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2009.01.31

■1・22最高裁判決の続報2(原審「東日本信販」の判決概要について)・・・(「柏・弁護士事務所所長のブログ」様よりご紹介)+追記(取引中断は約4年)

‥‥……━★

こんばんは。

早いもので1月も終わり,明日からは2月です!

毎年ですが・・・1月~2月は最高裁の判決に一喜一憂させられます。

特に1・22最高裁判決以降は,日時が経つのが早く感じました。

さて,1・22最高裁の原審(東京高等裁判所「平成19年12月13日判決・東日本信販」)についてネット上にPDF等の資料がないかと捜していました。

あいにくPDFはまだ見つかっていませんが,「柏・弁護士事務所所長のブログ」様に東京高裁での判決内容の抜粋と「消滅時効」に対する記事(準備書面)が書かれていました。

昨年の11月(24日~29日の6日連続)の記事で,全部に目を通すのは大変かも知れませんが,1・22最高裁判決前であった事を考えると貴重な内容と思います。

慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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過払と時効の準備書面(1)

(「柏・弁護士事務所所長のブログ」様 2008年11月24日付(目次内容)より抜粋ご紹介)http://ameblo.jp/17701770/day-20081124.html

『そこで、現状の段階で、10年の時効に対して大澤が使用している書面を以下記載していきます。(平成20年11月段階での主張です。)』

『 

第3 過払金の確定日(取引終了時)を、消滅時効の起算点とした高等裁判所判決
35頁以下
 1 過払金の消滅時効の起算点を最終取引日とする高等裁判所判決の骨子
 2 高等裁判所判決の抜粋
 (1)東京高判平成19年7月19日(CFJの上告不受理・確定)〔対CFJ
 (2)名古屋高判平成19年10月31日(確定)〔対プロミス〕
 (3)東京高判平成19年12月13日(東日本信販上告)〔対東日本信販〕
 (4)名古屋高判民事第3部平成19年12月19日(確定)〔対アコム〕
 (5)東京高判平成20年1月30日(確定)〔対三和ファイナンス〕
 (6)名古屋高判平成20年2月27日(確定)〔対プロミス〕
 (7)名古屋高判平成20年2月28日(確定)〔対プロミス〕
 (8)広島高判岡山支部平成20年3月14日(確定)〔対レタスカード〕
 (9)大阪高判平成20年3月28日(確定)〔対CFJ〕
(10)大阪高判平成20年4月15日(確定)〔対アコム〕
(11)大阪高判平成20年4月18日(プロミス上告)〔対プロミス〕
(12)広島高判平成20年6月26日(確定)〔対プロミス〕
(13)東京高判平成20年8月27日(確定)〔対三和ファイナンス〕

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下記が,「東日本信販」の判決内容概要です。

これは「原告側勝利」判決でした。その為「上告棄却」により東京高等裁判所の判決が確定(消滅時効は取引終了時)の画期的な判決が最高裁から出ました。

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過払と時効の準備書面(4)

(「柏・弁護士事務所所長のブログ」様 2008年11月27日付より抜粋ご紹介)http://ameblo.jp/17701770/day-20081127.html

(過払と時効の準備書面の続きです。(PART4)より抜粋ご紹介)

『(3)東京高判平成19年12月13日(東日本信販上告)〔対東日本信販〕

 「本件の金銭の貸借関係が、一個の基本契約に基づき継続的に貸付けと返済が繰り返されている金銭消費貸借取引によるものであることは、当事者間に争いがなく、弁論の全趣旨によれば、上記基本契約は、借入債務に対する各弁済金のうち利息制限法所定の制限を超過する部分を元本に充当した結果、過払金が発生した場合には、上記過払金を、弁済当時存在する他の借入債務に充当することはもとより、弁済当時他の借入債務が存在しないときでも後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含むものと認められる。そして、上記のような過払金の充当に関する合意を含む継続的取引においては、その取引の途中で発生した各過払金は上記充当によって弁済当時存在する貸付金ないしその後の新たな貸付金に充当することにより清算するものとされており、こうした充当関係が存在する限り、その過程で各過払金の不当利得返還請求権を個別に行使することは予定されていないというべきである。したがって上記合意の趣旨に照らせば、上記基本契約に基づく取引が継続していて、先に生じた過払金を充当すべき新たな貸付金がある限り、借主が各過払金の不当利得返還請求権を行使することは予定されておらず、その権利行使を期待することは難きを強いるもので相当でないから、その間は、同返還請求権の時効は進行しないと解するのが相当である。」

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☆今日の一言☆

なるほど・・・。

なお最高裁からは,次回「3月3日」と「3月6日」に判決が出されます。http://yuuki.air-nifty.com/go/2009/01/hp-204d.html

「最高裁の判決日と事件を整理しますと,

①2009年1月22日に第1小法廷が「東日本信販」の東京高裁の事件

②2009年3月3日に第3小法廷が「プロミス」の名古屋高裁の事件

③2009年3月6日に第2小法廷が「プロミス」の広島高裁松江支部の事件 13:30~」

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今回の目次欄から見ますと

(11)大阪高判平成20年4月18日(プロミス上告)〔対プロミス〕

がまだあるようです・・・。

ということは・・・最高裁判決がもう一つ出る?のかも知れません。。。

どちらにしても「消滅時効=取引終了日」の流れは変わらないようです・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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追記:2月1日付

断片的ですが・・・記事を見つけましたので追記させて頂きます。

最高裁1月22日判決

(「弁護士日記 ブライト法律事務所」様HPより抜粋ご紹介)http://www.bright-lawoffice.com/as_co_news/month/new

『具体的な内容ですが、裁判になりました事案は、昭和57年8月10日に借入れを始め、途中、4年間くらい取引が無い時期もありましたが、平成17年3月2日まで、継続的に借入れと返済を繰り返していたというものです。

裁判所は、このような事案については、発生する過払金については、新たな借入金債務に充当をする合意が当事者間にあったとみなし、この合意によって、過払金が発生した後も、新たな借入金債務の発生が見込まれる限り、過払金を新たな借入金債務に充当することが優先し、借主が過払金に係る不当利得返還請求権を行使することは通常想定されていない、として、消滅時効が進行しないとの判断をしています。

これまで、一生懸命返済されてきた債務者を馬鹿にしたような判決を下す裁判官がおりましたが、この最高裁の判決は、このような裁判官の考え方と否定したものとして評価できます。』

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なるほど・・・約4年間の取引が中断した事案だったようです。

慎んでお礼申し上げます<(_ _)>

(追記終わり)

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