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2007.12.19

■時効10年問題打破!の「神戸地裁判決文」の続報・・・(参考:弁護士さんのブログより)

‥‥……━★

こんばんは。

今日から「改正貸金業法」が施行しました。

NIKKI NET様にもニュースが載っていました。http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AT2C1900E%2019122007

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さて,以前ご紹介させていただいた記憶?がある,中山知行弁護士様ブログに「神戸地裁」のコメントが載っていましたので,ご紹介させていただきます。

なお,当ブログの既報済はこちらになります。http://yuuki.air-nifty.com/go/2007/12/post_15a8.html

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貸金業法施行前の超過利息の請求・受領と不法行為の成否 

(横浜市泉区弥生台の弁護士「中山知行弁護士(横浜弁護士会所属)TEL045-814-0051 様」ブログ 12月15日付よりご紹介)http://d.hatena.ne.jp/kusunokilaw/20071215

 
『最高裁のサイトである判例検索システムに神戸地裁平成19年11月13日判決が載っています。

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20071214111256.pdf

この判決は,貸金業法施行前の超過利息の請求・受領と不法行為の成否について判断したもので,かなり画期的なものです。

この神戸地裁の判決では,過払い金返還請求の訴訟物を不法行為の損害賠償請求として認めましたので,不当利得の返還請求の消滅時効10年が経過して返還請求を諦めていた多くの人が救済対象とされることになります。

この控訴審判決と同様の判断が全国の他の裁判所でも一般に認められるようになれば,貸金業者は,更なる「利息返還損失引当金」の積み増しを余儀なくされることになると思われます。

ポイントは,「貸金業法が施行されたのは昭和58年11月1日であり,本件取引開始時において,貸金業法はいまだ施行されていなかった」というところにあると思います。

判決によると,「被控訴人は,本件取引開始当初は,年利にして47.45パーセント,昭和59年11月28日以降は,元利金が完済された昭和60年6月以降も,年利にして39.5パーセントもの違法な利率で計算された利息の支払を求め,その利息の支払を受領していたこと,約定利率は,最終弁済がされた平成2年9月当初においても年利にして36パーセントを超える高利であった」ということです。

まさに暴利行為と言えるような金利を取っていました。

貸金業法の施行によって「みなし弁済」が認められるようになり,非常に狭い範囲で合法的に利息制限法超過利息を取ることが認められるようになりました。ですから,この神戸地裁の被控訴人のように,貸金業法施行以前から取引があったケースでは,裁判所も不法行為の認定をし易いと思われますが,「みなし弁済」規定が設けられた後に取引を開始したケースではまだまだ微妙です。

例えば,平成元年に取引を開始して平成8年に完済した人の場合です。

さらに訴訟物を不法行為とすることを認めるとしても,今後の問題は,年利何パーセントなら不法行為として認めるかです。

「みなし弁済」規定の有無にかかわらず,利息制限法を超えていたものはすべて不法行為だと認められるのなら,救済される範囲は最大になりますが・・・。

最高裁の判例検索システムの「判示事項の要旨」には,貸金業法施行前の超過利息の請求・受領と不法行為の成否とあります。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=04&hanreiNo=35492&hanreiKbn=03

不法行為が訴訟物だと民事訴訟法248条も利用しやすくなります。

(レイクや丸井やダイナースのように取引履歴を破棄してしまっている業者にも248条が適用できます。)

248条

損害が生じたことが認められる場合において、損害の性質上その額を立証することが極めて困難であるときは、裁判所は、口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果に基づき、相当な損害額を認定することができる。

なお,この神戸地裁の控訴審判決はプロミス側が上告しませんでしたので,確定しているとのことです。』

(ご紹介ここまで)

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☆今日の一言☆

他にもコメントが出ている方もあるかと思います。以前の記録を辿っていて見つけましたので,時間差が出ましたが記事をご紹介させていただきました。

今日まで「弁護士」等からのコメントが見あたらなかったので,今回の記事はとても分かりやすく参考になると思います。

諸問題を乗り越えて行く可能性のある「判決」と私はさらに期待したいです。

(取り急ぎこれで失礼します)

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