■日本振興銀行の破綻後関連3・・・(ペイオフの対象率は20%台!)+(中小企業信用機構の重要事象等?)
‥‥……━★
こんばんは。
今日3つ目の記事になります。
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日本振興銀行のペイオフの利率が,おおよそ決まったようです。。。
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■振興銀ペイオフ、払い戻し率20%台 預金保険機構が暫定で算出
(「MSN産経ニュース」様 2010.12.2 11:20よりご紹介)http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101202/fnc1012021120008-n1.htm
『 預金保険機構は2日、経営破綻した日本振興銀行で、全額保護の対象とならない元本1千万円超の預金のペイオフについて、概算の払い戻し率を20%台とする方針を固めた。預金のカット率は80%台となる。近く正式決定して対象者に払戻額を通知し、年内に払い戻しを始める。
払い戻し比率が20%の場合、2000万円を預けていた預金者は、ペイオフ対象外の1000万円のうち200万円しか戻ってこないことになる。
保険機構では、9月10日の同行の経営破綻後、振興銀の資産査定を進め、融資先の経営悪化の状況など現時点で判明している資産内容から、払い戻しが可能な比率を算出した。
預金者約12万人のうち、ペイオフの対象となる1千万円を超える預金者は2・7%の3423人、金額は計110億円。民事再生手続き基づく最終的な払い戻し偽率の決定は来年秋以降となる見通しで、預金者はまず概算に基づき、払い戻しを受けることができる。
概算比率は振興銀の「清算価値」に基づき算出しており、再建スポンサーが現れ、事業を継続できるようになれば、最終的な比率はさらに上昇する可能性が高い。暫定で払い戻しを受けた場合でも、比率上昇による差額を追加で受け取ることができる。逆に暫定比率よりも最終比率が小さい場合でも、預金者は差額を返還する必要ない。
』
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それから,関連事項としてご紹介です。
■E03726:中小企業信用機構株式会社 S0007B4E:有価証券報告書 ‐ 第38期(平成21年9月1日 ‐ 平成22年8月31日)
(「EDINET」様 H22.11.30付より抜粋ご紹介)
http://info.edinet-fsa.go.jp/
『 (5)重要事象等
当社は、当事業年度において、2,022,357千円の当期純損失を計上した結果、839,004千円の債務超過になっております。
当期において債務超過に至った最大の原因は、特別損失における投資有価証券評価損2,129,445千円を計上したことによるものであります。
上記は、平成22年9月10日、日本振興銀行株式会社の民事再生手続開始の申立てに伴い、当社保有の同行株式及び関連する非上場株式を減損処理したことによるものでありますが、同行はこれまで当社と保証基本契約の締結をはじめとし、資金調達、役員の招聘などの緊密な連携を図っておりました。
そのため、当社の中核とすべく注力してきた保証事業における事業計画及び今後の資金調達に当初想定との大幅な乖離が生じております。
また、当社は同行より融資を受けており、返済に関して資金繰りに影響を与える可能性があります。
加えて、当事業年度末において貸金業法施行令に定める最低純資産額に達しておらず、財務省に当該事実を届出いたしました。登録が取消された場合は、貸金業の継続は不可能となります。
上述の理由により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
』
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現在は,登録されているようですから・・・大丈夫だったのかな?
■金融庁HP 検索システムより
http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php
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☆今日の一言☆
それにしても,日本振興銀行に1000万円以上を預けていた方には気の毒な事になりました。。。
しかし1000万円+20%が戻ってくるだけでも・・・まだ良かったのかも知れません。。。
銀行は「預金保険機構」で1000万円まで守られるので,消費者金融と違っていいなあ~。
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ところで・・・その後の「木村剛」容疑者+「大島健伸」容疑者の情報が流れて来ませんね?
どうなったのかな???
(今夜はこれで失礼します)
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