24日言渡) ●裁判官 水谷正俊、久保孝二、薄井真由子(2部) ●代理人 石坂ほか ●その後の経過 上告 ●要旨 ◎ 約定の利息と遅延損害金が同率で期限の利益喪失特約のある消費貸借契約において、借主の返済が約定の期日に遅れたが、その後は、約定通りの分割金の支払を続けた事案において、貸主が、上記の遅滞による期限の利益の喪失があったことを前提に請求することができるかという争点について、次の理由で、請求できないとした。 ◎ 貸主が約4年半という長期間にわたり約定の分割金の請求をし続けたことで、主債務者及び連帯保. . .

6. 070426 周南簡裁 プロミス
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070426-s.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070426-s.html
070426 周南簡裁 プロミス ●周南簡裁 平成19年(ハ)第538号 不当利得返還請求本訴事件、 同年(ハ)第804号 貸金返還請求反訴事件(平成19年4月26日言渡) ●裁判官 井上和則 ●代理人 橋野、他 ●要旨 (事案の概要) 原告が,被告プロミスとの第1取引を完済した約2年1ケ月後,同一の支店において新たな極度借入基本契約を締結して第2取引を開始したが,過払金が発生したとして返還請求を求めた(本訴)のに対し,プロミスは右各取引を別個のものとして第1取引で生じた過払金返還請求権は時効消滅すると主張し,第2取引で残存する貸金返還請求権につき反訴を提起した。 本裁判例の争点は, (1)上記第1取引と第2取引が別個の取引か継続した取引か, (. . .

7. 070802 大阪地裁 オリコ 文提http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070802.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070802.html
070802 大阪地裁 オリコ 文提 ●大阪地裁 平成18年(モ)第8348号 文書提出命令申立事件(平成19年8月2日決定) ●裁判官 大西忠重(23部) ●代理人 岩本(司法書士) ●基本事件 平成18年(ワ)第10042号 不当利得金返還請求事件 ●要旨 ◎ オリコが平成6年1月27日より後の文書しか開示に応じないとして、それ以前の文書の提出を命じる裁判を求めたのに対し、オリコは、貸付情報が記録されたCD-ROM等の記録媒体について、作成直後の4月1日を起算日として10営業年度保管する規定を設け、この期間が経過すると廃棄処分にしているが、貸金業者の債務者に対する取引履歴開示義務を肯定した最高裁判決(最判平成17年7月19日)を考慮し、平成7年4月分以降につ. . .

8. 070808 長崎地裁五島支部 CFJ
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070808.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070808.html
070808 長崎地裁五島支部 CFJ ●長崎地裁五島支部平成18年(ワ)第35号不当利得返還請求事件 ●裁判官 近道暁郎 ●代理人 古坂良文 ●要旨 ◎ 悪意の受益者肯定(年5分) ◎ 基本契約に基づく債務の弁済が、各貸付けごとに個別的な対応関係をもって行われることが予定されているものではなく、上記基本契約に基づく借入金の全体に対して行われるものと解され、充当の対象となるのは全体としての借入金債務であると解することができることから、一つの基本契約において過払金発生後の新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいる。 ◎ 基本契約間において内容に大きな違いが無いこと、また基本契約が切り替えされる可能性があることを認識して. . .

9. 070323 前橋地裁太田支部 三和http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070323-m.html
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070323-m.html
070323 前橋地裁太田支部 三和 ●前橋地裁太田支部 平成18年(ワ)第48号 不当利得金等請求事件(平成19年3月23日言渡) ●裁判官 長久保尚善 ●代理人 斎藤 ●要旨 ●担当弁護士のコメント 三和ファイナンスに対する過払金請求訴訟で、三和の文書廃棄の主張を認めず、文堤に従わないことを理由として、原告主張のとおり、1975年1月から取引があることを認め、2159万円余りと年5分の利息、うち20万円の慰謝料と5万円の弁護士費用を認容した。なお、三和ファイナンスは控訴した。 ●要旨 ◎ 被告は、取引当初である昭和50年から平成8年までの取引内容につき異議を述べるが、被告は原告の申立に基づいて当裁判所が文書についての提出命令を発したに. . .

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☆今日の一言☆

最高裁7・19判決後に出た判例では,「個別取引」「一連一体」問題に対して原告側勝訴になっているようです(3番のシティズ判決では一部減額?)

そして事案にもよりますが,「慰謝料」「弁護士代」がそれぞれ認められている点にも注目です。

個別取引を一連一体としている点は,一部を除きどうやら確立されつつあるようですね・・・。(4番では,1年11ヶ月の期間が開いても「会員番号」が同一ならOK。その他でも会員番号等が決め手になっているようです。)

これらの点から見て,消費者金融側も争点があまりない事案では,「早期和解」が加速されると思われます。(慰謝料・弁護士代まで請求されてしまう為)

それから,過払い金の額も「ケタ違い」のケースも増えてきたのかもしれません。

2番の「SFCG」に関しては約2000万円,9番の「三和ファイナンス」に至ってはS50年からの取引の為,個人でも約2000万円(但し控訴になっている)になっている。

また三和ファイナンスの場合は,S50年からの取引履歴を提示しなかった(文書提出命令に応じていない為),原告側の利息引き直し計算書(Q&A本と同ソフト)の通り認められている。(計算書+文書提出命令書が掲載)

簡単ですが,皆様のご参考になれればと思います・・・先ずは所感まで。

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2007.08.17

■速報!大阪高裁「架空請求」判決・・・「兵庫県弁護士会 消費者問題判例検索システム」より

‥‥……━★

こんにちは。

時間が無いので速報でご紹介させていただきます。内容については,またいろんなブログで書かれると思いますので,ご参考までに!

http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070731.html

070731 大阪高裁 GE 架空請求類似
●大阪高裁 平成19年(ネ)第676号 不当利得返還等請求控訴事件(平成19年7月31日言渡)
●裁判官 渡邉安一、安達嗣雄、明石万起子(6部)
●代理人 小城
●原審 奈良地裁 平成18年(ワ)第167号

●要旨

◎ GEコンシューマー・ファイナンス株式会社(ほのぼのレイク)に対して,過払金返還請求のほか,慰謝料・弁護士費用を損害賠償として請求した事案の控訴審。

◎ 悪意の受益者 → 肯定
  貸金業法43条1項の適用が認められないときは,原則として悪意の受益者と推定されるところ,本件では,例外を認める特段の事情はない。

◎ 過払金に対する遅延損害請求 → 否定
  一審原告が「民法419条によって,金銭を目的とする債務の不履行については,債権者は損害の証明を要せずに,法定利率による損害賠償を求めることができるから,民法704条後段の「損害」として,一審被告に対し,過払金に対する本件訴状送達の日の翌日からの民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めることができる」と主張したことに対し,「すでに704条前段によって,悪意の受益者が,その受けた利益に利息を付して返還しなければならないとされていることから,同条後段の「なお損害があるときは,その賠償の責任を負う」とは,悪意の受益者が受けた利益に利息を付して返還しても,損失者のもとになおてん補されない損害が残るときは,それを賠償することを規定したものと解するのが相当である。」と判示し,「利息を付した利得金の返還によっても填補されない損害が発生していることを,個別・具体的に主張立証する必要があり,それをすることなく利息請求と併せて民法419条を理由にして法定利率による損害賠償を求めることはできない。」とした。

◎ 民法704条後段の損害としての弁護士費用 → 肯定(20万円)
  同条は,不当利得制度を支える公平の原理から悪意の受益者に対して責任を加重した特別の責任を定めた規定。訴訟の交渉では過払金の返還が受けられず,訴え提起を余儀なくされ,その場合,貸金業法の専門的知見,充当計算に関する技術的知見が必要であるため,弁護士に依頼することなどは通常生ずる事態であり,弁護士費用は,事案の難易,認容額その他諸般の事情を考慮して相当と認められる額は「損害」にあたる。本件では弁護士費用20万円が相当。

◎ 取引履歴不開示による不法行為 →肯定(慰謝料15万円,弁護士費用5万円)
  一審被告の取引履歴(一部)を消去したとの主張は,債権管理上看過できない不利益が生じるはずであるし,消去方法に関する書証との整合性を欠くし,開示した取引履歴との整合性も欠く等から,信用できず,保存していると認めるのが相当。
  一審被告が取引開始当初からの取引履歴を開示しないために,債務整理を終えることができず,不安定な立場に置かれてれとともに,弁護士に依頼しなければならくなったので,慰謝料及び弁護士費用を損害として認めた。

◎利息収受行為による不法行為 → 肯定(慰謝料15万円,弁護士費用5万円)
  一審被告は,常に数か月程度しか17,18条書面を保管していないため,みなし弁済が適用される余地が極めて乏しいことを認識しており過払金発生時に,法律上の原因を欠くことを知っていたと推認されるから,約定利率による請求は,架空請求に類似する。しかも,一審被告は,常に数か月程度しか17,18条書面を保管していないため,みなし弁済が適用される余地が極めて乏しいことを認識しながら,あえて請求して収受しており,一審原告の無知に乗じて請求して収受してきたものとして,社会的に許容される限度を超えた違法なものと評価せざるを得ない。

右クリックで判決PDFの表示か保存を選択http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/pdf/070731.pdf

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■9月3日以降は「債務整理」という項目から「契約の見直し」・・・ゆう様からのコメント情報を受け訂正記事。+追記有り

‥‥……━★

こんにちは。

毎日さすがに暑くて・・・夏バテ気味です。各地で熱中症の被害も増えているいるようです。観測史上最高の40.9℃も出た日本ですから・・・早寝早起き?と智慧を出して避暑を考えながらいかに仕事をするか・・・。これが結構難しいですね。

それから,昨日の南米ペルー沖大地震で日本にも津波が来ているようです。改めて海は世界につながっていると思いました。そういえば今月末には「皆既月食」が日本でも見られます・・・月の引力がまた影響しているような気がします。。。

世界がつながっている事は,株価で「世界同時株安」が証明していますし・・・。

さて、本題ですが当ブログのコメント欄に「ゆう様」から貴重な情報を頂きましたので,先ずはご紹介させていただきます。

コメント欄より転載。

『YUUKI様
こんにちは。全情連の登録基準は、残債ありでの過払金返還は現状、債務整理と登録されます。
もちろん、完済後の請求の場合は従来と同様、情報は登録されません。
9月3日以降は「債務整理」という項目から「契約の見直し」という新しい項目にに変更となります。
この「契約の見直し」をどう見るかは、微妙ですね。
この情報はCRIN等で他の信用情報機関からは見られません。
私が全情連に直接、確認した結果です。』

--------

上記のご連絡を受けて,既報の8月16日付け当ブログ記事(■9月3日から全情連の対応が変わるらしい?・・・)を一部訂正させて頂きます。

http://yuuki.air-nifty.com/go/2007/08/post_e3c4.html

(訂正前)

私の情報とnanaiti様の情報を合わせると,本人訴訟で過払い金返還請求をした場合は,「事故情報」に記載する項目がないので「セーフ」と思われます。

(訂正後)

私の情報とnanaiti様の情報を合わせると,本人訴訟で「完済済み」の過払い金返還請求をした場合は,「事故情報」に記載する項目がないので「セーフ」と思われます。(ただ会社の対応により情報内容も変わる場合もあるようです・・・。)

ゆう様,改めてご連絡をいただき感謝申しあげます<(_ _)>

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☆今日の一言☆

nanaiti様の情報を,私の早合点で都合良く解釈してしまいました。誠に申し訳ございません<(_ _)>

通常「信用情報」は消費者金融会社側が,情報機関に連絡します。

今回の場合を考えますと,情報を出す側の「消費者金融会社」によっては対応が多少違う場合もあると考えられます・・・。

それにしても「契約の見直し」とは?また変な言い回しのような気がします。

(先ずは訂正ご報告まで)

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ここより後追記:

コメント欄より転載。(Posted by: ゆう | 2007.08.17 at 04:25 PM を受けて19:03再UP)

『YUUKI様
いつもご苦労様です。

信用情報の話題が出ましたの私が、知人の分も含めて、信用情報機関、金融会社に確認した事実を記載します。

CIC:過払い金返還は登録する項目ないため、単に完済・完了と記載。
CCB:延滞がない状態での請求であれば、残ありでも完済・完了と登録。

OMC:こちらも延滞していない状態での請求であれば、残ありでも完済・完了登録。
知人の例では、過払い金返還の際に、ショッピングの契約も相殺の上、解約してほしい旨、依頼がありましたがキャッシング枠なしでいいので契約を継続したいと希望したらOKでした。解約の依頼もあくまでOMCからの「お願い」でした。

オリコ:私の場合ですが、請求前に確認したところ、延滞がない状態であれば完済・完了としか登録しないとのことでした。
全情連以外は、延滞していない状態であれば、残ありでも完済・完了としか登録されないようです。

延滞している状態ですと、延滞期間によって債務整理という登録される可能性ありというところでしょうか・・』

---------

ゆう様,再度の貴重なコメントありがとうございました<(_ _)>

ゆう様からの詳細なご連絡により,今回の整合性の全貌が見えてきたように思えます。

つまり,全情連以外の信用情報について,下記のようになるようです。

①残債務有りの場合→過払い金返還請求をしても「ブラック」にならない。(但し遅滞無い場合)

②会社により,対応がまちまちのようです。

以上,これまで分かっている範囲でまとめてみました。なおご心配の方は,それぞれの会社や信用情報機関にお問い合わせ下さい。

(追記分ここまで)

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2007.08.16

■9月3日から全情連の対応が変わるらしい?・・・中山知行弁護士(横浜弁護士会所属)さんブログより

‥‥……━★

こんばんは。(2回目です)

以前から,過払い金返還請求時に信用情報機関へ「ブラック」登録がされるかどうか?の問題がありました。

以前私が全情連に直接確認した時は,過払いについては情報として「記載事項」がない・・・「コンピューターに入力の時にエラーになる」と聞きました。

ただ,弁護士等による「債務整理」は事故情報になるようでした。(過払いなのか,任意整理なのかが区別できない?)

では,本人訴訟での過払い金返還の場合は・・・?

以下の情報を踏まえて考えたいと思います。

--------

過払い金の返還請求と信用情報

「中山知行弁護士(横浜弁護士会所属)」さん8月15日付ブログより転載させていただきます。

http://d.hatena.ne.jp/kusunokilaw/20070815

以前に,9月3日から全情連の対応が変わると書きました。http://d.hatena.ne.jp/kusunokilaw/20070701

その追加情報です。

これまで消費者金融に過払い金の返還請求をしたことによって信用情報のブラックリストに「債務整理」と載ってしまっている方は,9月以降全情連にその旨申告すると,全情連または各地の信用情報機関から,当該消費者金融に事実照会をし,債務の削減を伴わない過払い金の返還請求のみであったことが確認できた場合は,ブラックリストから削除する取扱になるとのことです。

詳しくは全情連に問い合わせをしてください。

http://www.fcbj.jp/

(引用ここまで)

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●先日ご報告したnanaiti様のブログにも情報が書かれていましたので,引き続きご紹介させていただきます。

「取り戻せ!」(8月11日付より抜粋)より

http://blog.livedoor.jp/nanaiti_2tg/archives/2007-08.html#20070811 

(省略)

前置き長くなりましたが、他の方のブログでニコス相手していたので参考にさせていただき早速電話してみました。以下その内容です

1、履歴と一緒に引き直しの計算もしてくれるの?
  「はい」

2、引き直し計算も一緒に頼んでしまうとカードが利用停止になるようですがセゾンのようにショッピングOK、貸し金のみNGにならない?
  「現段階では答えられない。そもそも担当がちがうので・・・」

3、情報機関の異動情報に関しては?
  「個人での過払い金の請求であればいいのですが、弁護士や書士介入という情報は出てしまいます。過払いの請求か本当の債務整理かそれだけでは判断できず、新たなローン等の契約する場合や定期的にチェックした場合各社債務整理と判断してしまうのでしょう」

4、以前解約してしまったカードでの取引分も一連?
  「担当部署違うのでここでは答えられません」

5、履歴のみ取り寄せでしたらひとまず利用停止になりませんよね?その間支払い続けた分にたいして「非債弁済」の主張したりしますか?
  「社会的な体裁もあって無理なごね方は当社ではいたしません。返還しなければいけない額にたいしては値切りますが・・・(笑)」

(省略)

(引用ここまで)

---------

☆今日の一言☆

中山弁護士さんのブログにある「債務の削減を伴わない過払い金の返還請求のみ」の意味はちょっと趣旨が分かりにくいように思いました。

私の情報とnanaiti様の情報を合わせると,本人訴訟で過払い金返還請求をした場合は,「事故情報」に記載する項目がないので「セーフ」と思われます。

弁護士等が介入の場合は「任意整理」となるみたいですが,過払い金返還=「債務無し」の場合であれば,「事故情報」=「移動情報」を取り消すことが9月3日以降できるという事なのでしょう?

今後の「全情連」や「マスコミ」等の発表に注視したいと思います。

(今夜はこれで失礼します)

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■腰痛等の最新治療法・・・「脊椎脊髄病専門外来」で内視鏡下手術!

‥‥……━★

こんばんは。

毎日暑い~!昨日は関東で最高気温が40℃をついに越えましたね。

8月15日は終戦記念日。犠牲になった方々へ慎んで合掌。

話は変わりますが,北海道名物の定番お土産「白い恋人」の賞味期限問題が発覚・・・食の安全がまた問われそうです。賞味期限については吉田猫次郎氏もブログ内で「もったいない」とコメントされていますhttp://blog.goo.ne.jp/yoshidanekojiro/d/20070802

確かに,アイス等で「ブドウ球菌」等が繁殖しているのは,賞味期限としては大問題ですが,「賞味期限」と「消費期限」をよく考える必要もあるかと思います。

食べれるのがいつまで安全か?も問題のような気もします。基準が「味」なのか「体に有害」なのか・・・ただ未だO-157等の問題も感染源等の問題が解決されていない現状を考えると,「賞味危険期限」のような安全基準が必要ではないかと思いますが・・・。

ただ,廃棄するにしても「もったいない」の気持ちを忘れると,「食」への感謝が無くなります。これが戦時中なら・・・本当に「もったいない」話です。

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さて,テレビ報道で見かけましたが,腰痛等に内視鏡を使った軽微の手術で劇的に有効な治療法があるようです。(保険が適用されるので費用も安価で助かりますね)

まだまだこの手術方式で,認定されている方が少ないらしいです。研修は「和歌山県立医科大学付属病院」に全国から医師が来ているようです。お近くの研修済の医師が下記の検索で見れます。

日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医検索http://www.joa.or.jp/jp/frame.asp?id1=34

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和歌山県立医科大学付属病院 HPより

 吉田 宗人医師(教授)「脊椎脊髄病専門外来」

http://www.wakayama-med.ac.jp/hospital/html/section/orthopedic.html

脊椎脊髄病専門外来では5名の日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医が診療に当たっています。年間約400例(2002年)の手術実績があり、当科は日本脊椎脊髄病学会のクリニカル・フェロー施設とアドバンス・コース施設(全国の脊椎・脊髄病専門医を目指す医師のための研修施設)に認定されています。
対象とする主な症状と疾患は次のとおりです。 主な症状:

腰痛、頚部痛・肩こり、上肢痛、下肢痛、手足のシビレ感、手足の運動障害・麻痺、歩行障害、スポーツ障害

 主な疾患:

腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症・すべり症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症、脊椎脊髄腫瘍、脊椎脊髄損傷、頚椎症・頚髄症、頚椎後縦靱帯骨化症

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頸椎症にも内視鏡手術(過去の参考記事)

(読売新聞ニュース 2006年12月19日付より )http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20061219ik01.htm

和歌山市の税理士、野志幸生さん(60)は4、5年ほど前から、首を後ろに反らすと、首から左腕にかけ、痛みが走るようになった。次第に左手の親指、人さし指などにしびれも出た。

 以前から首や肩にこりは感じていたが、強い痛みやしびれが出始めたため、和歌山県立医大を受診。整形外科教授の吉田宗人(むねひと)さんに「頸椎(けいつい)症」と診断された。

 コンピューター断層撮影法(CT)の画像を見ると、首の骨に長さ数ミリのトゲのような突起ができた状態。加齢に伴って起こる骨の変形とみられ、その突起が、脊髄(せきずい)から左腕に向かう神経の根本(神経根(しんけいこん))を圧迫するのが原因だった。首を反らすと、特に骨の隙間(すきま)が狭まり痛みが強まる。

 野志さんの場合、神経の中枢である脊髄本体にダメージはなく、早急な手術を必要とするほど深刻な状態ではない。治療の選択肢には、〈1〉リハビリなどで、首を支える筋肉を鍛えて、神経根にかかる圧迫を弱める〈2〉神経根を圧迫する骨の一部を削る手術――の二つがあった。

 当初、野志さんは、保存療法を選んだ。炎症が治まれば、症状が弱まることもあるからだ。

 しかし、仕事が忙しくリハビリに通えず、2年あまり、だましだまし過ごしたが、症状は改善しない。重苦しい痛みに耐えかね、野志さんは手術を考えた。

 幸い、相談した吉田さんは、傷口が小さくて済む「内視鏡手術」の経験が豊富で、日本整形外科学会の技術認定医だった。この方法なら数週間の入院が必要な従来の手術より回復が早く、入院も1週間で済むという。「すぐ職場復帰できるなら」と決断した。

 手術は一昨年8月。首の背中側を2センチ弱切り、そこから患部に向けて直径1・6センチの金属の筒を挿入し、内視鏡というカメラが写す映像をモニターで見ながら行う。神経根を挟む骨を直径1センチ程度、ドリルでくりぬき、圧迫を取り除いた。

 従来の手術なら、立ち上がるまで3日~1週間かかるが、野志さんは手術当日に立つことができた。傷が小さい分、筋肉の損傷も少なく5日で退院。すぐ職場復帰した。その後、首を反らしても痛みはなく、左手指のしびれも消えた。

 内視鏡手術は、特殊な技術で、習熟が必要。特に、首は全身の神経が集まる重要な場所なので、より豊富な経験が求められる。吉田さんは「学会の技術認定医などに経験を尋ねたうえで、慎重に検討してほしい」と語る。

 技術認定医  日本整形外科学会は、試験に合格した「脊椎内視鏡下手術・技術認定医」29人の名前と病院名をホームページ(http://www.joa.or.jp/jp/frame.asp?id1=34)で紹介している。

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☆今日の一言☆

あの高校野球で有名な和歌山県,簑島高校野球部元監督の尾藤さんもこの手術を受けられたそうです。

何でも,監督引退の理由は腰痛の為「ノック」が出来なくなった事とのこと・・・。テレビ放送では回復した姿が見えました。

まだまだ最新治療を「知っている人」と「知らない人」がいます。

インターネットが普及した現代は本当に便利ですね。

(以上ご参考までに!)

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2007.08.14

■GMOインターネットが金融事業から撤退発表・・・(日経ネットより)

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こんにちは。

昨日の日経ネットで,GMOインターネットが消費者金融部門等を売却して撤退すると発表されていました。

GMOといっても中には知らない方もいるかもしれません。その子会社はGMOネットカード株式会社です。その中で消費者金融のオリエント信販・・・もっと知名度的には,ベティ・ローンならわかるかと思いますが・・・。

関連ニュース・リンク等を下記にご紹介させていただきます。

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NIKKI.NET(日経ネット 8月13日付け)よりhttp://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070813AT1D1306413082007.html

GMO、金融事業からの撤退発表

サーバー貸し出しなどを主力とするGMOインターネットは13日、消費者金融子会社と証券子会社を売却し、金融事業から撤退すると発表した。過払い利息(利息制限法の上限金利を超える金利)返還に関連するコストが増加しているため。2007年12月期の連結業績は最終損益が130億円の赤字(従来予想は25億円の黒字)となり、1999年12月期以来の無配に転落する。

 21日付で信販会社など17社を傘下に持つ消費者金融子会社のGMOローン・クレジットホールディングス(東京・渋谷)を売却する。売却先は同社取締役が設立する会社で、売却価格は500万円。

 売却にともない、過払い利息返還に関連した損失引当金72億円や貸倒引当金繰入額105億円、のれん代の減損損失59億円などを6月中間期に計上する。(23:00)

(引用ここまで)

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GMOインターネット株式会社の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/GMO%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

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撤退等の経緯等は下記ブログにまとまって掲載されています。

●【クマガイコム】GMOインターネット社長 熊谷正寿のブログです・・・より

http://www.kumagai.com/

更に公式のローン・クレジット事業撤退に伴う戦略説明資料は↓

http://ir.gmo.jp/irlibrary/pdf/20070813_01.pdf

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GMOネットカード株式会社の商号変更と概要

GMOネットカード株式会社は、2007年8月21日をもって商号を「ネットカード株式会社」へ変更することとなりましたのでお知らせいたします。http://001010.jp/news/20070813.html?PHPSESSID=44641c02628daea0d9c13b03b25c578e

概要 http://netcard.jp/gmo_netcard_corp/gmo_netcard_gaiyo.html

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☆今日の一言☆

金融業界もどんどん変わって行くのでしょう・・・。(今回のようにグループ→単独企業に戻ると厳しいように思いますが)

ただ再編成等により,またややこしい会社になりつつあるかと思います。。。

また先日の大阪高裁「架空請求」判決の影響が,出てきているように思うのは私だけでしょうか?

大阪高裁判決はまだ原文が見れませんが,各方面の情報を調べると「7月31日」に判決が出ていたようです。

(取りあえずこの辺で失礼します)

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2007.08.12

■本人訴訟型で「過払い金返還」をされている方のブログご紹介。

‥‥……━★

こんばんは。

今日も日本列島は”猛暑”に襲われていましたね。甲子園でも文字通り”熱闘”が続いています。応援される方も”熱闘”でしょう・・・見ているとその姿に「元気」と「勇気」がわいてきますね。

さて,先日の大阪高裁「架空請求」判決の波紋がだんだん各地に広がりつつあります。早く「判決文」と「解説」を見たいものですね・・・。

ところで,今回の記事では札幌高裁判決に続き,「慰謝料」と「弁護士費用」も請求ができる・・・消費者金融会社側も早期和解した方が”得”と考えていただければよいのですが。。。

それから,過払い金返還を「本人訴訟型」で闘っている方も多いですが・・・とても理想的な返還請求訴訟をされているブログがありましたので,ご紹介させていただきます。(既報でもご紹介済みですが,再度ご案内させていただきます)

nanaiti様のブログ 「取り戻せ!」http://blog.livedoor.jp/nanaiti_2tg/より 

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訴訟終了予定となりました(2007年8月10日付nanaiti様ブログより)

昨日電話で武富士さんとも和解合意しました。

サンクス   20000円 提訴せず 和解書 入金済み
プロミス 1200000円 和解に代わる決定 入金済み
アイフル 1050000円 和解書      入金済み
アコム   500000円 和解に代わる決定 入金済み
CFJ   900000円 和解書      入金待ち
アエル   130000円 和解に代わる決定 現在異議申し立て期間
武富士  3040000円 和解書未到着 

合計   6840000円

CF     30000円 提訴せず 和解書 入金待ち
セゾン           会社で計算中
丸井            会社で推定計算
ニコス           開示依頼書送付済み

サンクス以外の消費者金融すべて本人訴訟 譲歩した割合満+利息5%の2.5%
負け惜しみですが銀行決済に間に合わせるため引き伸ばすこと出来ませんでした。

相手は判決は望んでいません。利息、訴訟費用等余計に経費がかかるため強く和解を望んでいました。判決を辞さない覚悟であれば必ず満+5%は還ってきます

結局、法廷で相手業社が出てくることも無く準備書面提出したのもアエルとアイフルの二社だけです。電話交渉時には充当問題、時効、相殺等も話しましたが別に言わなくても良かったかもしれません。言ったからこそ和解となったのかどうか定かではありません。

何にも困難なことも無く、すべて和解で終わってしまい、あれだけ判例読んでいたのがばかばかしくなるほどあっけなく終了してしまいました

大手消費者金融にとって訴訟は単なる時間稼ぎであって訴状が受付票なだけです。

やってみてつくづく自分でやってよかったと思います。譲歩した額なんて着手金程度
だし、どうなってるのかなんて心配ないし、勉強もできて、無駄な借金しない決意は出来たし、タイピングもそこそこになったし・・・
 
(省略)
 
(引用ここまで)
---------
 
☆今日の一言☆
 
nanaiti様,転載させていただきました事をこの場をお借りして御礼申し上げます。
 
過払い金返還請求は「案ずるよりは産むが易し」です。
 
nanaiti様の場合は,ご自身でQ&A本やネットを猛勉強されたそうです。
そして約4ヶ月程で,約700万円の過払い金返還を勝ち取られています。本当に理想的な流れの中での過払い金返還過程と思われます。
 
皆様の中にも,私も「やってみよう」と思われる方が,このブログを読まれて立ち上がられれば幸いです。
 
ただ中には「最強法律相談室」さんのブログの「日本プラム」さんのような例もありますが,敢然と行きましょう。http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/51039442.html
 
お盆で友人等と交流の機会もあるかと思います。是非困っている方がいれば,「一歩」踏み出す勇気をあげてくださいね。
 
(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.11

■「架空請求」判決での追記。

‥‥……━★

こんばんは。

昨日は,大阪高裁で「架空請求」判決がでました。判決文等も兵庫県弁護士会HPで掲載されると思いたいですが・・・。

そして8月9日は62年前に長崎に原爆が落とされた日でした。広島が6日,長崎が9日と1週間に2度もこの暑い時期に「得体の知れない爆弾」の被害を日本は忘れてはならないでしょう。

アメリカがどの様な事情説明をしても「悪魔とエゴの実験」の域は出ないと思います。

今日も本当に暑かった・・・こんな時期に・・・。合掌。

さて,札幌高裁での「架空請求」判決について,もう一度思い出してみようと思います。

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投稿 宮原一東 弁護士(倶知安ひまわり基金法律事務所)

ウェール法律事務所さんのHPより

http://www.ver-law.ne.jp/topic_toukou_miyahara070624.htm

投稿記事のご紹介】                            

2007年6月


                記

1.判決要旨

①貸付限度額設定契約を締結した上で、リボルビング方式によって、なされた
貸付については、1個の貸付と認定し、過払金はその後に生じた借入金債務に充
当されるとし、消滅時効の主張は前提を欠くと認定した裁判例
②過払金請求に伴う原告の弁護士費用は民法704条後段所定の損害に当たる
と認定した裁判例
③グレーゾーン金利のもとで営業を行っているサラ金の支払請求行為を架空請
求詐欺と認定した裁判例



2.解説

 本判決の特筆すべき点は、CFJ株式会社をはじめとして、多くのサラ金が
行っている「10年以上前に発生した過払金は時効消滅している」との主張を排
斥しただけでなく、過払金請求に伴う弁護士費用を民法704条所定の損害に当
たると認定したこと、グレーゾーン金利下でのサラ金の支払請求行為を架空請求
と認定し、慰謝料の支払いを認めたことにあると思います。


 CFJ株式会社は、一度も完済していない案件でも、過払金はその後の借入
金に充 当されないと主張してきますが、札幌高裁は簡単に(当然)充当される
と認しました。本件は空白期間が空いていない事例の判断ですが、空白期間が空
いている場合も 同一の基本契約に基づいて借入をしている場合は、その後の借
入金に当然充当されるはずですから、やはり消滅時効の主張は認められないこと
になると思います。
最高裁昭和44年2月27日第一小法廷判決(民集23巻2号441頁)は、不
法行為の被害者の弁護士費用は損害に含まれるとしていますが、悪意の受益者で
あるサラ金に対する過払金請求の場合の弁護士費用も損害にあたらないはずはな
いと主張しました。また、債務不履行の場合と違い、過払金請求の場合は、①義
務者による任意の履行が期待しにくいこと、②その支払請求措置を講じることが
不可能であること債務不履行の場合には、担保を取ることが可能である。)、③
債権額が不明確になりやすいためどうしても裁判所の介在を必要とせざるを得
ないから(例えば借金債務のように具体的に明確でない。)、弁護士を代理人に
立てて裁判所に訴えを提起しなければ自己の権利擁護は困難などの主張を行いま
した。今回の札幌高裁判決は、当方の主張を容れて、弁護士費用は民法704条
後段所定の損害に当たると認定しました。弁護士費用を請求することにより、こ
れまで以上に過払金回収の和解がまとまりやすくなったと思います。ちなみに、
過払金請求に伴う弁護士費用を民法704条後段所定の損害に当たると認めた高
裁判決には、平成19年2月22日仙台高裁判決ウェール出身の碓井弁・宮原弁
ら担当)がありますし、民法709条の損害とした裁判例は平成18年12月
13日仙台高裁秋田支部判決、平成19年3月23日福岡高裁宮崎支部判決など
があります。


 CFJ株式会社は利息制限法による適法な金利で計算せずに約定の利率で計
算し、支払請求していますが、この行為を架空請求詐欺と判断したことも大きな
意義があると思います。グレーゾーン金利下での支払請求を違法として、慰謝料
の支払義務があると断じた高裁判決は珍しいからです。ちなみに、同種の裁判例
として、平成18年9月19日釧路地裁判決(合議係)がありますが、これは債
務消滅後の督促を違法としたものです。


 架空請求詐欺と認定したことの意義は慰謝料を認めた点だけではなく、過払
金請求の時効消滅を事実上封じた点にもあると思います。なぜなら、不法行為で
構成する場合、損害及び加害者を知った時から3年間は時効消滅しませんが、サ
ラ金から取引履歴の開示を受けて、計算が完了するまで、多重債務者が過払金と
いう自らの損害や加害者を知ることはないからです。これまで過払金請求訴訟は
不当利得で構成することが多かったと思いますが、今後は不法行為で構成するこ
とも検討の余地がありそうです。今後は最終取引後10年を経過した案件でも、
過払金請求を諦めることはないと考えます。

                     〒044-0011

                    北海道虻田郡倶知安町南1条東2丁目4番地7

                     ベルウッドビル3階 倶知安ひまわり基金法律事務所

                    弁 護 士  宮  原  一  東 

                     TEL 0136-21-6228  FAX 0136-21-6229

(引用ここまで)

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再度の掲載になりますが,

「兵庫県弁護士会 消費者問題判例検索システム」より
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/hanreihtml/070426.html

●070426 札幌高裁 CFJ 架空請求
●札幌高裁 平成18年(ネ)第303号 不当利得返還等請求控訴事件(平成19年4月26日言渡)
●原審 札幌地裁 平成18年(ワ)第300号
●裁判官 伊藤紘基、北澤晶、石橋俊一(3部)
●代理人 宮原

(判決文)http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/pdf/070426.pdf

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☆今日の一言☆

「架空請求詐欺」にあたるかどうか?10年の時効の壁が「不法行為で構成する場合」に破れるのか?今後に注目です。引き受けていただけるなら,その内私もお願いしてみようかな?(親族に10年を超えている案件があったので・・・)

話は変わりますが,世間はお盆ですね。当然「司法」関係もお盆休みです。

お盆明けからの動きが気になりますが,皆さんにとってこのお盆が有意義になりますように。

くれぐれも「借金」の事を考えながらの運転で,「交通事故」等をおこされませんように!

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.09

■札幌高裁に続き,大阪高裁も「架空請求」判決!

‥‥……━★

こんにちは。

札幌高裁で有名になった消費者金融会社の「架空請求」について,大阪高裁でも「架空請求」との判決が出たらしい。

札幌高裁はCFJ,大阪高裁はGEと両社とも外資系ではあるが,今後国内の消費者金融会社の対応(過払い金返還請求訴訟も含めて)が注目されます。

その後,またいろんな方がブログでも書かれると思いますが,取り急ぎasahi.comさんのニュースが一番早いと思いましたので,ご紹介させて頂きます。

また追記事項ができましたら,ブログでご紹介させていただきます。

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灰色金利「請求は違法」 大阪高裁、過払い金支払い命令

(朝日新聞ニュース asahi.com 8月9日付より)

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200708080141.html

消費者金融会社に利息制限法の上限を超すグレーゾーン(灰色)金利分の返還を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁の渡辺安一裁判長が「灰色金利による請求は違法な架空請求に類似する」との判断を示し、業者に対して、過払い金のほか、慰謝料や弁護士費用など計310万円を原告の男性に支払うよう命じていたことがわかった。灰色金利は09年末までに廃止されることが決まっており、同様の判断は4月に札幌高裁も出している。

 裁判は、奈良市内の男性(62)が、「ほのぼのレイク」で知られる大手消費者金融「GEコンシューマー・ファイナンス」(東京都港区)を相手取り、過払い金など330万円の支払いを求めて昨年3月に提訴。一審の奈良地裁判決は、約280万円の支払いを命じたが、双方が控訴していた。

 渡辺裁判長は、過払い金は法律上の不当利得で、知っていた業者は「悪意の受益者」にあたると指摘し、「元本が無くなるまでは一部、元本が無くなった後は全部が存在しない債務」と不法行為を認定した。さらに貸金業規制法で例外的に灰色金利での請求が認められている「みなし弁済」を主張した業者側に対し、「訴訟になれば無効となる可能性が極めて高いことを認識しながらあえて請求し、受け取ってきた」と断じた。

 原告代理人の小城達弁護士は「長年法律を順守しなかった業者側の姿勢が問われた画期的な判決だ」と話し、GEコンシューマー・ファイナンス社は「夏季休暇中なので今はコメントできない」としている。

(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

今日はお昼がずれた為,情報を見ることができました。

今回の大阪高裁の判決文が何処かにないかな?

ともあれこれで「架空請求」は確定?になったような気がしますが・・・。

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2007.08.08

■ニコスと残高無視(ゼロ計算)で闘っている方はご参考に!・・・(司法書士さんブログより)

‥‥……━★

こんばんは。

いよいよ夏の全国高校野球が始まりました。昨年の「駒大苫小牧×早稲田実業」決勝戦は忘れられませんね。先日亡くなった作詞家の「阿久 悠」さんも新聞の掲載記事で「いい夏いい夏」と書かれていました。今年も「いい夏」を期待しましょう!

また北京オリンピックまで「あと1年」らしい。ただ「排気ガス等の環境問題」や「食料問題」の解決も急がないと・・・。屋外競技で「光化学スモッグ」が出たら・・・陸上競技は最たるものだろう。マラソンで本当に走れるのだろうか???

さて話は本題に戻りますが,過去記事にてN太氏のブログでご紹介されていた

「司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継 」を再度ご紹介させていただきます。

書かれているのは,埼玉県和光市の熟年司法書士さんです。

今回,三菱UFJニコス株式会社(ニコス)と残高ゼロ計算(履歴を出さない場合)で,過払い金を取り戻されている経過を”実況”されています。本人訴訟型で闘っている方はご参考に!

あのニコスから電話が・・・http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/20070807/

その他,BBSで質問・回答欄があります。http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/bbs/

簡易裁判所や業者とのやり取りの情報を発信して頂けるのは,本当にありがたいですね。

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(以下N太氏7月26日付ブログより引用&リンク追記)http://blogs.yahoo.co.jp/saiken_saimu/48497668.html

◎萩原博司法書士

      埼玉司法書士会会員 (登録番号000817)

      平成10年10月 司法書士試験合格合格
      平成11年 6月 埼玉県和光市にて開業
      平成15年 7月 簡易裁判所訴訟代理権取得
                 (認定番号103046)
 郵便番号 351-0114
  埼玉県和光市本町5番6号柳瀬ビル2階
  電話: 048-451-5731
  FAX: 048-451-5732
司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継(ブログ)
BBSの先生の返答からも、多くの債務整理に関する情報が得られます^^
萩原司法書士事務所HPhttp://sihou.boy.jp/index.htm

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☆今日の一言☆

ニコスさんも人手不足らしい。それだけ過払い請求等が活発なのだろう・・・。

私が一番最初に「過払い金返還」に対して業者とブログ上で交渉されている「弁護士」を知ったのが「最強法律相談室」さんでした。

その後上記の司法書士さんもブログを使われて,交渉されている。本当に時代も大きく変わった気がします。

借金解決の「道しるべ」が,ブログ等で溢れる時代になって早数年・・・。悩んでいる方は,ブログを見て「選べる」時代になってきました。

過払い金なら「本人訴訟型」「弁護士等へ依頼型」でされている方も多いと思います。

債務整理でも,「本人整理型」で交渉に応じてくれる会社も,条件にもよるみたいですがあるらしい・・・。先ずは思い切って「当たって砕けろ」かも知れません。

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ちなみに「最強法律相談室」さんの債務整理費用は1社当たり52,500円(6社以上は31,500円)です。http://www.sarakure.jp/saimu.html

ただ,残債務のある会社+過払い会社=差し引きで過払いになれば,債務整理費用は0円で過払い金の報酬(25%+消費税)のみでOKらしい。

(例) 6社の依頼で3社が残債務100万,残り3社が150万の過払いなら100-150=-50万で(50万*25%)*消費税5%=131,250円が弁護士報酬費用になります。

50万-131,250円=368,750円が依頼者に返還される実際の金額です(着手金が0円なので,見かけ上は過払い金だけが戻って来ます)

これは過払いだけの場合なら「本人訴訟型」で,業者と8割以上で和解するほうが”お得”になります。(弁護士報酬費用を考えればお得ですが,逆に業者側にもお得にしてしまいます)

債務整理も同時の方は,「最強法律相談室」さんの場合は”お得”と思います。

またブラックが嫌な方で,自ら履歴を取り寄せて「過払い金>残債務」の方は,過払い金を取り戻し→残債務へ→完済→過払い金返還→その繰り返し・・・も考える方も多いと思います。

「本人訴訟型」で可能ならそれでも良し,「時間がない」「裁判所は苦手だ」「自分以外の高齢の親族の過払い」の場合は,「法律家」にお願いするのも良しです。(ケースバイケースですね)

さあ,まずは一歩を踏み出してみませんか?

(今日はたまたま時間がありましたので,取り急ぎ失礼します)

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■「年5%でも少ない気がする。だから5%の利息は遠慮しないでいただこう。」・・・(「最強法律相談室」様ブログより)

‥‥……━★

こんばんは。

本日,朝青龍は「急性ストレス障害」と診断されたらしい。

(朝日新聞ニュース)http://www.asahi.com/sports/update/0807/TKY200708070351.html

個人的には,地方巡業のズル休み?は遺憾と思いますが,一人横綱として又日本人を楽します為に頑張ってきた人です。それだけストレスもきつかったのでしょう。今は一日も早く元気に相撲がとれるよう休養をしていただきたいと思います。

さて,N太氏のブログ(8月6日付)に「㈱クリバース」の件が書かれていましたのでご紹介させていただきます。(既報でもご紹介していますが,いろいろ問題が多く今回業務停止になったようです)

CFJから債権を譲り受けた㈱クリバースに対して、平成19年8月6日から60日間業務停止 http://blogs.yahoo.co.jp/saiken_saimu/archive/2007/8/6

それでは,タイトルの内容に移ります。いつもの「最強法律相談室」さんのブログをご紹介させて頂きます。

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年5%の利息は遠慮なく

(「最強法律相談室」様ブログ 8月7日付より転載)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070807

プロミスから、過払金に対する利息を減額してほしいという連絡が入った。

 MさんもKさんも過払金が発生してから7~8年経過しているので、年5%の利息が結構な金額になっている。たしかに年5%の利息を付けて返還するのはサラ金にとっては辛いところだろう。しかし、その7~8年の間サラ金は本来返還すべき過払金を高利で運用して膨大な利益を得ていたのだから、それを考えると年5%でも少ない気がする。
 だから5%の利息は遠慮しないでいただこう。

 結局サラ金とはハイリスクな商売だったことになる。
 サラ金やこれに出資している銀行もようやくそのことに気がついて、次々に縮小、撤退を開始しているが、まだまだ過払金の返還は続く。
 こうした不安定な経営が続くのがいやなら、私が前から主張しているように、過去の顧客全員の取引履歴を調査して、過払金が発生している場合は、自主的に返還すればよい。単年度は大幅な赤字となるが、その後はこれ以上過払金の返還債務は発生しないから、経営も安定するはずなのだが・・・。

 (新着過払金入金情報)
 ・8月7日  三菱UFJニコス 130万円(2件)
        アプラス     68万円
        アコム      62万3000円(2件)

 平成19年の過払金取戻額、本日現在合計3億3751万7382円

sarakure110 at 19:06
 
(引用ここまで)
 
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☆今日の一言☆
 
本当に,早く自主返済にならないかな・・・。ともあれ訴訟前に,5%利息で和解をしていただきたいものです・・・。
話は変わりますが,今日は国会で参議院の招集日。
 
沢山の民主党新人議員の顔ぶれがありましたね。テレビの有名人も多数見られた。。。
 
今回の民主党の躍進は,小澤代表の読み勝ちで「最後は自身を背水の陣」に見せて,人心を勝ち取った。実に読みが深いですね。
それに反して,自民党は戦わずして自ら自滅しただけのように思えてなりません。
 
自民党新人議員の中には,あの「丸山弁護士」の姿があった。「愛は地球を救う・・・でマラソンランナー」をされたのがついこの間のように思いますが,その人気もあり勢いで参議院議員まで出世した。国会でも「行列の出来る議員」になって頂きたい。
 
将来は,「最強法律相談室」の中村弁護士も是非国会議員になって欲しいと私は前から思う一人です。きっと素晴らしい法案を作って頂けると思います・・・。
 
(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.06

■任意整理後・・・支払いが出来なかった場合は?(最強法律相談室さんのブログより)

‥‥……━★

こんばんは。

大相撲横綱の朝青龍が”うつ”・・・というニュースを目にしました。あんな大横綱でも,心の病に・・・。そういえば過去に「貴乃花」の例もありましたね。

横綱といえども精神面は見かけとは大分違うようです。借金で苦しむ「経営者」「個人」の方も,借り入れ額は立派な「横綱級」の方も多いと思います。また精神面でも相当きている方も多いと思います(ただでさえ毎日暑いですから)

「心の病」「体の病」はお医者さんへ。「借金」は弁護士等へ早めにご相談される事を,お薦めします。(ご自身で解決出来るかたはご参考に!)

また,別の報道で「ホームレスは死んでもいい?社会のゴミ?」で少年らが殺人未遂で捕まったという驚きのニュースを見ました。

(朝日新聞ニュース)http://www.asahi.com/national/update/0806/TKY200708060137.html

今回の事件で,いよいよ日本の社会も「重病」としか考えられない。

「ホームレス」も人間,「乞食」も人間です。

今日は,62回目の「広島に原爆を投下された日」でもあります。戦中戦後の大変さは,私も含めて今の青少年には理解出来ない事でしょう。

戦後の焼け野原には,それこそ多くの「ホームレス」「乞食」「戦争孤児」があふれ,食事も満足にとれない人が大勢いました。(少年達の先祖も或いは,その中にいたかもしれません・・・)

当時は,正規ルートで食料を確保するのは難しかったと聞いています。それこそ「ヤミ市」が沢山あった・・・。生きて行く為には仕方ない時代だったのでしょう。

私の知っていた方で,疎開中にカボチャの茎や葉まで食べさせられた?話を聞きました。さすがに喉に引っかかって食べれなかったらしいです。

そんな事も忘れているのでしょうか?現代社会は「食べ物を粗末にしている」・・・是非この機会に「平和のありがたさ」も含めて,考え直してみてはいかがでしょうか?

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だいぶ話が横道にそれてしまいました。。。

さて,先日検索していて秋田県のWeb新聞に目が留まりましたので,先にご紹介させて頂きます。

「さきがけonTheWeb」さんより

支え合う「いのち」 抜け出せ自殺率全国ワースト 第2部 水際のたたかい

”倒産死”を防げhttp://www.sakigake.jp/p/special/07/inochi2/inochi2_01.jspより

「倒産は単なる経済行為の失敗。財産の清算で終わりだ。決して『命の清算』をしてはならない」

さらば多重債務http://www.sakigake.jp/p/special/07/inochi2/inochi2_04.jspより

「借金をゼロにすることは、人生をリセットするということ」

(ご参考までに!)

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それではタイトルのご紹介に移ります。

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橋野弁護士 2億円を突破

(「最強法律相談室」様 8月7日付ブログ記事より転載」)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-08.html#20070806

「任意整理をしたいのですが、途中で支払いが出来なくなった場合どうなるのですか」

 こんな相談メールをいただいた。
 債務整理(任意整理)を考えているが、整理の途中で返済が滞った場合のことを心配されているようだ。

 単にその月だけたまたま支払いが出来なかっただけなら、翌月に2か月分まとめて支払えばよい。期限の利益の喪失は、2か月分滞納した場合とすることを、和解契約書で合意している。
 失業や病気等で今後も引き続き支払いが困難となった場合は、方針を転換して、個人再生や自己破産に切り替える。最初に任意整理を選択したからと言って、事情が変更すれば方針を変更しても全く問題はない。

 借金が全然減っていかない現状を放置するよりも、解決のために一歩踏み出す勇気を持ってほしい。

 当事務所の橋野弁護士の本年の過払金取戻額の合計が先週で2億円を超えた模様。

 (新着過払金入金情報)
 ・8月3日 CFJ 220万円(2件)
       アコム 22万2000円

  平成19年の過払金取戻額、本日現在合計3億3491万4382円。

sarakure110 at 17:53
(引用ここまで)

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☆今日の一言☆

それにしても「最強法律相談室」さんの過払い金の返還額は凄いです。

既に合計で5億円を軽く越えている・・・。

もっとも「最強法律相談室」さんの事務所全体(3人の弁護士)では,年間5億円の目標でした。

しかし7月1日付けのブログ記事では10億円に上方修正されている。まさに恐るべしです・・・。

残りは約5ヵ月・・・達成可能な勢いですね(^^;)

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それから先にご紹介した秋田県の新聞社記事についてです。

特に個人経営者の方の苦しみは,とても深刻な場合が多いです。

それは自営業者の中には「誰にも相談」出来ずに,毎日金策の事ばかりで頭がいっぱいの方も多いと思います。特に友人・知人・親戚・取引先等に対して「信頼」を裏切ると思い込み,思い詰める方も多いと思います。

しかし本当の「信頼」は,借金や困難をどうやって「克服して行くかの姿を見せる」事だと思います。それこそ「今まで見守ってくれた方への恩返し」だと私は思います。

それでは,ここで相談できる所をご紹介させていただきます。(リンクにもありますのでご参考に)

●借金のメール&TELの無料相談ならこのブログでも有名な「最強法律相談室」さんです。

「最強法律相談室」(山口県 周南法律事務所)
HP→ http://www.sarakure.jp/
E-MAIL info@sarakure.jp
判例紹介HP→http://www.sarakure.jp/hanrei.html

現在もメール・電話等相談者が急増中のようです。「本人訴訟型」の方もご相談されてはどうでしょうか!無料ですからこそ,より有意義なご相談を! (恐らく日本屈指の無料メール相談でしょう。私も何度かご相談させていただきました。感謝!)

●事業系コンサルタントなら「猫研」もあります。(電話のみ月1回の無料相談)

毎月,第2水曜日が無料相談日です(今月は8日(水)ですね)。詳しくは「吉田猫次郎氏のHP」をご覧下さい。どんな内容でもいいらしいです。私も経験者でないと分からない事がありましたので,運良くご相談させていただきました。(こちらも感謝!)

http://www.nekojiro.net/

その他も探せば,いろいろな無料相談等が地域でもあります。
努力すれば,借金は解決できます!

今は昔と違い本当に便利な時代になっています。

家族の為にも,自身の為にも一人で思い悩む日々は今日限りにして「確かな未来」に向け「勇気ある一歩を」踏み出してみませんか!

今日も話がチャンコになってしまいました。ご勘弁を!

(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.05

■「最強法律相談室」+「水谷修先生」最強コンビの続報2+所感等

‥‥……━★

こんばんは。

昨夜(8/3)は2つの放送を見ることが出来ました。

一つはNHKプレミア10の「阿久悠」さんの追悼番組。もう一つは,深夜TBS系であったR30「水谷修先生の特別講演」です。

「阿久悠」さんの追悼番組は,NHKでは異例の90分生番組でした。私も懐かしく見させて頂き,昭和時代の思い出がメロディと共に垣間見れた気分になりました。

特にテレビに於いての「阿久悠さんが作った世界」と共に過ごしてきたような気持ちになりました・・・「阿久悠」さん本当にありがとうございました。安らかにお休み下さい。合掌。

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その後,一息ついて寝ながらテレビのチャンネルを回していたら,偶然「水谷修先生」の出演番組をまた見ることが出来ました。(深夜チャンネルで何故かよく偶然見ます)

さすがに深夜だったので,今日は寝不足です・・・。

ただ,最後まで見れて良かったと思うことは,改めて「水谷先生」の子供達への慈悲の深さと,私も含めた大人達への戒めでした。

下記に丁度「最強法律相談室」さんのブログ記事もありましたので,ご紹介させて頂きます。

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夜回り先生のお手伝い その後

(「最強法律相談室」様ブログ 8月3日付より転載)

http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/51036660.html

夜回り先生(水谷修先生)から頼まれて、友人S氏とともにある少女が立ち直るお手伝いをさせてもらていることは何度か書いた。

 彼女は今年の春、高校に入学した。
 その後、家庭内で複雑な問題が発生したのだが、ここで彼女が大活躍。
 おかげで、それまで仲が悪かった母親との関係も修復。今では、母親は完全に彼女を頼りにしている。

 「うちが中村先生に説明するけえ、黙っちょきい!」
 「はい」

 先日母親といっしょに相談に来所したのだが、当事者の母親よりも彼女の説明の方が要領を得ていた。さまざまな苦労が彼女を成長させたのだろうか。
 今後も出来る限りのお手伝いをさせてもらうつもり。

 (新着過払金入金情報)
 ・8月1日 イヅツヤウイズカード 4万3000円

 平成19年の過払金取戻額、本日現在合計3億3249万2382円

sarakure110 at 18:46
 
(引用ここまで)

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☆今日の一言☆
 
最強法律相談室の「中村弁護士」と「水谷先生」の連携プレーは本当に見事ですね。
 
今回もそうですが「水谷先生からのメッセージ」で一番私に思い当たる言葉は,「大人世界のイライラが子供社会へ悪影響を及ぼしている」でした。確かに思い当たる事があり反省しなくてはなりません。

また次のような事も言われてました「昔と違い,現代の子供達は「携帯」「ゲーム」「ネット」があるが為に,悩みを抱え込んでも「居場所」に閉じこもってしまっている。これらがなければ,家の外で友達との人間関係の「修復」や「和解」方法等・・・遊びの中で自然に体得出来ていた。引きこもり等の問題は殆ど解決出来たハズと・・・。」

水谷先生が言われる事は,一つ一つがとても説得力ある言葉でした。

ただ,私が水谷先生の言われる事に対して,一点だけ「異」を唱えたい事がありました。それは,大人社会に於いて,校長先生や担任の先生が責任を取って辞めることです。確かに今の社会は,何か不祥事があれば「トップ」が辞めるのが通例になっています。

しかし本当にそれでいいのでしょうか?「トップ」が全責任を取って辞める・・・私には疑問です。何故なら,大人社会に「厳し過ぎる」結果があるからこそ,より不都合な事実を「隠そう」「排他しよう」としている事につながっているように思えてなりません。

これで本当にいいのでしょうか???

しいては,子供社会へも「厳しさ」だけが伝わる事に他なりません。そこには「リ・チャンス」が存在していません。

「失敗したら」=「責任を取って辞める」

私はこれは間違いだと思います。何故なら「人間」=「失敗する」からです。子供だけでなく大人の世界では「失敗」は,山ほどあることは歴史も証明しているではないでしょうか?

「借金」の世界なら,なおさら日常茶飯事です。

これからの子供達には「失敗した大人」が「どうやって反省して乗り越えて行くのか」と言うことを伝えて行く事がより必要ではないでしょうか?

今の子供達は「大人」の振る舞いを,「身近な大人」~「テレビが映す社会まで」より敏感に見ているような気がします。

失敗をしたら「人生」が「終わるのではない」と言える社会を目指すべきと思います。これは犯罪の場合も言えるかと思います。

ただ,「人命を奪った」場合は少し違うと思います。この場合は,刑期が終わっても一生償う必要があるのでは・・・と私は思います(当然場合にもよるのでしょうが)

この事は特に問題になっている「光市の母子殺人事件」の最高裁差し戻し審が,現在も長期化している事にも現れています。

3審制の最高裁で終わった・・・と思った方も多いと思います。実際は4審制になっているように思えてなりません。少年は「無期懲役」か「死刑」か・・・。簡単なようでなかなか決まらない話のようです・・・そこまでして何故「裁判」が長引くのかも含めて。

一般人の私も含めて,疑問に思うのは私だけでは無いと思います。

当時の少年が2人の命を奪った事は事実です。これが3人なら恐らく「死刑」になっていたとも何処かで聞いたような気がします。本当に変な国ですね・・・1人も2人も変わらないないなんて。。。

「死刑」論議はさておき,やはり「裁判」を受けることすら出来ずに即「死刑判決」を実行された母子の立場はどうなるのでしょうか?それだけ考えても結論ありきのような気がしてなりません。

あえて死刑が問題なら・・・立法で「無期懲役」→「終身刑」に変更出来る「刑法」をつくるべきではないでしょうか。

また,とりとめない話になりましたが,どうか御容赦の程を・・・。
 
(今夜はこれで失礼します)

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2007.08.03

■ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち(今夜のNHKプレミア10より[追悼生放送])

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こんばんは。

台風5号は九州地方を中心に多大な被害を与えたようです。被害に遭われた方に心よりお見舞申し上げます。

さて,先日(8月1日)亡くなられた「阿久 悠」さんの追悼番組が本日NHK総合であります。(生放送)

余りにも有名な方でした・・・まだ70歳。

文字通り昭和の歌謡史を作った方でした。遅くなりましたが慎んでお悔やみ申し上げます。合掌。

その他ニュース記事です(中日スポーツ 2007年8月2日付より)http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007080202037913.html

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ありがとう阿久悠さん~日本一のヒットメーカーが生んだ名曲たち

(NHK プレミア10より)

8月3日(金) よる 10:00 - 11:28

http://www.nhk.or.jp/premium10/

出演は都倉俊一さんのようです。一緒に時代を振り返ってみてはいかがでしょうか?

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☆今日の一言☆

話は変わりますが,コメント欄に774氏から最高裁の判例についての追記がありましたので,ご紹介させて頂きます。(774氏様ありがとうございます)

http://yuuki.air-nifty.com/go/2007/07/post_8964.htmlのコメント欄より。

『再度突然の訪問にて失礼します。
7・19最高裁判決は、実は、このブログで紹介されていた
那覇地裁プロミス判決を踏襲したものではないでしょうか?

(引用始)●070301 那覇地裁 プロミス
(第1取引と第2取引は別個の基本契約。中断期間約8年9ヶ月)
本件第1取引と再開後の本件第2取引とは,別個の基本契約に基づくものであることが認められが, 

①貸金業者に対する貸金債務をいったん完済した後,再び同一の貸金業者からの借入れを繰り返す借主が少なくないことは裁判実務上,顕著な事実であり,貸金債務をいったん完済した借主を優良な顧客として新たな貸付けを行う貸金業者も多いと考えられるから,本件第1取引が終了した時点においても,将来,再び敢引がされることは十分想定されていたということができること,

②上記のとおり,一定期間,取引の中断があったとしても,同一の基本契約が締結されている場合には,借主はその別口の借入金の弁済に過払金を充当する意思を有していると推認されるところ,別個の基本契約が締結された場合であっても,借主は,全体として借入総額が減少することを望み,複数の権利関係が発生するような事態が生ずることは望まないのが通常と考えられることなども考慮すると,本件第1取引と本件第2取引とは別個の基本契約に基づくものではあるが,本件第1取引から生じた過払金は,本件第2取引に係る債務に充当されると解するのが相当である。
http://www.hyogoben.or.jp/hanrei/pdf/070301.pdf  ●(引用終)

2・13最高裁において、第1取引と第2取引が同一の基本契約に基づかないとき「次の貸付が想定されていた」場合は充当可能との判断が下されていますから、
「次の貸付想定」は2・13&7・19最高裁判決2つに拠所を有しますので極めて強い主張です。
「次の貸付想定」&「複数の権利関係発生を望まない」これら2つで、充当合意の存在は満たせるでしょう。』

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なるほど,要約すると非常に分かりやすいですね。皆さんもご参考に!

(取りあえずこれで失礼します)

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2007.08.01

■裁判以外の紛争解決(ADR)を国民生活センターへ設置予定(2009年度)+書籍のご紹介(ブログで有名な女性現役裁判官の小説です)

‥‥……━★

こんばんは。

いよいよ梅雨が全国で明けたと思ったら,また不気味な台風が接近しています。くれぐれもご用心を!

さて,既報でADR法(裁判以外の紛争解決)をご紹介させていただきました。http://yuuki.air-nifty.com/go/2006/11/adr_4d66.html

最近は,スポーツ関係団体等でよく聞くようになりましたが,早ければ来年にも大きな組織が動き出すようです。

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悪質業者、呼び出し可能に・国民生活センター

(日本経済新聞ニュース NIKKI.NET 7月31日付より)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070731AT1G3003030072007.html

内閣府は30日、独立行政法人の国民生活センターに裁判以外の紛争解決(ADR)の機能を持たせる方針を固めた。消費者が製品やサービスに不満を持つ例は多く、事業者との紛争を解決する手段を充実すべきだと判断した。来年の通常国会に国民生活センター法の改正案を提出する方向で、2009年度にも実現する。

 内閣府に設置した検討会が同日、同センターがADRの機能を持つべきだとする中間報告をまとめた。同センターに悪質な事業者を呼び出す権限などを設け、センター内に設ける第三者機関で消費者と事業者の間の紛争を解決する仕組みだ。(07:00)

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●書籍のご紹介

題名:『かけ出し裁判官の事件簿』 ビジネス社(http://www.business-sha.co.jp/

■八橋一樹の最新刊■ 

(なお八橋一樹は主人公のペンネームとあります)

著者はYahooブログ『かけ出し裁判官Nonの裁判取説』で有名な現役裁判官の「Non」様です。http://blogs.yahoo.co.jp/judge_nori

書籍紹介については,下記ブログをご参考に! http://blogs.yahoo.co.jp/judge_nori/50086319.html

         かけ出し裁判官の事件簿           

                           

現役若手裁判官が赤裸々につづる、公判顛末記。なぜ彼は、一人だけ「否認」するのか?なぜ彼の仲間は、彼の共犯を訴えるのか?裁判官になって2年目の「僕」が、ある日受け取った新件。その傷害事件の裏側に潜む、さまざまな「心理」。事実を解き明かす為の作業は、どのように行なわれているのか?

【本書の内容

   その1 「新件受理」 平成18年11月10日(金)           

   その2 「事前準備」 平成18年12月19日(火)

   その3 「期日前ミーティング・1」 平成19年1月9日(火)

   その4 「第1回公判」(冒頭手続) 平成19年1月10日(水) 

   その5 「期日間準備・1」 平成19年1月15日(月)

   その6 「期日前ミーティング・2」 平成19年1月30日(火)

   その7 「第2回公判」(小川、大久保証人尋問) 平成19年1月31日(水) 

   その8 「期日間準備・2」 平成19年2月12日(月)

   その9 「第3回公判」(白橋、首藤証人喚問) 平成19年2月21日(水)

  その10 「期日前ミーティング・3」 平成19年3月6日(火)

  その11 「第4回公判」(被告人質問・1) 平成19年3月7日(水)

  その12 「第5回公判」(情状証人、被告人質問・2) 平成19年3月28日(水)

  その13 「第6回公判」(論告、弁論、結審) 平成19年4月18日

  その14 「合議」(事実認定) 平成19年4月20日

  その15 「合議の準備」 平成19年4月23日(月)

  その16 「合議」(量刑) 平成19年4月27日(金)

  その17 「起案」

  その18 「起案提出」 平成19年5月7日(月)朝

  その19 「起案修正」 平成19年5月28日(月)朝

  その20 「第7回公判」(判決言い渡し)平成19年5月30日(水)

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☆今日の一言☆

今までは,過払い金返還は「本人訴訟」「弁護士等」,自治体や一部のNPO法人?がありましたが。全国組織の国民生活センターに権限が出来ることは,とても大きな意味があると思います。

その他の消費者問題トラブルを直接業者を呼んで解決へ・・・関係者は忙しくなりそうですね。

それから今日は書籍をご紹介させて頂きましたが,以前から注目していた「現役裁判官様のブログ」です。

さすがに「小説」まで書かれていたとは・・・久しぶりにブログを拝見するまでは知りませんでした。いろいろな裁判官様もいらっしゃるのですね。。。ちなみに私はまだ読んでいません(^^;)

それから,アイフルが本日(8月1日)分から「利息制限法」適用利率で貸し出すようです。但し新規分らしいです。http://www.aiful.co.jp/

今日もなんかまとまりがない内容になりました。

(今夜はこの辺で失礼します)

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