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2009.02.08

■和解水準とは?架空請求とは?・・・(「弁護士・司法書士」様ブログより)+所感

‥‥……━★

こんばんは。

1月は行く,2月は逃げる・・・。有名ですね。

季節は「冬」が逃げるように去って行くのに,家計の「春」はまだまだ遠いようです。

昨今の雇用不安から・・・消費者金融の「冬」はこれからが「本番」になるような気がします・・・。

そんな,象徴的な記事がありました。

いつもご紹介させていただいています,東西を代表する「弁護士・司法書士」様のブログから慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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そんなの関係ない

(「最強法律相談室」様ブログ 2月4日付よりご紹介)http://blog.livedoor.jp/sarakure110/archives/2009-02.html#20090204

「この証拠は、本件とどんな関係があるんですか?」
 「・・・・・」

 山口地裁周南支部で、対E社との過払い裁判。
 ほとんど争点はないのだが、E社は、過払金の負担で経営が苦しい、過払金の大幅減額で和解してほしいと主張し、別件での和解の資料(合意書など)を何通も書証として提出してきた。
 これによると、たしかに本来の過払金の10%とか15%程度で和解している。
 しかし、だからどうだと言うのだろう。
 別の人との裁判で10%で和解したからといって、本件の和解の水準がそれに拘束される理由は何も無い。
 和解は、当事者がさまざまな事情を総合的に斟酌して合意するものだから、当然ながら事情は千差万別である。10%という水準は一般的には極めて低い水準だが、当事者にとっては、低い水準でも早くお金がほしい特別な事情があったのかもしれない。
 だから、その和解について、「低すぎる」と批判するつもりもないが、逆に私の事件の和解の水準を、10%の和解例に合わせるつもりもない。

 結局この書証は単なる参考資料として取り扱い、正式な書証にはしないことになった。

 それにしても、この資料には和解をした特定の弁護士の氏名・事務所名などが黒塗りをせずに提出されていたが、合意書が別件でこのような使い方をされるとは、その弁護士は夢にも思っていなかっただろう。

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(所感1)

「この証拠は、本件とどんな関係があるんですか?」・・・,皆さんも過払い裁判で一度言ってみたいセリフですね(^^;)

今後はひょっとして各裁判所では,「流行語」になるかも知れません。

1・22最高裁判決も踏まえて,「被告側の準備書面にある悪意・個別の主張に関して,本件とどんな関係があるんですか?」・・・みたいになるのかな?

それにしても,以前から和解基準が1割程の会社もよく聞きます。その根拠が示されているのなら分からないでもありませんが・・・根拠の無い「低水準」の和解はしたくないですね。

そして以前に「とても低い基準」で和解された方にとっては,今後の再チャレンジ?になるかも知れません。

いや「チャレンジ」ではなく,今流行の「チェンジ」ですね。

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架空請求!!

(「司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継」様ブログ 2月7日付よりご紹介)http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/20090207/

  週末の土曜日、休業日だが、依頼者との弁済計画の打合せがあるため出所する

業者からの電話もなく静かそのもの。気分もゆったり休日モード。

しばらくして電話のベルの音、周りが静かなせいか、一際大きく聞こえる。

 「もしもし、電話帳見たんですが、借金のことで・・」

声の様子から中年と思しき女性、凄く慌てている様子、そして今にも泣きそう声、悲壮感が伝わってくる。

  私 「どうなされました?」

女性 「お金が払えないんです、明日が期日なんです」

  

 借金の明細を聞くと、高利のサラ金業者5社 350万程。取引期間も12年~25年、

今まで真面目に払い続けてきたが、派遣切りのため行き詰まってしまった。明日がP社の

支払約束日、慌てる気持はわかるが・・・

 私  「心配することないですよ」

    「もう払わないでいいですよ」

 女性 「でも・・明日なんです・・」

    「払わないと電話がくるんです、怖くて、怖くって・・」

    すっかり怯えきっている。

 私  「いいですか、借金は終っているかもしれませんよ」

女性 「えっ・・・・・・・・?」

  グレーゾーン、過払いのことをお話するが、いまいち理解できないようだ。

 急遽、明日、面談の予約をする。

 派遣切り、失業、倒産、に遭い初めてグレーゾーン、過払いのことを知る。

最近こんな例が多い。ネット上では情報が豊富だが、縁のないお年寄りもいる。

当事務所は電話帳で広告をさせて頂いている。

 それにしても、業者は実際の借金がなくなって過払いになっているのは、わかっている

 それにも関らず、厳しい架空請求、もしものことがあったら

どう責任を取るのか、返さないまでも、告知義務があってもよさそうなものだ。

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(所感2)

「知らない人は知らない」

これ程「TV」「ラジオ」等で流れていても・・・多重債務者の方の中には,自身が消費者金融に払い過ぎている「過払い」である事を,未だ知らない方がまだまだ多いのが実情のようです。。。

その点,1・22最高裁判決の意味はとても大きいと思います。

普通に「キャッシングカード」を長年持ち続けている方は,1連計算として「利息制限法」に引き直しをすると「過払い」かどうかが分かります。

(ただし,「利息制限法(年利20%)」以上の取引が,過去にあった場合になりますが・・・。)

消費者金融業社は,「利息制限法」に引き直し計算をすると「過払い」かどうかは当然把握しているようです・・・。経験上,増枠の誘い電話が過去にあった場合は,まず「過払い状態」=「消費者金融に貯金」しています。

1・22最高裁判決以降も請求している消費者金融業者は,「架空請求」を続けている・・・ということになりかねません。

これは「告知義務違反?」・・・。

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☆今日の一言☆

商売の話になりますが・・・,

有名な近江商人の心がけの言葉に「買い手良し、世間良し、売り手良し」の「三方良し」があります。

この法則で商売をすれば「繁盛」するということです。逆にこれに当てはまらないとうまくいきません・・・。

今は「経済」が壊れている状態なので,何ともいえませんが・・・できる限り近づけてみてはいかがでしょう!

(今夜はこれで失礼します)

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