■新・住宅ローンとは?(親子2代で「フラット35→50」「200年住宅?」),さらに問題点とは?
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こんばんは。
今日から「改正貸し金業法」も第3条が施行になりました。
明日よりは現在も厳しいところに,より顕著に「総量規制」がかかって来ると思われます。
何とか,知恵を出して乗り切るしかないようです(政局の行方も・・・?)
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さて,本題です。
住宅ローン・・・私には無縁かも知れませんが。。。
最近「フラット50」「200年住宅」なるものをよく見ます。
金利も「フラット?」「200年も持つ家?」・・・聞こえはいいですね。
是非,手軽なら検討してみようかな?と思われる方は,ローンを組まれる前にご参考までにご覧下さい。
お金がある人は,問題ないのかも知れませんが(相続税対策とか・・・)
でも・・・200年後の日本経済は「存在?」しているのかな?
ご参考までに,いろいろな所から抜粋ご紹介させていただきます<(_ _)>
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■親子2代の住宅ローンの落とし穴
(「札幌発 債務整理・過払い請求司法書士ブログ」様 6月13日付より抜粋ご紹介 )http://www.shihoshoshiblog.com/sakumaoffice/archive/2009-06-13/
『 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は、返済期間が最長50年で、その間の金利を一定にできる超長期固定型住宅ローン「フラット50」の新設を発表した。寿命が長く資産性の高い住宅の取得を促すのが狙いで、長期返済によって月々の負担額を低く抑えることができ、親子2代での返済も可能としているのが特徴。ローンの対象は、劣化に強い「長期優良住宅」(200年住宅)に認定された一戸建てやマンション。融資上限は建設費か購入額の6割で、残り4割は「フラット35」で借りることができる。
この制度、一抹の不安を感じるのは私だけであろうか。当然、200年住宅の建設費は、これまでよりもかなりコストがかかるため、当然価格は高くなるだろうし、また、200年の間、全く手入れしなくていいものではなく、やはり、こまめに手入れ、リフォームをしていかなければならない。その都度リフォームローンを組むことにもなってくるだろう。親子2代とは言うけれど、果たして子供が将来も同じ家に住み続けてくれるのだろうか。今はいいけれどライフスタイルが変化する10年後、20年後は大丈夫か、親子(嫁姑)は仲良く同居していけるのか。当の本人も予想できないのではないか。それでも50年ローンだけは続くのである。何とも危険な制度では無かろうか。政府も景気刺激策のつもりだろうが、もっと将来のことを考えてほしい。
そういえば過去にも付け焼き刃的な政策で、社会問題化した悪政があった。そう、ゆとり返済・ステップ返済だ。
・・・ 』
肝心な事が続きに書かれていますので,上記リンク先にてご覧下さい<(_ _)>
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■【第23号 『日本版サブプライム』再び!? フラット50始動の波紋】
NPO法人 自己破産支援センター
代表 石山照太 著
http://www.revenge.jp
npo@revenge.jp
平成21年6月14日発行「メルマガ」より抜粋ご紹介
http://archive.mag2.com/0000272418/20090614135141000.html
『
(´・ω・`)どうも!!僕です!!今回は、ついに民間銀行で始まった悪政「フラット50」に焦点を絞っていきます。
(´・ω・`)日本政府は本気で『国民を犠牲者』にしたい考えの様子です!!
では、どうぞ!!
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【追加経済対策の隠された陰謀!!】
追加経済対策で政府は2つの陰謀を企てました。一つが『フラット35の拡充』、もう一つが『200年住宅の普及』です。
しかし、マスコミは『勉強不足すぎ』でこの事実を報道しきれませんでした。
『フラット35の拡充』は住宅減税に、『200年住宅の普及』はその住宅がどんな物かだけを報道してしまいました。これはこれから数年後に『大きな禍根』となって国・デベロッパー・マスコミはやり玉にあげられるでしょう。
そこが政府の思惑通りだったのです!!
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【フラット35の拡充の問題点】
私は過去6年間もの間、「日本版サブプライム」の「ゆとりローン(実はこの名前は私が付けたものです。正式名称はゆとり償還制度)」の政府責任を追及してきました。
しかし、その破綻率や契約者数は去年まで住宅金融支援機構は『非公開』でした。それがサブプライムによって開示される事となったのでした。
ゆとりローンの破綻率・・・17.76%!!
これはサブプライムの本場アメリカの破綻率よりも『悪い』ものです!!
つまり『世界的に異常な貸付け』が当時の政府と住宅金融公庫によってなされていたのでした。
その責任も取らないまま住宅金融公庫は解散し、追及を逃れるように別会社へと姿を変え、政府のメンバーの変わりました。当時、強烈に推進した小渕元総理に至っては死亡してしまったのです。
そして「フラット35」が出来ました。この制度は『アメリカのサブプライムと全く同様』の証券化された不動産ローンで、サブプライムよりも酷いのが『住宅金融支援機構が全てを保証する制度』だったのです。
つまり、この制度にお金を出している『投資家の利益』すら『全て保証』するという『超危険』なローンです!!
金融危機が長引いて破綻者が増え、銀行の経営が悪化した場合、『パンデミック状態』になるのは確実視されています。
その『超危険』なローンを国が今回、拡充させました!!
それは平成10年に冷え込んだ経済を浮揚させる為に、当時すでに『危険』と言われていた『ゆとりローンの拡充』をした構図と似ています!!
【今回の改正】
・『頭金不用』
・『100%以上の貸付OK』
・『保証人なし』
・『年収300万円代でも貸付OK』
こんな条件で果たして正常に機能するのでしょうか?一部の銀行ではすでに競争が激化し『モラルハザード(過剰貸付)』が行われています。
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【そしてフラット50 50年返済って?】
そして、政府は国民に隠れてもう一つの制度を作りました。
「フラット50」・・・つまり、50年ローンです!!
これは『200年住宅』とセット販売する為に作られ、今月、多くの銀行で取り扱いが開始されます。
皆さん、50年ローンって信じられますか?私は無論生まれていません。
私の親も団塊の世代ですが50年前は14歳です。
この制度は家の全体の6割のお金を融資してくれるのですが、『フラット35と併用可能』で事実上、『100%以上の融資』可能となっています。
支払額は実に購入価格の倍以上(プランによる)となっているのです!!
又、条件として「満44歳以下で在る事」がありますが・・・
・・
・・・
・・・・「44歳で契約して94歳まで支払うのか?」
ヽ(`Д´)ノふざけんじゃねーよ!!カス!!
政府見解では『家自体の骨組みは100年以上持つので、親子でバトンリレーをすればいい』と言っています。
・・・もうね、馬鹿かと、アホかと・・・
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【それを飯の種にする餓鬼(FP・不動産アドバイザー)達】
食い詰めた餓鬼(FPや不動産アドバイザー)達が自らのHP等で『過剰宣伝』をしているのをご存知でしょうか?
『フラット35拡大!!家を買うなら今しかない!!』
『フラット50で見えた!!将来の幸せ家庭像!!』
『フラット35はすばらしいローン!!不況をぶち壊せ!!』
等。
・・・これも、馬鹿かと、アホかと・・・
ヽ(`Д´)ノあんたらきちんとお客に説明してるのか?おい!!お前だよ!!
ヽ(`Д´)ノ「アメリカのサブプライムと同じローンです」って言ってるのか?
ヽ(`Д´)ノもし言っていなければ「詐欺」だぜ!!「詐欺」!!
又、最近ぽっと出のエセ専門家が、私や「石川和夫教授」のメルマガやHPの内容を『100%引用』して、マスコミに出ているw
ヽ(`Д´)ノ対談してやろうか?あ~?
専門家ならば独自の理論や調査に基づく発言をする必要があります。それが出来ないようでは「詐欺師」です!!
恐らくそういった輩は「ゆとりローン」の内容や被害の現状までは理解していなく、「机上の空論」なのです!!
私が恐れるのはそういった輩が勉強不足のマスコミを相手に「好き勝手」して金儲けをし、最終的に国民が被害に遭う事なのです!!
私が「ゆとりローン」を調べ始めたときに、HPで唯一発言をしていたのは「石川和夫教授」だけでした。その他は未だ被害を総括する所が無かったため、情報が無く私は非情に苦労して調べ上げたのです!!
私が今でもHPを巡回して『正しい』と思うのは数人だけです。後の餓鬼どもは全て『机上の空論』しか書いていない!!とんでもない奴らですよ!!
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【国は何故家を売るのか?】
「国が何故家を売るのか?」
それは『勉強しないクソ議員達』のワンパターンな政策であると言えるでしょう。
不動産業界・デベロッパー・政治家等が画策して今まで何度も家を国民に買わそうとして来ました。
・宮澤内閣時の「ゆとりローン」
・小渕内閣時の「ゆとりローンの拡充(居住空間倍増計画)」
・小泉内閣時の「住宅減税」「フラット35」
・麻生内閣時の「フラット35の拡充」「フラット50」「200年住宅」
ざっと挙げてもこれだけあります。
特に、平成10年からの「ゆとりローンの拡充」では『住宅バブル』が起き、新規ローン件数は『バブル時の3倍から9倍』に膨れ上がり、『欠陥住宅』、『自己破産者の増加』、『ゆとりローンでの破綻』を起こしています。
しかし!!その『巨額の資金』は国民には還元されていませんでした!!
そう!!不動産業界の『バブル処理』に回されていたのでした!!
今回も家が売れたからと言って景気が回復はしません!!サブプライム処理へ回されるだけです!!
国民の皆さん!!家を買う事は悪くはありません!!又、絶対安全なローンも無いのです!!
しかし!!自分の将来は自分で自衛する必要があるのです!!欲しいから買うでは余りにずさんすぎませんか?
ローンを組む時は、きちんと将来の設計を立てて「無理なく」支払っていける様にしてください!!それであれば、無理がなければもしかして、買い時は近いかもしれません。良く考えてください!!
ヽ(`Д´)ノそれとマスコミ!!もう少し勉強しろ!!
ヽ(`Д´)ノ平成10年当時の全くクオリティが変わっていないと批判されるよ?
ヽ(`Д´)ノ貴方達が日本の「お目付け役」とならなくてどうする?「ペンは剣よりも強い」んだろ?
ヽ(`Д´)ノ私の祖父も新聞記者だったが、死ぬ時まで原稿書いてたぜ!!
ヽ(`Д´)ノサラリーマンのマスコミ何ていらない!!職人であってほしい!!
ヽ(`Д´)ノだったらこんな『デタラメな政策』なんていくらでも糾弾できるはずだ!!頼むぜ!!
』
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(ご参考1)
(google様 ニュース検索より)
『
競売急増 住宅ローン危機 「昨年の倍」金融機関サポート急ぐ
フジサンケイ ビジネスアイ http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200906160013a.nwc
マイホーム競売が急増、「ボーナス払い」が契機となる恐れ
MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090615/biz0906152146013-n1.htm
不況で住宅ローン返済に行き詰まり、マイホームを競売で手放す人が増える懸念が高まっている。住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が平成20年度に競売にかけた住宅は、前年度よりも35%多い1万6577件と記録のある平成14年度以降で最多となった。 ...
』
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(ご参考2)
■「住宅ローンが払えない!!」支払行き詰る人急増
(「司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継」様 6月16日付より抜粋ご紹介)http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/20090616/
『
相談者からの電話
相談者 「借金のことで相談したいんですが?」
私 「どうなされましたか? どうぞ?」
相談者 「何から話したら・・」
私 「では、こちらからお聞きしましょう」
「借金は何社でどの位ですか?」
相談者 「住宅ローンだけです、他には借金はありません」
私 「住宅ローンだと債務整理をしても減額になりませんよ」
相談者 「破産したいんです、とても払っていけないんです」
最近このような相談が多くなった。「家だけは守りたい、破産だけは・・」
ちょっと前までは、こんな言葉も聞かれたのだが、今の不況の深刻さを物語っている。
先日、破産決定がされたTさん(独身)は「家賃と同じようにローンを払っ ていけば財産になりますよ」10年前にセールスマンに薦められて購入したが、収入が激減、ついに破綻 してしまった。
・・・ 』
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☆今日の一言☆
今払っている「賃貸」と同じ金額で「家」や「マンション」が買える・・・と思ってしまいますよね(^^;)
一例ですが・・・賃貸で毎月7万円で,「フラット」で家も毎月7万円と思う方もいるかと思います。
実際は部屋が増えると電気代等も変わってきます。(購入すると諸経費も当然かかります)
また固定資産税等もかかってきますから・・・同じではありません。。。
これからご購入を考えられている方は,ネットや親族・友人等から出来るだけ情報を集めて見て下さい。。。
特に子供が進学等の時に,ご購入を考えられる方が多いですから。。。
ご利用は「計画的」には・・・なかなかいかないようです(^^;)
(今夜はこれで失礼します)
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