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2007.12.30

■今年を振り返って(その1)・・・「最強法律相談室」様ブログより(気がついたらサラ金も、実は「多重債務者」だったということか。)

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こんばんは。

いよいよ年越しの準備で皆様も大変かと思います。年末にかけて寒波が来襲してきてますので,体調管理と交通事故等には十分注意しましょう。

さて,今年も残りわずかになってきました。

始めに,いつもお世話になっています「最強法律相談室」様ブログより,今年を振り返った総括記事等が3点出ていましたので,ご紹介させていただきます。

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忙しい師走です

(「最強法律相談室」様ブログ 12月27日付よりご紹介)http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-12.html#20071227

 『年の瀬のゴタゴタでなかなかブログの更新ができずご迷惑をおかけしている。

 過払金裁判では、取引が一連か個別かという論点のほかに、消滅時効の起算点がいつからかという論点がある。判例は分かれており、①過払金が発生した時が起算点だという見解と、②完済等により取引が終了した時が起算点だという見解が対立している。

 Kさんは、10年前の97年当時プロミスに対し、すでに過払金が200万円以上発生していたが、本人はそのことを全く知らず、その後07年5月まで返済ばかりを続けてきた。その間、珍しいことに新たな借入れはほとんどしていない。
 Kさんは本年5月にプロミスに対し過払金約440万円の返還を求める裁判を起こしたが、このケースの場合、①の見解では、10年前に発生していた過払金約200万円は全部時効消滅したことになり、返還される過払金は大幅に減額してしまう。

 先日、判決があり、山口地裁周南支部は、②の見解を示した。

 「貸主と借主との間で貸付け及び返済といった取引が継続している間は過払金に関する不当利得返還請求権に関する時効は進行しないと解するのが相当である。なぜなら。これらの弁済に関する合意が存在する場合には、借主としては取引終了時点において借入金と過払金を精算すれば足りると考えるのが通常であるというべきであって、権利の性質上借主が不当利得返還請求権を行使することが現実に期待することができないからである」

 この判決文も近日中にHPにアップする予定。』

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平成19年の過払金最前線を振り返って その1

(「最強法律相談室」様ブログ 12月29日付よりご紹介)http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-12.html#20071229

『 2・13最高裁判決は、過払金裁判を闘っている全国の弁護士、司法書士、多重債務者本人に少なからず衝撃を与えた。
 しかしその後の6.7判決、7・19判決は、やや意気消沈しかけた我々を再び勇気付ける内容であった。
 それぞれの判決に対する私のコメントは該当年月日のブログを読んでいただきたい。

 2・13判決が第三小法廷で、後の二つの判決が第一小法廷だったことから、最高裁の判事たちの中でも見解の対立があるのではないかという声も聞こえてくる。真相は到底分からないが、一連・分断問題に関する最高裁の明確な判断が強く求められているので、いずれ何らかの回答が得られるだろう。

 混迷気味の最高裁判決を反映して、下級審は一連・分断問題では勝訴、敗訴判決が入り乱れた。
 しかしその中で、過払いが発生しているのに約定残高を請求するサラ金の行為に不法行為の成立を認めたり、悪意の受益者には民法704条により利息だけでなく損害賠償責任もあると認めた判例が出ていることは高く評価したい。

 サラ金との長い取引の中で、多重債務者がどれだけ苦しめられたか、その救済のためにいま過払金がどれほど重要かという原点に立ち返って、裁判官たちの魂を揺さぶり続けることが、ますます重要になってきている。

 平成19年の過払金取戻額、本日現在合計6億4097万4803円 』

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平成19年の過払金最前線を振り返って その2

(「最強法律相談室」様ブログ 12月30日付よりご紹介)http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2007-12.html#20071230

『 今年消費者金融の経営は大きな転換点を迎えた。

 過払金返還債務の負担が経営に大きくのしかかり、他方上限金利の引下げ施行を2年後に控え、業務内容の再構築、経営統合などが待ったなしの課題となった。クレデイアのように銀行から見捨てられて、民事再生の手続きを取る会社まで出現した。
 周南市の周辺でも小規模な業者の廃業が相次いだ。

 過払金返還の裁判の席上でも、「会社の方針で請求金額の3割までしか出せません」とか「毎月30万円の分割なら和解します」などと平気で言ってくる会社が増えてきた。
 気がついたらサラ金も、実は「多重債務者」だったということか。

 この傾向は来年も、より厳しく、より鮮明になっていくだろう。

 すでにいくつかのサラ金については、勝訴判決を取ることより、その後の強制執行による回収の方が難しいという事態が現実化しつつある。こうした新たな問題に直面して、我々弁護士もさまざまな知恵と工夫を発揮すべき時に来ている。』

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☆今日の一言☆

「最強法律相談室」(中村弁護士)様も,年頭の目標を大きく超えた6億円越えの過払い金を取り戻されています。刑事・民事もされながらお仕事とはいえ,大変な一年だったと拝察いたします。

当ブログに於きましても,数限りなく有用な記事をご紹介させていただきました。また「本人訴訟型」の方々の為に,惜しげもなく判例集をHP上に作って頂いたり,メールにての数々の励ましも,過払い返還請求同志の方々にとっては,大変心強かった事でしょう。

この場をお借りして,深くお礼申し上げます<(_ _)>

多重債務者・旧多重債務者の方の中には,「過払い返還金」により希望溢れる新年を迎えられる方も多いと思います。

また,引き続き「過払い金返還金」を当てにされて「来年の計画」をお考えや,任意整理等で「計画的な家計」を組まれて,未来を信じられる方々も多いと思います。

環境は,益々厳しくなってきているようですが,これに怯まず頑張っていきましょう!

皆様にとりまして今年も残り一日となりましたが,良き来年を迎えられますよう切に願います。

(取り急ぎ,これで失礼します)

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