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2008.03.29

■アエル㈱の民事再生の続報(経緯説明)・・・(コメント投稿欄より)

‥‥……━★

こんばんは。

大変ありがたいことです。皆様からのコメントで私のブログも,何とか続けて来れていると改めて感謝申し上げます<(_ _)>

それでは,上記の件につきましてご紹介させていただきます。

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アエル債権者説明会資料・・・財務諸表(貸借対照表)(平成 1年 12月31日現在???)

「goahead0711」様よりYahoo別館コメント欄への「情報」http://blogs.yahoo.co.jp/yuuki_go_2005/52660397.html#52716782

『 2008/3/28(金) 午前 11:54 [ goahead0711 ]

アエル債権者説明会資料が手に入りましたので
お役に立てるかどうか分かりませんがとりあえずお送りします

債権者ご説明会
アエル株式会社
平成 20年 3月 27日
アエル株式会社債権者ご説明会
式次第
1 代表取締役社長よりのご挨拶
2 申立代理人によるご説明
(1)再生申立に至った経過
(2)弊社の現状と今後の手続の流れ
(3)債権のお取り扱い
3 監督委員のご紹介
4 質疑応答

再生申立こ至った経過等

1 再生申立に至った経過について
弊社は、平成 15年 11月会社更生手続開始決定を受け、平成 16年 6月 30日、更生計画認可決定を受けました。しかし、その後利息制限法の上限金利を超えて受領した金利について返還を求める請求いわゆる過払金返還請求が激増したことや貸金業法改正の影響により、当初の更生
計画を履行することが困難となり、当初の更生計画案を変更して更生債権について追加の免除を受けた上、一括弁済して、平成 19年 8月更生手続を終結いたしました。しかしながら、その後も新たな過払金返還請求が次々と行われ、毎月多額の弁済が必要となったことなどにより、このまま事業を継続することが困難な状況となりました。
このため、今般民事再生手続開始の申立を行うに至ったものです。

2 弊社の現状と今後の手続の流れ

弊社は、平成 20年 3月 24日午後 3時、東京地方裁判所に対し、民事再生手続開始の申立を行い、直ちに受理されると共に、裁判所より、保全処分と監督命令が発令されました
負債総額と債権者数は以下のとおりです。
負債総額約 231億 4593万円債権音数 4199名
但し、過払金返遭請求権の金額・債権者数については、確定したもののみの数字ですので、負債総額及び債権者数とも、今後増加する可能性があります。
今後、債権者の皆様にとって最も利益に適う計画の作成という観点から、裁判所とも協議の上、再生計画を検討して参ります。

3 債権のお取り扱い
(1)再生手続開始前に発生した債権につきましては、原則として、再生手続開始の決定と
共に再生債権となります。
再生債権につきましては、誠に勝手ではございますが、一旦棚上げし、再生手続の中で届出を頂き、今後策定する再生計画に従って弁済することとさせていただきます。
(2)再生手続開始後に発生した債権につきましては、共益債権となりますので、棚上げをすることなくお支払いいたします。

別紙 1
民事再生手続の流れ
民事再生手続の流れは以下のとおりです。
民事再生手続開始の申立
弁済禁止保全処分の発令 +監督委員の選任

(現時点まで)
再生手続開始決定
債権者の皆様による債権届出
裁判所から債権届出用紙が郵送されますので、お届出をお願いします

債権確定手続

再生計画案提出
皆様の債権のお取り扱いについて記載された再生計画案が、裁判所から皆様の元
へ郵送されます。

債権者集会における決議、再生計画の認可決定
再生計画案が可決されるための条件 :債権者数の過半数、債権額の 2分の 1以上双方の賛成

再生計画に従った債務の履行

別紙 2
財務諸表(貸借対照表)
(平成 1年 12月31日現在)

アエル株式会社 (単位 :円)
科目 金額
資産の部
流動資産 38,335,714,400
現金及び預金 1,759,954,525
営業貸付金 39,812,312,449
たな卸資産 2,253,602
前払費用 200,671,288
未収収益 768,700,173
未収入金 988,424,152
その他の流動資産 63,065,867
貸倒引当金 ▲5,259,667,656

固定資産 23,342,946,782
有形固定資産 349,571,903
建物 241,569,734
車両運搬具 0
器具備品 108,002,169
無形固定資産 540,776,327
ソフトウエア 540,772,236
電話加入権 3,346

その他の無形固定資産 745
投資その他の資産 22,452,598,552
投資有価証券 100,000,000
出資金 42,700,000
債権流動化出資金 24,862,613,318
長期前払費用 57,282,954
敷金保証金 473,577,102
長期未収入金 162,967,793
その他の投資等 5,126,338,237
保証債務見返 0
貸倒引当金 ▲8,374,880,852
資産合計 61,678,661,182

負債の部
流動負債 22,960,250,197
借入金 18,600,000,000
1年内返済予定の更生担保権 0
1年内返済予定の一般更生債権 0
未払金 902,221,607
未払費用 290,651,384
未払法人税等 20,828,500
預り金 76,313,025
再建協力引当金 155,026,166
事業再編成引当金 684,607,856

その他の流動負債 2,230,817,694
固定負債 12,730,817,694
利息返還損失引当金 12,323,000,000
更生担保権 0
一般更生債権 0
退職給付引当金 37,638,000
長期未払金 28,179,694
負債合計 35,691,067,891

(純資産の部)
資本金 5,000,000,000
資本剰余金 16,489,669,200
資本準備金 5,000,000,000
その他資本剰余金 11,489,669,200
減資差益 11,489,669,200
利益剰余金 4,497,924,091
利益準備金 215,610,523
その他利益剰余金 4,282,313,568
別途積立金 10,314,215,271
繰越利益剰余金 ▲6,031,901,703
純資産合計 25,987,593,291
負債純資産合計 61,678,661,182

(ご紹介ここまで)

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アエル債権者説明会・・・Q&A形式

「toshi」様より本家コメント欄への「情報」http://yuuki.air-nifty.com/go/2008/03/post_715b.html#comment-30740251

Posted by: toshi | 2008.03.28 at 12:17 PM

アエル債権者説明会
出席者;計11名代理人弁護士2人、代表取締役、常務取締役、取締役、特別顧問監督委員5名(公認会計士含む)

①代表取締役社長挨拶

②申立代理人による経緯の説明当初の更生計画案を変更して更生債権について追加の免除を受けた上、一括弁済し、
平成19年8月に更生手続きを終結しました。しかし、過払金が多すぎて弁済しきれる状況ではないために申立てにいたりました。

③現状3月24日15時申立て。この時点における残高のある顧客数約22万件保全命令=開始前発生の債権は、弁済禁止。開始決定前の債権は再生債権になるのでとりあえず棚上げし、債権届出後、再生計画案に従って弁済していく。開始決定後に発生した債権は共益債権となるので棚上げすることなく支払う。監督命令=裁判所より5名選任された。一定事項につき処分するには同意が必要。和解・判決確定した債務額231億。今後も増える可能性大。

④財務諸表について「営業貸付金」398億円のうち300億は「負債の部借入金」の譲渡担保に差し入れられている。この300億も額面額である。引直しされることで減少の可能性がある、担保権実行で少額売却の可能性もある。「債権流動化出資金」248億円あるが、劣後出資(劣後債権)であるため、優先の出資金を持っている方に取られてしまい換価・配当できる額は僅少

⑤今後の手続きの流れ開始決定は通常なら1週間程度。開始決定後は直ちに債権届出書を送付する。決定とともに再生債権となる。

⑥質疑応答 Q和解・判決で確定していない過払金は、債権届出書は送られてくるか。係争中の争いがある場合(残債務vs過払)はどうなるのか? A会社に債権届を請求してくれれば送ります。

アエルが自発的に債権届出書を送付する先は、1和解、判決で額が確定しているもの。2代理人が入っているもの3今後、履歴請求があった者

Q取締役会の日時と現在の顧客状況は?

A取締役会は3/24午後2時に行われた。
現在の顧客数22万件強。貸付残高890億円。

Q会社が全ての引きなおしをしないのか
A自発的な引きなおし計算は100万件を超えるので不可能

Q一般債権の足切り、少額債権のライン取り扱いは?
A現在決めかねている。

Q貸借対照表で見ると過払金はどれ?
A引当金として掲載してる(負債の部の「利息返還損失引当金」ですよね?)。申立て時の実際金額は28億7533万円(債権者4086名)現在も増加中である。

Q過払いの取り扱いは失権効の対象とするか? Aまだ不明。見通しもたっていない。

Q完済した数はどのくらいあるのか? A昭和44年からだと100万件はある

Q純資産はあるが、申し立て時に実質債務超過にあったのか? Aわからない。

Q取締役会の時点の貸借対照表はないのか? Aない。作成していない。H19.12.31の時点ものを参照にしている

Q営業貸付金の減額はどのくらいになるのか?
A評定できまるから今はわからない。

Q再生の見込みがあることはどこで判断したのか?
A一定の収益で可能と判断した。今後は、ある種サービサーの様に既存の貸付債権の回収をすることのみでも収益があると判断。

Q具体的な判断とは? A収益を上げるから再生可能と判断。

Q算定したのか? Aしていない。

Qなぜ具体的な金額を算定していなくて再生見込みあるのか?やみくもに申し立てしたのか? A破産か再生かで判断した。一定の収益の見込みある。

Qなぜ破産しないのか? A見解の相違としか言えない。

Q役員の責任は? A再生を全うすることが責任を果たすこと。

Q個人破産はしないのか? A個人破産はしない。

Q譲渡会社・信託会社に請求したほうが過払債権者にとっては良いのだが?
A過払金は再生債務者の責任である。

Q(監督委員へ)破産したほうがよいのではないか。
A今日は監督委員はオブザーバー参加ですので回答できません。

Q債権届出期間に履歴の開示が遅れて届出に間に合わない場合は?
A届出債権者扱いとする方向

Q取引継続中または完済しても債務者が何も言わなければ? A会社側から引きなおししない。

Q会社の全取引履歴引きなおしはどのくらいかかる? A一年以上かかる。

Qその根拠は? A統一性。連続性。時効等判断にも時間がかかる

Q再生の知れたる債権者を除外することになるのでは?現在未着手の債務者への情報提供等の広報はしないのか?
AHp、マスコミ等を検討

Q現在入金(返済)等口座利用は可能か? A可能。ATM・銀行振込など従前とおり利用可。

Q充当・相殺は可能か。 A会社経営企画室03-5299-2408へ直接問い合わせて個別に確認して欲しい。

Qいつから貸付を中止したのか? Aリボルビングでの貸付は21日から停止されている。

Q貸付債権の譲渡担保の実行可能性は? A現時点では実行されない。債権者と協議している。

Q申し立て時の清算配当率は? A清算配当率は計算していない。破産だと担保債権・信託債権が売却され資産がほとんどなくなる。負債として相当な過払い金が残る。破産よりは資産が残る見込みである。破産では人員確保も難しくなり、履歴の開示も困難となる。

Q資金繰りの予定は裁判所に提出したのか? A提出した。

Q役員の報酬減額は? A減額される。

Q予納金はいくら? A予納金額1億円。

Q貸付金の回収のみでは収益とはいえない。貸付しないで収益が上がるのか? A破産では資産がなくなるから。

Q残債の窓口はかわらないのか? A従前どおり支店窓口が対応する。

Q開示請求(12月)してるがまだ来ない。いつくる? A対応窓口を増やす。早くする。

Q担保実行したほうが配当があるのではないか? A実行された債権に直接請求できるとも限らない。

Q管財人が引きなおししたほうが正確ではないか? A問題ない。

Q開示請求をしたら、更生のように依頼人の免許証等必要となるのか? A複雑な手続きは予定していない。

Q代理人の着手金・報酬はいくら? A4千万・4千万の合計8千万円。

Q合理性のある金額か? A適正である。 Q履歴窓口の対応はどこに? A経営企画窓口に問い合わせて。

Q更生手続き終結時の一括返済額・債権者数は? A今すぐには分からない。

Q開示するか? A検討させてほしい。

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■「吉村誠」様がまとめています。

(「吉村誠」様より本家コメント欄)http://yuuki.air-nifty.com/go/2008/03/post_715b.html#comment-30741052

『Posted by: 吉行誠 | 2008.03.28 at 01:55 PM

誤解なきように理解してみますと、以下のようになるでしょうか。

総貸付資産は、890億円で、22万件強なので、1件40万円でだいたい数字があいます。
そのうち、398億円は、帳簿上オンバランスのままで証券化(真正売買)されており、信託財産になっている。総資産に対して44%が譲渡されており、年間200-300万円の報酬でサービサーをしているにすぎない。証券化して調達した額が、300億円で、超過譲渡掛け目は、132.7%ということになるので、投資家に払って残る不可分の自己の劣後受益持分は、98億円相当額。投資家には、398億円の信託財産から300億円を完済して残りがあれば、アエルのものゆえ、残りがあるかは不明。

説明にもあるが、過払い金債権は、投資家責任にはならないので、信託財産に過払い請求があれば、正常債権と差し替えて、信託財産の調達額に対する132.7%の超過率を維持するか、その債権について信託を解除して戻して、正常債権を差し入れて優良資産掛け目を維持する。したがって、残った固有の財産で、信託に生じた過払い金の面倒を見ていることになる。年間12%の不良資産を交換していれば、固有資産の492億円の44%で、100%のの貸倒や過払いを引き受けて、ひどく痛んでいることになるか。したがって、その分のカット率が高くなる。

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なお,追記があれば記載させていただきます。

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☆今日の一言☆

「goahead0711」様,「toshi」様よりご多忙な中時間を割いて「貴重な情報」を頂きました。この場をお借りしまして,深く感謝とお礼を申し上げる次第です<(_ _)>

特に「toshi」様Q&Aの資料は,とても貴重なものです。入手は通常の方では入手できない内容です。確か以前にもクレディア(債権者説明会に関する報告書)を頂きました。その時も大変貴重な情報でした。皆様にかわりお礼申し上げます。

また,「吉村誠」様が難しい内容をまとめて下さいました。ありがとうございます。

私のブログも皆様に支えられ,今日まで来れました。これからもよろしくお願い申し上げます<(_ _)>

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本日は知人に不孝がありバタバタしておりました。長い闘病の末,ついに逝かれました。

とても元気がいい方だったのですが・・・早期発見できていればと思うと悔やまれます(合掌)

あらためて「命」の大切さ,使命・天命について考えさせられた一日となりました。

私も生活改善をしないとならないと思う・・・今日この頃です。

(今夜はこれで失礼します)

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