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2009.05.02

■「タンポート」(現:クラディア)が「減少公告」・・・(社長は「SFコーポレーション」の代表者名!?)(更新)+追記(札幌の司法書士様ブログより)

‥‥……━★

こんばんは。

「タンポート」について情報がありましたので,ご紹介させていただきます。

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■(株)クラヴィス(旧:㈱タンポート)の「資本金の額の減少公告」

1

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「最終貸借対照表」リンク先

http://www.netkeisai.com/1001114/kessanall.html

Photo_3

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既報では,■消費者金融業界の構図も4月から新たに!(その2)http://yuuki.air-nifty.com/go/2009/04/post-ab24.html

でご紹介させていただきました。今回再度のご紹介をさせていただきます<(_ _)>

タンポート(旧ぷらっと)が、あのネオラインキャピタルの子会社に

(「馬上行動 山田冬樹の部屋」様ブログ 4月9日付より抜粋ご紹介)http://d.hatena.ne.jp/yamada-home/20090409/1239286400 

タンポートは超黒字会社

 タンポートは「うちはもう廃業しているので過払い金は7割返還でお願いします」だなどと言っていたが、タンポートは大変な黒字会社である。タンポートのB/S(貸借対照表)の数字を拾ってみよう。

 現金預金が46.39億円、営業貸付金が77.94億円、短期貸付金が110億円、土地が5.36億円で、これだけで合計239.69億円になる。

 他方、短期借入金は0.2億円、未払い金3.14億円、長期借入金0.03億円、退職給付引当金3.13億円、その他負債らしい負債は1.5億円くらいしかない。その合計額はたったの7.8億円しかない。

 営業貸付金77.93億円に対し、貸倒引当金は39.84億円、利息損失引当金は95億円、積みすぎではないか。利息損失引当金の貸付金に対する比率はなんと121.9%。以下の大手4社の引当率に比べ、どれだけべらぼうかがよく分かる。

  • 武富士  貸金残9959億円   引当金4638億円(55.7%)
  • アコム  貸金残1兆3532億円 引当金3016億円(22.3%)
  • プロミス 貸金残1兆6101億円 引当金2459億円(15.3%)
  • アイフル 貸金残1兆4062億円 引当金1319億円 (9.3%)
タンポートの短期貸付金110億円

 タンポートのB/Sにある110億円の短期貸付金。この中身をご存じだろうか。これは全額プロミスに対する貸付金なのである。プロミスは「お金のないタンポートに変わって責任感からタンポートの過払い金を払っている」のではない。タンポートに対する借金の返済のために、過払い金を立て替え払いしているのである。 

(上記リンク先にて全文ご覧下さい<(_ _)>)

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(ご参考1)

「子会社の異動(株式譲渡)、営業貸付金債権の売却、ならびに店舗の再編に関するお知らせ」(「プロミス」様HPより抜粋ご紹介)http://www.promise.co.jp/news/news_20090324_516.html

1.子会社の異動、債権の売却
1) 理由
    タンポートならびにサンライフは、平成19年11月までに、両社の営業貸付金債権のほとんどについて、債権内容別に当社およびサービサー子会社のパル債権回収株式会社に譲渡し、その後貸金業を廃業した上で残存債権の回収を進めてきました。
    また、セシールクレジットは、通信販売大手の株式会社セシール(以下、セシール)の顧客向けの消費者金融事業ならびにセシールの仕入先に対するファクタリング事業を展開してきました。
    現在、当業界を取り巻く環境は、法改正への対応に伴うマーケット規模の縮小や高止まりする利息返還請求等により厳しさを増しています。そのような中で当社は、貸金業関連法改正の全面施行後を見据えた消費者金融事業の再構築を、従来以上にスピード感をもって実施していく必要があると判断し、当該子会社3社と、平成19年にタンポートおよびサンライフから譲り受けた営業貸付金債権をネオラインキャピタルに売却することとしました。
   
    尚、当該取引におけるネオラインキャピタルとの契約において、当該子会社3社に係る将来の利息返還請求については、基本的にネオラインキャピタルグループ側が負うこととしており、それらを踏まえた売却価格となっています。
Hp

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(ご参考2)

「タンポート」 Wikipedia様

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B7%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%A8

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(ご参考3)

「旧:タンポート」の社長の名前?・・・どこかで見たと思ったら。。。

以下「金融庁」HP(登録貸金業者情報検索検索より)http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php

(株)SFファイナンスの代表者名→4月30日現在は「飯村 剛」氏です。

Sf

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ちなみに,今年の2月の時点では,代表者名は「千葉信育」氏でした。Sf20090209

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さらに,昨年の11月(三和ファイナンス時代)では,代表者名は「小和田 克人」氏でした。

20081127

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更新:6月3日

(ご参考4)

㈱クラヴィス(旧タンポート)公式サイト「会社案内」http://clavis-net.jp/company/index.html

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☆今日の一言☆

旧「タンポート」への「異議申し立て」が増えそうですね・・・。

それにしても・・・「タンポート」という会社も不思議な関係図が出来そうな会社です???

「木村 剛」氏は(株)クレディアで「取締役」になっています。

■「三和ファイナンス情報」29(最終?特集号)・・・「㈱SFコーポレーションへ社名変更」http://yuuki.air-nifty.com/go/2008/11/sf-00ed.html

でご紹介させていただいております。

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「タンポート」はプロミス系(三井住友銀行)でしたが,実質は「ネオラインキャピタル」(日本振興銀行系?)ではなかったかと思えてなりません。。。

つまり「藤澤 信義」氏(旧ネオラインキャピタル・フロックス等)+「木村 剛」氏(日本振興銀行)の連合グループ?(勝手に思っています・・・)

この連合グループは,先日ご紹介した「レナウン」に対しての株主提案でも顕著だったと思われます・・・。

今回の事で,より「点」と「線」がつながった気がしました。

それにしても,段々複雑になってきます(^^;)

(今夜はこれで失礼します)

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下記も参考になりますので,慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

追記:5月25日

タンポート、プロミスは窓口を一本化して
(「札幌発 債務整理・過払い請求司法書士ブログ」様 5月25日付よりご紹介)

http://www.shihoshoshiblog.com/sakumaoffice/archive/2009-05-25/

『 タンポート(クロークローン)→プロミスへの切り替え案件が難航している。プロミスでは、タンポートの過払いはタンポートと話して下し、と言っている。そして、プロミスの分は債務が残るので、それはプロミスに返して下さい、と。この前までは、全てひっくるめてプロミスが窓口になっていたのに、タンポートがネオライン傘下になった途端、そのような方針に変更。しかも、タンポートは過払い金を1割しか返還しないとのことだ。そして、同じプロミス・タンポート案件でも、更にネオラインキャピタルに債権譲渡されている人がいて、混乱状態に、拍車がかかっている。
 業界再編は勝手だが、これ以上顧客や我々代理人を引っかき回すのはやめてほしい。債権譲渡・譲受会社間で調整して、交渉相手窓口は一本化してほしい。
 現状、これ以上の話し合いでは埒が明かないので、現在、訴訟上での打開策を検討中である。

(上記ブログ様では,他にも沢山記事がございますのでご参照下さい)

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コメント

Hi,
Thank you! I would now go on this blog every day!
Thank you

投稿: Elcorin | 2009.05.03 07:54

ふと思ったのですが、過払い金を返す合意をしているのに実際に1~2割しか返さないというのは、返す気がないのに債権・子会社を買ったわけでそれは詐欺にならないのでしょうか・・・?

投稿: 通りすがり | 2009.05.18 23:40

通りすがり様

ご訪問&コメントありがとうございます。

その通り!詐欺になります・・・と言いたいのですが,この場合は「1~2割」を返しているので詐欺にはならないようです(債務の不履行で民事になるそうです。。。)

本当におかしな話ですね。合意しているのに・・・。

金融機関に対しては,債務不履行罪という法が出来ればいいのですが・・・。

(今夜はこれで失礼します)

投稿: yuuki | 2009.05.19 00:18

このいいむらごうって社長、飲み屋の女と浮気してるけど、不倫って奥さんに対する立派な詐欺だと思うんですが。。それに、その女の人も結婚しているし。。

投稿: | 2010.07.17 01:11

こんばんは。

ご訪問&コメントありがとうございます。

個人的な問題については???

いずれにしても・・・どっちもどっち?ですね。。。

今夜も多忙につき,これで失礼します。

投稿: yuuki | 2010.07.18 00:04

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