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2010.04.08

■最高裁“プロバイダーも情報開示を”(NHKニュース様より)+「アヴァンス法務事務所」への告発!?(追記)

‥‥……━★

こんばんは。

宇宙ステーションで,ママさん宇宙飛行士「山崎直子」さんが,最重要な仕事を無事に終わりました(良かった!)

11年もの間待ったかいがありましたね。。。

何事も「健康第一」です。

昨日急逝された,木村拓也・巨人内野守備走塁コーチも「脳ドック」を早期に受けられていたらと思うととても残念です。。。慎んでご冥福をお祈り申し上げます(合掌)

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それでは本題です。

氾濫するネットへの「中傷」も今後少なくなりそうですが・・・,海外経由の場合は??

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最高裁“プロバイダーも情報開示を”
(「NHKニュース 4月8日付よりご紹介[動画有り])
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100408/k10013718742000.html

『 インターネットの掲示板に中傷する内容を書き込まれた人が、書き込んだ相手の個人情報を教えるよう接続業者のプロバイダーに求めることができるかどうかが争われた裁判で、最高裁判所は「掲示板の管理者だけでなく、プロバイダーにも個人情報を求めることができる」という初めての判断を示しました。

この裁判は、静岡市の会社が、インターネットの掲示板に携帯電話から匿名で中傷する内容の書き込みをされたとして、接続を仲介したプロバイダーの「NTTドコモ」に、書き込んだ人の住所や氏名を教えるよう求めたものです。インターネットの掲示板で中傷を受けた場合、掲示板の管理者には書き込んだ相手の個人情報を求めることができますが、裁判では、接続業者のプロバイダーも請求の対象になるかどうかが争われました。1審は「プロバイダーは書き込んだ人物と掲示板とを仲介したにすぎない」として、訴えを退けたのに対し、2審は逆にNTTドコモに情報を明らかにするよう命じました。判決で最高裁判所第1小法廷の金築誠志裁判長は「発信者の個人情報を把握しているプロバイダーが明らかにしないと、加害者を特定し被害者を救済することはできない」と指摘しました。そのうえで「掲示板の管理者だけでなく、プロバイダーにも個人情報を求めることができる」という初めての判断を示し、NTTドコモに情報を明らかにするよう命じました。こうしたケースをめぐっては、プロバイダー業者の業界団体などでつくる協議会が、3年前に、被害者から正当な請求があれば、プロバイダーも情報を明らかにできるというガイドラインを定めています。

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(ご参考)

 
■最高裁HPより
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=80093&hanreiKbn=01



裁判要旨

いわゆる経由プロバイダは「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」2条3号にいう「特定電気通信役務提供者」に該当する


全文→ http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20100408143936.pdf         

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☆今日の一言☆

話は変わりますが,今日は「アヴァンス法務事務所」のニュースがあちこちに出ていますね。。。

まだ告発ですから,起訴されるかどうかはこれからになるでしょうが・・・「大阪弁護士会」が「裏付け」も無しに起訴をするとは思えません・・・。

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■“無資格で交渉” アヴァンス法務事務所を告発
(「MBS毎日放送の動画ニュースサイト」様 4月8日付よりご紹介「更新版」)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE100408145700338154.shtml

『 大阪市の司法書士事務所が借金返済で払いすぎた金の債務整理を無資格の職員にさせていたとして、大阪弁護士会が弁護士法違反の疑いで告発しました。

 告発状によりますと大阪市中央区の「アヴァンス法務事務所」は2007年、およそ300万円の借金がある女性の依頼者に対して、弁護士か認定を受けた司法書士にしかできない過払い金の減額交渉を無資格の職員にさせたということです。

 職員は在籍する司法書士の名前を使って消費者金融と交渉し、司法書士が依頼者に直接対応することはなかったとしています。

 大阪弁護士会は、アヴァンス代表の司法書士ら5人を弁護士法違反容疑で告発しました。

 「消費者金融との交渉は基本的に司法書士が行わなければならない。事務員はそれをやっちゃいかん。依頼者本人は司法書士に一度も会っていない」(大阪弁護士会の会見)

 これに対しアヴァンス側は…

 「きちんと法律に則って業務させていただいている。事務作業一般は補助者(事務員)が行うが、法律の判断などはきちんと司法書士の判断をあおいだ上でという形になっている」(アヴァンス法務事務所副代表 徳永諭司法書士)

 アヴァンスは「再度調査を行い事実関係を確認する」としています。
(04/08 20:34)

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他にもありそうな気がしますね。。。

(今夜はこれで失礼します)

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(追記:4月13日)

「アヴァンス法務事務所」様HPにお知らせが出ていましたので,ご紹介させていただきます<(_ _)>

10/04/13 お詫びとお知らせ
http://www.avance-law.net/apology.html

100413

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