■「日本振興銀行」の続報14・・・(赤字51億円!木村会長は辞任へ)(追記3)
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こんばんは。
宮崎県が口蹄疫による「非常事態宣言」を出しました。
口蹄疫・・・これ程の猛威とは。。。
遅くなりましたが,このことについてふれたいと思います。
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昨年の「新型インフルエンザ」の時は,「自民党」が指揮を執っていました。
今回は「民主党」政権です。
自民党時代でも「新型インフルエンザ」が蔓延してしまいました。。。
関係者の方々の切なさは幾ばくか・・・,今後は最善を尽くされ蔓延が止まる事を切に祈らずにおれません。。。
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さて,本題です。
先日,金融庁の検査が終わったようです(約9ヶ月)
今回,日本振興銀行関係の記事が多数出ていました。
各所より慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>
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■振興銀会長、木村氏退任へ 経営管理問題や赤字で引責
(「47NEWS」様 5月15日付よりご紹介)http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051501000192.html
『 中小企業向け融資を特色とする日本振興銀行(東京)の木村剛会長(48)が退任の意向を固めたことが15日、明らかになった。債権の自己査定の不備などによる経営管理に問題があったほか、2010年3月期決算(単体)で純損益が50億円前後の赤字に転落する見通しとなり、事実上の引責辞任とみられる。17日にも発表する。
自己資本比率は7・8%程度で、国内基準行として必要な4%以上を確保したもよう。木村氏は振興銀の創業メンバーの一人で、05年6月から会長を務めていた。経営を実際に担う代表執行役も辞任、会長は空席とする。
振興銀は09年2月に破綻した商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)から債権を大量に購入したが、SFCGが他の金融機関にも重複譲渡していた問題が発覚。債権の評価や業務運営のずさんさについて、検査に入った金融庁から問題点を指摘されたとみられる。
木村氏は日銀出身で、金融コンサルタントとして活躍。00年前後の金融危機では金融庁顧問として金融再生プログラムなどの策定にかかわった。
2010/05/15 09:59 【共同通信】 』
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■日本振興銀が赤字、木村会長が辞任
(「News i - TBSの動画ニュースサイト」様 5月17日付よりご紹介[動画有り])
http://news.tbs.co.jp/20100517/newseye/tbs_newseye4430301.html
『 中小企業向けの融資を手掛ける日本振興銀行はことし3月期の決算で大幅な赤字に転落し、木村会長が責任をとって辞任しました。
日本振興銀行が発表したことし3月期の決算によりますと、貸出先の経営悪化に備える貸倒引当金を大幅に積み増したため、51億円の最終赤字に転落しました。
先月まで行われていた金融庁の検査では、融資に対する引当て不足が指摘されていました。
また、赤字転落の責任を明確にするため、設立メンバーでもある木村剛会長の今月10日付けでの辞任も発表しました。
ただ、木村氏は今後も振興銀と関係の深い「中小企業振興ネットワーク」の理事長には留まるということです。木村氏は日銀出身のコンサルタントで、竹中・元金融担当大臣のもとで「金融再生プログラム」の策定にも関わりました。(17日21:58) 』
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■振興銀、赤字51億円 木村会長の退任発表
(「YOMIURI ONLINE」様 5月18日付よりご紹介)http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100518-OYT8T00331.htm
『 日本振興銀行(東京都千代田区)が17日発表した2010年3月期決算は税引き後利益が51億円の赤字となった。
また、創業メンバーで取締役会長の金融コンサルタント、木村剛氏(48)が10日付で退任したと発表した。経営不振による事実上の引責辞任となる。
10年3月期決算は、業務純益が前期比12・2%減の28億9000万円で、税引き後赤字は4年ぶり。07年3月期から3年間は税引き後黒字だったが、中小企業の経営悪化などで、貸し倒れ引当金を積み増すなどしたため、業績が落ち込んだ。
西野達也社長は17日記者会見し、「(10年3月期は)引当金や店舗開設費用がかさんだが、全社員で業績回復にまい進する」と述べた。また、木村氏の進退について、「大幅赤字の結果責任で、取締役会の(辞任を求める)声に応じて自ら辞任した」と述べた。木村氏に退職慰労金は支払わないという。
振興銀は、日本銀行出身の木村氏が、東京青年会議所の一部メンバーとともに04年4月に中小企業向け融資の専門銀行として開業した。振興銀を巡っては、09年2月に経営破綻(はたん)した商工ローン大手「SFCG」が、債権を振興銀と、別の信託銀行に二重に譲渡していたとされる問題が浮上している。金融庁は振興銀の内部管理体制などに不備があると見て、銀行法に基づく報告命令を出しており、今後の経営には不透明な要素が残っている。
(2010年5月18日 読売新聞) 』
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追記:5月19日
■日本振興銀行:木村剛会長の退任発表 赤字決算の責任取り
(「毎日jp」様 5月17日 更新分よりご紹介)
http://mainichi.jp/select/today/news/20100518k0000m020071000c.html
『 日本振興銀行(本店・東京)は17日、10年3月期決算(単体)の最終(当期)損益が51億円の赤字になったと発表した。赤字決算の責任を取り、木村剛会長(48)が10日付で退任したことも発表した。
木村氏は日銀出身。02年に金融庁顧問となり、竹中平蔵・元金融担当相の下、大手銀行の不良債権の抜本処理を目指す「金融再生プログラム」の策定にかかわった。その後、振興銀を創設したが、会見した西野達也社長は「(最終赤字は)木村会長は設立の中心メンバーでもあり、責任が重い」と指摘。10日の取締役会で、木村氏退任を求める意見が出て、これを受け入れる形で退任したという。西野社長ら取締役全員について最大3割の減俸も発表した。
同行によると、不良債権処理に備えた引当金を約100億円積み増し、預金金利の支払い負担も増えたため、4年ぶりの最終赤字に転落した。
木村氏は引き続き同行の大株主で、同行と親密な企業で構成する「中小企業振興ネットワーク」の理事長も続ける。同ネットとは「今まで通りやっていく」(西野社長)という。』
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■平成21年度 決算について(「日本振興銀行」様HPより抜粋ご紹介)
http://www.shinkobank.co.jp/info/pdf/press100517_3.pdf
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(ご参考)
■「中小企業振興ネットワーク」創設に関するお知らせ
http://www.sme-shinyou.co.jp/file/20080820132430566.pdf
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☆今日の一言☆
日本振興銀行は,SFCG関連でもご紹介させていただいておりました。
木村剛会長は,日本振興銀行を辞任されましたが,中小企業振興・・・の方から力を振るわれるのでしょう。。。
いろんな意味で,今後は益々注目されるようです・・・。
(今夜はこれで失礼します)
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追記2:5月20日
■亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(雑誌・フリー等の記者)
(平成22年5月18日(火)9:30~9:58 場所:金融庁大臣室)より抜粋ご紹介
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100518-2.html
『
問) 月刊ファクタの宮嶋と申します。
大臣は、木村剛会長と面識があられると思うのですが…。
答) ないです。会ったことはありません。
問) ないですか。それで、彼は、今回、会長を辞めたわけですけれども、これについてどのように評価されていますでしょうか。
答) まあ、ちゃんとした業務展開をしていないのではないか、ということもあって、金融庁として(そういう)感じをもっているものですから、報告命令を出して、(報告が)出てきましたからね。この内容をちゃんと精査して、金融庁として、今後、どう対応していくのか決めたいと思っています。
問) それで、この問題については、金融庁は、6月から今年の3月まで、(検査に)9か月かかったと。それで、現実問題としまして、一番の問題というのは、この間、高い金利で…。これまで4000億(円)の預金を集めていたのが、今、6000億(円)になっているのですね。1.5倍になったと。ずっと、スピード違反している車を追っかけているだけで、なんらその…。まあ、一生懸命やったという評価もあると思うのですけれども、もっと早く、迅速に対応できなかったのか、あるいは、それがなぜ、この小振りの銀行で時間がかかってしまったのか。去年の、その前の2月段階で、SFCGとの二重譲渡の問題。これについては、おそらく近い将来、「なんらかの、行政処分ではない刑事処分があるのか」と言われているような問題もあるわけなのですけれども、SFCGについては。やはり、検査局の機敏な対応というのですか、その辺についてはどのように…。
答) 私が事務当局から聞いているところによると、とにかく、こちらの「調査」に対して非協力的なのですね。極めて。だから、そういう経緯があって、長々長々と、対応が後ろに…。報告もなかなか出してこないという…。(そういうことが)あったのですけれども、(報告を)出しましたので、それを踏まえて、一つ、きちんとした対応をしていきたいと思います。
問) ぜひ、それはお願いしたいのと、例の木村剛氏については、もともと、この銀行の経緯が竹中(平蔵)氏というか、その当時のこちら(金融庁)の五味長官ですとか、いろいろな経緯があってできたと。それが、行政のあれはないと思いますけれども、民主党政権になって、逆に、大臣はしがらみがないわけですから、こういう問題については…。中小企業金融機関がしっかりやるためには、やはり、こういうガバナンスが駄目なところについては、ぜひ、しがらみのない大臣にやっていただきたいと。こういうことが私の思っていることです。
答) もう、うちの事務当局もそういうつもりでピッシリとやっておりますから、ちゃんとした対応をしていきます。それから、中小企業向けの金融等をやっているわけですから、その辺り、おかしな対応をされてしまって、万一ということがあったら大変な面もありますしね。
』
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追記3:5月25日
■亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
(雑誌・フリー等の記者)
(平成22年5月21日(金)8:49~9:04 場所:金融庁大臣室)より抜粋ご紹介
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100521-2.html
『
問) 週刊朝日の川村と申します。
日本振興銀行の件なのですが、この前の火曜日にも(質問が出て)、私はちょっと出席していなかったのですけれども、議事録を読みますと、大臣が、検査に非協力的だったことですとか、何かそういうことを聞いていらっしゃるということを言及していたそうですけれども、それは、どう具体的に非協力的だったのかということについては…。私が伺っているのは、例えば、長時間、立ち会いの中でヒアリングを求めても、「長時間のヒアリングは業務妨害だ」と言ってなかなか応じなかったりするとか、最も問題なのは信用会社で、グループの信用会社が信用保証をしていて、それは身内の判断であって、第三者の基準、判断による保証ではないということがあって、それを言ったら、また木村(剛)会長がものすごく逆上なさって、何か不穏な発言もあったらしいという。警察にも、何か相談されたと聞いたのですけれども…。
答) それは、そういうやりとりまで、どういうことがあったのか、というようなことまで外に…。金融庁としては、子供の喧嘩をしているわけではないですから、検査・監督をしているという立場ですから、そういう、何があったのかとか、どういうことがあったのか(ということ)までは外に公表すべきことでもないですし、言うべきことではないので。あなた方が独自取材でそういうのを書くのは勝手ですけれどもね(笑)。
』
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