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2010.06.05

■取引空白期間内交渉記録の文書提出を命じた事例・・・(「日本貸金業協会」様HP 『JFSA news』第28号より)

‥‥……━★

こんばんは。

第94代内閣総理大臣「菅直人」氏の関連ニュースが連日報道されています。。。

内閣の任命も徐々に分ってきました。

行革刷新会議で有名な「枝野幸男議員」は幹事長へ,「蓮舫議員」は消費者・少子化担当大臣へ任命されるようです。

民主党の前途は多難ですが,何かが変わってくれればと「世間」も密かに期待しているようですが・・・。

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さて,本題です。

「日本貸金業協会」様HPに更新情報がありました。

今回も慎んでご紹介させていただきます<(_ _)> 

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取引空白期間内交渉記録の文書提出を命じた事例
(「日本貸金業協会」様HPより抜粋ご紹介)
http://www.j-fsa.or.jp/contents/release/publication/jfsa_news.php

(『JFSA news』第28号 平成22年6月1日発行分より)
http://www.j-fsa.or.jp/doc/pdf/release/publication/jfsa_news/vol28.pdf

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今回は、空白期間中の交渉記録、例えば事実上債務者と貸金業者との間で取引がされていなかった期間(空白期間)において、貸金業者が債務者に対し、電話又はダイレクトメールの送付等により行なった勧誘、交渉の日時、内容が記載されたいわゆる交渉記録に当たる文書は、19条帳簿に当たるか、作成保存義務があるかについて、提出を命じた広島高裁の判断は実務上参考になるものと思われるため解説した。
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□取引空白期間内交渉記録の文書提出を命じた事例
広島高裁平21.11.17決 平21(ラ)106号

【文書提出命令に対する即時抗告認容決定に対する再抗告事件】

原 審:岡山地裁平21(ソ)1002号

《裁判要旨》

①取引中の交渉記録は19条帳簿であるから貸金業者であれば作成・保存している。
②取引空白期間中の交渉記録は19条帳簿にはあたらないが、貸金業者の側で空白期間中の交渉記録を作成する必要性や必然性がないという特段の事情を主張立証しない限り、空白期間中の交渉記録を作成・保存しているものと推認するのが相当として、取引空白期間中のものも含む取引終了までの全ての交渉記録の提出を命じた。

《主たる争点》
空白期間中の交渉記録は、ア.19条帳簿にあたるかイ.作成・保存の義務があるかウ.文書提出義務があるか

《実務上の留意点》
1. 本件は、債務者が基本事件において、一連計算が認められるための特段の事情として取引空白期間中に貸金業者から再度の借入れの勧誘があったことを主張し、その立証のために取引開始から現在に至るまでの交渉記録の提出を求めた事案である。

2. 本決定では、取引期間中、空白期間(事実上、債務者との間で取引がされていなかった期間において、貸金業者が債務者に対し、電話又はダイレクトメールの送付等により行なった勧誘・交渉の日時・内容が記載されたいわゆる交渉記録に当たる文書)の双方の交渉記録の提出を命じたが、注目すべきは空白期間中の交渉記録の提出を命じた理由部分である。

本決定は、「空白期間内交渉記録は、19条帳簿には該当しない」としながらも、営業上の必要性と合理性を理由に、空白期間中の交渉記録を貸金業者が作成し保存しているのが一般的であるとし、当該貸金業者に限って、取引空白期間交渉記録を作成する必要性や必然性がないという特段の事情を主張・立証しない限り、取引空白期間内交渉記録を作成し、保存しているものと推認するのが相当であるとして、貸金業者に空白期間中の交渉記録を作成・保存していないことの立証責任を負わせたのである。

したがって、取引空白期間内交渉記録を作成する必要性や必然性がないという特段の事情を主張立証しなければ、文書提出命令に応じなければならない。例えば、廃棄処分した完済された取引履歴などの提出を求められた場合には、廃棄したと主張するだけでは廃棄したものと認めるに足りないとし、現在も文書を所持しているものと考えられるから、廃棄の正当なる理由と必要性及び廃棄方法の具体性など廃棄したものと認められることについて主張・立証する必要がある。

加うるに、債務者は、本件各文書について、民訴法220条4号に該当すると主張したが、貸金業者が、同条4号イからホまでの各事由に該当するという主張を何らしなかったので、本件各文書については、上記各事由に該当しないものと推認され、本件各文書の提出を求める部分は理由があると判断されて、取引空白期間内交渉記録の提出を命じられた。

過払金返還請求訴訟の急増にともない、「取引空白期間内交渉記録」に対しての文書提出命令の申立てが多発すると考えられ、実務上参考になると思われるので紹介する。

《参  考》消費者法ニュースNo.82
《参考条文》貸金業法19条民事訴訟法220条4号イ~ホ
執筆:弁護士 阪岡誠

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また,金融業者の退会・廃業等も記載されていました。

日本貸金業協会より(平成22年4月27日付退会業者一覧)

H22

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日本貸金業協会より(平成22年5月13日付廃業等業者一覧)

H22_2

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☆今日の一言☆

政治の話に戻りますが,

民主党がまるで「カレンダー」を変えるように一気に変わりました。

民主党にとって,鳩山総理の最大の仕事が・・・実は小澤幹事長と一緒に引責した?ことになったような気がします。。。

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国内外でいろいろなニュースもありますが,口蹄疫の問題では中々終結の様子が有りません。

ただ希望が持てるニュースがあったようです。「希望」は明日への「力」ですので,少しでも「希望の灯」になって欲しいところです。

エース級種牛5頭、口蹄疫感染なし 国、延命容認へ
(「asahi.com」様6月5日付)http://www.asahi.com/national/update/0605/SEB201006050018.html

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それから宇宙の話になりますが・・・。

先日無事に地球に帰還した野口聡一さん(宇宙滞在5ヶ月半)のニュースには,ホッとしました。

さらに,7年前に小惑星「イトカワ」まで行った無人探査機も無事に帰還するようです。

野口飛行士帰還 元気な姿見せる
(「NHKニュース」様 6月2日付[動画有り])
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100602/k10014860941000.html

はやぶさ 13日帰還が確実に
(「NHKニュース」様 6月5日付[動画有り])
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100605/t10014923431000.html

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困難があってもいつかは報われる日が来る・・・。

菅直人総理の半生を報道で見聞きすると,そんな気がしてきました。。。

(今夜はこれで失礼します)

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