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2008.03.03

■日本版サブプライムローン問題が始まっている?

‥‥……━★

こんばんは。

いよいよ暦の上では「春」です。また3月3日は桃の節句「ひな祭り」と何やら春めいてきました。私の方は風邪が長引いて,少々参っています(^^;)

さて,いつも購読させていただいている『裏キャッシング道!現役信販マンのカード業界ウラ話』で前回号(1月28日)からですが,ご紹介させていただきます。

興味のある方は,購読されてはいかがでしょうか?

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日本版サブプライムローン問題?!「ゆとり返済」はまだ終わっていなかった!!

(2008年1月28日号よりご紹介)

発行人  : Masa
URL  : http://blog01.sea-manta.net/
メルアド : ma3437@yahoo.co.jp
◎裏キャッシング道!現役信販マンのカード業界ウラ話
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  ☆☆殿堂入り!!☆☆
  現役信販マンが教えるカードの落とし穴に嵌まらない方法
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『(省略)

アメリカのサブプライムローンは、過去2年以内に返済を60日以上延滞するなど、通常より信用力が低い人に向けたもので、利率は年10%超と高いですが、最初の2年間は金利だけ払えばOKというモノでした。

だから利率が上がった途端、返済不能になった米国民が続出している訳です。


考えてみれば、これって日本も通ってきた道にどこか似ていませんか?

いわゆる住宅ローンの「ゆとり返済」問題のことです。
しかもこの問題、まだ終わってないどころか、トンでもない爆弾になりつつあります。

当時は不況の真っ最中で、景気浮揚のために小渕政権が導入したのが、住宅金融公庫による史上最低の2%という低金利の住宅ローンでした。

しかも、それまで3大都市圏では年収500万円以上、地方は400万円以上の年収がなければローンが組めなかったのに、それぞれ400万円、300万円に大幅緩和したのです。

そのうえ、それまでは頭金として物件価格の2割を用意することが条件だったのに、頭金ゼロでも構わなくなりました。その結果、やはり信用力の低い人たちがこぞってローンを組みました。

ところが公庫融資利用者にとっては、これが「落とし穴」にハマる始まりとなります。

もともと「ゆとり返済」は、返済後6年も経てば給料も上がっているハズだから、返済当初5年間の返済額を少なくしておけぱ、返済負担も軽いだろう、ということで設けられた制度です。

しかし現実は景気は一向に回復せず、ボーナスも大幅滅という人が多くなり、リストラや倒産のために収入の道を閉ざされた人さえいます。
また、自営業の人はボーナス返済は組み込んでいなくても、不景気で業績が上がらないため、やはり返済は苦しくなっていました。

特に平成5年度と6年度については、当初5年間の返済額を返済期問75年で計算(それまでは50年で計算)することとし、平成5年度と6年度の公庫融資利用者は、借りやすいしくみに乗って借りているため、今となっては逆に借り過ぎによる事故が起きやすいしくみといえます。

さらに問題なのは、公庫融資の場合、平成4年度以前の融資額は所要資金の80%を上限としていたのに対し、平成5年度と6年度は、通常返済は所要資金の80%までであるものの、特別加算額は上乗せした特別加算額が所要資金まで利用できる、つまり100%融資も可能でした。

したがって借り過ぎによる事故発生の可能性は更に高くなってしまったのです。

でも、その様に条件を緩和した結果、自己資金に乏しい人でも購入できるため、平成5・6年度の『ゆとり返済』利用者はなんと約70万人に達しました!!


平成5年度と6年度に申し込みを行なったゆとり返済利用者の場合は、返済当初の負担が他の年度に比べてより軽減されていたものの、6年目以降はそれ以前の制度による場合よりも大幅な返済額の上昇率となります。

一方で、その間の所得の伸びが大幅に下回る水準となっているため、その返済に窮することが懸念され、このため建設省と大蔵省では、平成9年12月20日に、平成5年度と6年度の、ゆとり返済利用者に対して救済措置を講じることを発表しました。

対象となる人は、本人の申告で6年目以降の返済が困難と認められる場合に返済額の増加率を緩和する措置として、10年を限度に償還期間の延長が認められるというものです。

しかしながらこの処置は利用者全員に適用されるわけではなく、適用を受けられたとしても今度は返済期間が延びることによって返済総額グーンと増えてしまうというデメリットがあるのです。

その98年度に住宅金融公庫で対象となり、再度ローンを組んだのは、その数46万件。ざっと7兆円にも上ると言われています。

10年の償還期間延長が切れ、返済金額が跳ね上がるのがこの2008年度のことなのです。

ただでさえ景気が悪い上、貸金業法等に代表されるような政府の統制が厳しくなっていて景気が減速している状況下で、7兆円の不良債権が発生したらどうなるのか・・・想像しただけでもオソロシイ・・・。

最悪のタイミングで発生するかもしれない「日本版サブプライムローン」問題、金融業界だけではなく、日本経済そのものに今後大きな影響を与えそうです。

(省略)』

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☆今日の一言☆

これから,総量規制も伴い債務整理も含めて大きな要因がいろんな所に隠れているような気がします。

債務整理も「計画的」にです!

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さて,今日は「春」の始めにもなりますので,先哲のことわざを引用させていただきながら,所感も述べてみたいと思います。

先哲曰く

「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」

(法はみずからひろまらない,人が法をひろめるから,人も法もともに尊いのである)

これを,「借金整理の上から引用すると」

「(利息制限法=過払い)の事は,自然には皆さんへは伝わらない。(人=ブログ)があるからこそ情報発信で借金から人々が救われる。このことは,(ブログ=借金整理術)が共になければ意味がない事になり,それゆえにそれぞれが大切な役目(使命が)ある」

この事も含めて,出来うる限り「情報発信」には今後も努めていきたいと思います。

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さて,今後の過払い金返還や債務整理事案は,情勢を考えますと難航も予想されます。しかし,気が付いた方が「情報発信」を心がけないなら「悪=利息制限法違反」を見逃してしまいます。

以前にも書きましたが,人々から「勇気・希望」を奪う者は「悪」です。逆に人々に「勇気・希望」を与える者が「善」です。(あくまでも私の中の定義です)

出来ましたら「情報発信」「情報提供」をよろしくお願い申し上げます。

さあ,いよいよ「春」です。

私もこれから「反転攻勢」に打って出る時が来たようです。

皆さん!

未来を切り開く為にも一緒に頑張りませんか。

(今夜はこれで失礼します)

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コメント

① こちらは、本当にサブプライムの直接の影響から。過払い返還が渋くなる。

サブプライム問題からアメリカ地方債市場を発行停止に追い込む元凶となったトリプルAのモノライン金融保証会社。そのモノライン大手で、目下会社再編、資本注入で金融市場を揺るがすAMBACから、30億円㌦の保証を受けて、証券発行しています。
AMBAC、MBIAなどの社債の利回りは、年15%を超え、それらの保証会社の社債を保有してた場合に、支払いを保証してもらうために支払う保険のような手数料は、証券額面で、頭金で6-7%、年5%。
地方自治体の半分が、モノライン保証つけて、証券を発行している。1月まで、4.5%の金利が、NYとNJ州にかかる橋の管理監督機関で、借り換え証券の入札が失敗し、週もの金利は年20%に上昇した。どこも発行が滞っている。
武富士の社債も、どうなっているのか。そろそろ順次期限を迎えるのではないか。そうすると、3000億円を超える証券の償還資金を捻出することになる。
自己資本が厚いから、払えるのでしょうけれど、平均して25%の貸付資産を減少させることになる。
財務上、どのような影響があるかは、不明だが、以下の金融庁の発表から、重大な影響が出る恐れもある。

貸金業者の一部にグローバル市場の混乱の影響出る可能性=金融庁長官
2008年3月3日(月)19:16

 [東京 3日 ロイター] 金融庁の佐藤隆文長官は3日の定例会見で、武富士<8564.T>が仕組み債取引で損失を計上する可能性があると明らかにしたことについて「サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)をきっかけとするグローバルな市場の混乱は続いている」と指摘した上で、「一部の貸金業者の財務内容に、グローバルなマーケットの混乱の影響が出てくることは考えられる」との見方を示した。

 サブプライム問題については「各金融機関で財務の健全性を維持していくためのリスク管理を行って、損失が発生する場合は、損失を適時適確に認識して対応していくことが重要だ」と語った。

② Sに絡んで裁判して、過払いの和解調書つくっても、ますます支払いをしないケースが増えていると聞く。動産執行をかけても金がなくて、取れないという。支配人は、裁判所で、財務的に苦しいから、何とかしてくれと、土下座するかのように頼むという。代理人は本当に、そんなに大変かと、貸借対照表やら決算報告を探すが、オーナー系なので、どこにもない。
証券化証券で、資金を調達しているので、借り入れはありませんが、AAAやAAを取得して、信用上安心マークを受けて、発行していますから、財務上、トヨタや松下、東京三菱UFJなみに支払能力があります。

投稿: 吉行誠 | 2008.03.04 08:10

吉行誠様

ご丁寧な解説も含めて,いつもありがとうございます。また参考の為にご紹介もさせていただきたいと思います。

先ずはお礼まで。

投稿: yuuki | 2008.03.04 23:09

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