2011.09.27

■「レタスカード」の続報11・・・[最終回?](元社長に実刑6年!)

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こんばんは。

国会での論戦が熱いですね・・・。

とにかく・・・国民の為になる論戦を望みます。。。

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それでは本題です。

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[消費者金融・過払い金関連]

既報の通り今日が判決日でした(忘れていた・・・)

検察からの求刑は8年でしたが,懲役6年の判決になりました。

元社長に懲役6年 レタスカード36億円詐欺 京都地裁 -  京都新聞
http://www.kyoto-np.jp/politics/article/20110927000089

下記で動画が出ていました。

架空債権で詐欺 「レタスカード」元社長に懲役6年
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110927225600498626.shtml

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☆今日の一言☆

架空債権の貸金債権を譲渡したので実刑に・・・。

過払い金が発生している債権には,本来は価値がないどころかマイナスになります。

そういえば・・・どこかと同じようなことが問われているような気がしますが???

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その他はまた明日以降に・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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2011.07.26

■また非弁行為で逮捕者が・・・(ピンハネ75%で「元貸金業者と司法書士」が割り勘!?)(追記)+「レタスカード」の続報10(元社長に求刑8年!)+α

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こんばんは。

昨日から話題の中国新幹線問題で急展開ですね。。。

中国当局、埋めた事故車両を掘り起こす‬‏ - YouTube(tbsnewsi)
http://www.youtube.com/watch?v=ppFI-jdFbGg&feature=channel_video_title

理解に苦しむことが多いこの頃です・・・。

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それでは本題です。

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[消費者金融・過払い金関連]

まだまだ・・・氷山の一角なのかも知れませんね。。。

それにしても・・・元貸金業者+司法書士とは???

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男2人弁護士法違反で逮捕・起訴
(「KNB NEWS(北日本放送)」様 7月25日 18:16付よりご紹介[動画あり])
http://www2.knb.ne.jp/news/20110725_28949.htm#

 弁護士や司法書士でないにもかかわらず、県東部の女性5人に貸金業者への過払い金返還請求をもちかけて不当に利益を得ていたとして県内の男2人が弁護士法違反で逮捕・起訴されました。

 弁護士法違反で逮捕・起訴されたのは富山市宝町の無職、宮島鉄男被告(60)と朝日町出身の住所不定で元貸金業者の追分富久被告(64)の2人です。

 魚津警察署によりますと2人は去年1月から2月にかけて県東部在住の47歳から75歳の女性5人に対し「借金を払わなくても良くなり金も返ってくる」ともちかけ貸金業者に対する利息の過払い金返還請求を富山市の当時60歳の司法書士に依頼するよう勧誘しました。

 そして本来は被害者に全額が戻るはずの和解金、あわせて1430万円のうち宮島被告と追分被告、手続きをした司法書士でそれぞれ25パーセントずつ受け取っていた疑いがもたれています。

 被害者には残る25パーセントしか戻っていませんでした。

 魚津警察署によりますと2人は大筋で容疑を認めているということです。

 警察は被害者は10人を超えると見ていてさらに余罪を調べています。

 また、手続きをした司法書士が去年5月に病死しているにもかかわらずその後も同様の犯行を重ねていた可能性があることからこのほかにも関わった司法書士がいた可能性も視野に入れ調べを進めています。

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第一報は「asahi.com」様のようです。25日に捜査関係者からの取材で分かったとのこと)

過払い報酬事件 取り決めメモ押収-マイタウン富山
(「asahi.com」様 7月26日付よりご紹介)
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001107260002


「75%ピンはね後に等分」

 多重債務者の過払い金の返還請求を仲介し報酬を得たとして、元貸金業者ら2人が逮捕された事件で、過払い金の75%を報酬にすると事前に取り決めたメモを県警が押収していたことが25日、わかった。当初から法外な報酬目的で話を持ちかけていた物証にあたると、県警はみている。

 富山地検は同日、この事件で逮捕されていた朝日町の元貸金業、追分富久容疑者(64)と富山市宝町の無職宮島鉄男容疑者(60)を弁護士法違反(周旋)の罪で起訴した。起訴内容について、追分容疑者は一部否認し、宮島容疑者は認めているという。

 捜査関係者らによると、押収されたメモには、払い戻された過払い金のうち75%を報酬としてピンはねした上で、両容疑者のほか、多重債務者に紹介した知人の司法書士の3者で等分するという事前の取り決めが記してあった。

 弁護士法は報酬を得るために弁護士資格のない人らが訴訟などの仲介をすることを禁じている。

 県警は事件にほかの数人が関与した疑いがあるとして、引き続き調べを進めている。

 起訴状などによると、両容疑者は2010年1月から2月にかけて、顧客だった県東部の女性(61)ら5人に対し、報酬を得る目的で「手続きをすれば過払い金を返してもらうことができる」などと持ちかけ、知人の司法書士に、債務整理手続きを依頼するよう仲介したとされる。その上で、大手消費者金融から払い戻された計約1430万円の75%を受け取り、司法書士を含む3人で3等分していたという。

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(追記:8月4日)

下記に続報が詳しく出ていました。

やはり元顧客情報を使っていたようです。。。

報酬、返還金の75%
(「YOMIURI ONLINE(読売新聞)」様 8月4日付より抜粋ご紹介)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110804-OYT8T00024.htm

・・・・・

 県警によると、訴訟事務の報酬が事実上「言い値」で得られることを知った宮島被告が、追分被告に持ちかけた。県警は、貸金業に行き詰まっていた追分被告が、自らの顧客の中で多重債務を抱えた女性らを標的に、返還金の大半を報酬として支払わせることを狙ったとみている。

・・・・・

・・・・・部分は,リンク先からご参照下さい<(_ _)>

(追記終わり)

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(富山県司法書士会様から抜粋ご紹介)

富山県司法書士会  平成23年7月25日付朝日新聞朝刊に掲載された事件に関する会長声明
http://www.toyama-shiho-shoshi.org/detail.php?nid=199

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遅くなりましたが続報がでていました(8月4日追記)

富山県司法書士会  新聞報道等に掲載された事件に関する会長談話
http://www.toyama-shiho-shoshi.org/detail.php?nid=201

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(久しぶりに「レタスカード」の続報です)

架空債権で詐取36億円、元社長に求刑8年
(「MSN産経ニュース」様 7月26日付よりご紹介)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110726/trl11072613150003-n1.htm

架空の貸付債権を使い、金融機関から約36億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた消費者金融会社「レタスカード」(京都市、破産)の元社長、山本武雄被告(53)の論告求刑公判が26日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれ、検察側は懲役8年を求刑した。判決は9月27日。

 検察側は論告で「会社の資金調達のため、架空債権の取引を部下に指示した。会社ぐるみの犯行で組織的、計画的で悪質だ」と指摘。弁護側は「部下が無断で行い、被告は架空債権の存在を知らなかった」と無罪を主張した。

 起訴状によると、山本被告は同社元役員と共謀。平成20年1月、大半が架空の貸付債権を外資系金融機関が設立した特別目的会社に譲渡し、売却代金として約36億円の融資を引き出させ、だまし取ったとされる。

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[東日本大震災・原発関連]

大問題の牛肉汚染ですが,国が買い上げるようです・・・。

東電への損害賠償額は,その他影響を考えると・・・いったいどれほどか想像を絶します。。。

農相 基準超牛肉買い上げ発表 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110726/t10014456321000.html

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それから,先日報道で見ましたが・・・日本の技術力はスゴイですね!

東京スカイツリー、大震災その瞬間‬‏ - YouTube(tbsnewsi)
http://www.youtube.com/watch?v=rhi90aM32uo&feature=related

NHKスペシャル  再放送予定(関東甲信越地方のみ)
http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html

Nhk

ただ心配なのは,頂上付近でいた方は「福島第一原発」で15日に爆発があったので,放射能セシウムの雲と遭遇していたかも知れません。。。

安全確認の為にも,作業員への放射能測定が必要と思います。

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☆今日の一言☆

過払い金は・・・本来は元債務者の大切なお金です。

それを,業者が当たりを付けて返還の手助けをして利益を上げている・・・。

以前にもありましたが,一昔前では考えられない時代になっています。

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それから,時効(最後の支払いから5年)になっていることを知らない債務者?がいます。

助けてください! 相談者の非痛な声に緊急受任する - 司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継
http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/201107250000/

時々ブログ記事で見かけますが・・・まだ「過払い」すら知らない年配者もいます。。。

法律を知らない者が損をする・・・何とも釈然としません。。。

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話は,中国鉄道事故に戻りますが・・・,

現地に出張されている方のブログでも,「乗りたくない」そうです。

シンセンの地下鉄が急に増えた:中国東莞 特急便滞在記
http://blog.livedoor.jp/akabouonishi1995/archives/52015094.html

なお,この方は中国から「プロミス等」へ過払い金返還(金額はご本人の納得範囲)を「本人請求」でされています。今回機会を得ましたので,ご紹介させていただきます<(_ _)>

プロミスへの過払い金返還請求:中国東莞 特急便滞在記
http://blog.livedoor.jp/akabouonishi1995/archives/51916523.html

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いろいろな事件事故が起こっています。

特に「熱中症」「自動車事故」「水難事故」が増えていますので気を付けましょう!

その中でも,以下はもっと回りの方が気をつけて見回っていれば・・・助かったと思うと残念です。

車中に置き去り女児死亡、両親はパチンコ‬‏ - YouTube(tbsnewsi)
http://www.youtube.com/watch?v=uVkD64FbO_0&feature=channel_video_title

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大震災から4ヶ月以上経ちます。。。

少しでも力を合せて,人の垣根がない頃の「日本」を取り戻したいですね!

今日は長々となりました・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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2010.12.27

■「レタスカード」の続報9・・・(破産財団の概況について「収支概要報告書」が発表!)「破産管財人室からのお知らせ」HPより+(追記:平成23年1月26日 「破産手続廃止に関する意見の聴取・・・」),(破産手続廃止) 

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こんばんは。

本当に寒い一日でした。。。

最近・・・小さな地震が多くなって来ていますね。

万が一の事を考えて,再確認を!

朝鮮情勢も???

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さて,本題です。

久しぶりに「レタスカード」についてUPされていました。

どうやら破産財団を組成できなかったとのことです・・・。

慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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◆◆   破産財団の概況について  (2010/12/27)     ◆◆
(「破産管財人室からのお知らせ」HPより抜粋ご紹介)
http://www.lettucecard.co.jp/shushi000.htm

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・ 収支概要報告書  ダウンロード
http://www.lettucecard.co.jp/shushi001.pdf

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☆今日の一言☆

レタスカードの社長の公判はまだですが,どうも・・・破産財団の方は終わったようです。。。

かつては,「クレディア」を巡って候補に名前をあげた会社だったのですが,今となっては(当時も)不思議な気がします???

(今夜はこれで失礼します)

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追記:2011年1月5日

㈱レタスカードの破産手続廃止に関する意見の聴取、破産管財人の任務終了による計算の報告

期日は,平成23年1月26日 午前11時とあります。

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追記:2011年2月9日

㈱レタスカードの破産手続が廃止

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追記:2011年2月28日

◆◆   管財業務についての結果報告書 (2011/02/23)   ◆◆
(「レタスカード破産管財人室」様HPより抜粋ご紹介)
http://www.lettucecard.co.jp/kekka000.htm

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破産財団の概況については、こちら
破産手続廃止決定については、こちら

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2010.11.10

■「レタスカード」の続報8・・・(TLC(株) が倒産していた!?)+海上保安官の自首への所感。

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こんばんは。

尖閣諸島事件でのビデオ流出問題で,大きな展開になりました。

第5管区海上保安本部に所属する海上保安官が,ネットに流したと自首しました。

尖閣ビデオ流出問題 43歳海上保安官“流出”告白(複数動画あり)
http://www.ntv.co.jp/every/news/index.html#main

国民の多くは「真実」を知りたかったので,賛同の声が多いようです・・・。

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さて,本題です。

久しぶりに「レタスカード」関連のニュースです。

TLC(株)が・・・倒産していました。

各所より慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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2010/11/10(水) 金銭債権の取得、保有、管理および売買
TLC株式会社
破産手続き開始決定受ける
負債64億6000万円

((株)「帝国データバンク」様HPよりご紹介)
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3380.html



「東京」 TLC(株)(資本金1万円、東京都港区赤坂5-2-39、代表宮本敏之氏)は、10月27日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。
 
 申請代理人は宮崎信太郎弁護士(東京都港区赤坂1-12-32、電話03-5562-8500)ほか3名。破産管財人は楯香津美弁護士(東京都千代田区平河町1-9-3、電話03-3263-2461)。財産状況報告集会期日は2011年3月22日午前11時。

 当社は、2007年(平成19年)8月に(株)エーエスエーKK17の商号で設立。同年11月に現商号に変更し、2008年1月に消費者金融業者の(株)レタスカード(京都市、2008年12月破産)からローン債権約4500件を譲り受け、債権回収会社に委託する形態で、回収業務を手がけていた。
 
 しかし、その後、レタスカードにおいて、元役員が架空債権をもとに約36億円の融資金をだましとったとして、有罪判決が言い渡された。その後の調べで当社が譲り受けた債権の約85%が架空債権であったことも明らかになった。
 
 こうしたなか、債権を譲り受けるにあたり、当社は借り入れを行っていたが、借入先に対する返済が困難となったため、今回の措置となった。
 
 負債は債権者約15名に対し約64億6000万円だが、今後、過払い債務などにより膨らむ可能性がある。

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(ご参考)

Tlc

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☆今日の一言☆

レタスカードを巡っては,今後は元社長の裁判が大きな注目点となっています。

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☆今日のビックリニュース☆

海上保安官内部の情報流出とは思っていましたが・・・第5管区とは???

また,まんが喫茶から・・・?黙っていたら分らなかったかも知れない???

どうも不思議な展開になりました。。。

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今回の流出ビデオは44分という事と,企画・製作の案内があることから・・・某放送局で知りましたが・・・どうやら「教育用CD?」と考えれば合点がいきますね。。。

それにしても,「大阪読売テレビ」が事前に知って取材していたのには驚きました。

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今回の事件については国民(特に漁業関係者)の大多数が賛同していると思われますが,仙石官房長官は逆にとらえているようです。。。

その国会では,小泉進次郎衆院議員が本日の衆院予算委員会で菅直人総理に「公開していればそもそも今回の事件は起こらなかった」等の内容で質問していました。

なるほど・・・そのとおりだと思いました。

しかし,自民党時代に「領土問題」を解決してこなかったことこそ問題では???

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いずれにしても,今回の流出ビデオは国民の税金で撮ったものと考えると・・・,

国益が損なわれている現状を見れば,ネット上に流出させた行為には,国民が知る権利の上からも「正当」だったと思います。

国民とネット世界は,「海上保安官」を応援していると思えてなりません。。。

(今夜はこれで失礼します)

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2010.06.17

■SFCG(大島健伸)関連の続報~いろいろな情報(情報機関,最高裁判例(欠陥住宅の賠償額),㈱ちとせ通商(行政処分で取消),レタスカード元社長の初公判)+定例の「振り込め詐欺関連」記事からのご紹介

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こんばんは。

今日も暑かったですね・・・。明日からはまた梅雨が戻って来ます。。。

局地的な大雨にご注意を!

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それから今日はいろいろな情報があります。

各所より慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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(SFCG「大島健伸」関連)

NHKには貴重な資料があるようです。。。また情報は小出しにこれから出て来るようです・・・。

元会長 破たん後も資産隠しか
(「NHKニュース」様 6月17日 5時12分よりご紹介[動画有り])
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100617/t10015166991000.html
 
『商工ローン大手の「SFCG」の元会長らが民事再生法の適用を申請する直前に資産を隠したとして逮捕された事件で、元会長らは会社の印鑑が押された白紙の書類を用意して、経営が破たんしたあとも資産隠しを続けていた疑いがあることが、関係者への取材でわかりました。元会長らは容疑を否認しているということです。

経営破たんした「SFCG」、旧・商工ファンドの元会長、大島健伸容疑者(62)ら4人は、去年2月、民事再生法の適用を申請する直前に、418億円に相当する債権を親族会社に譲渡して資産を隠したとして、民事再生法違反などの疑いで16日に逮捕されました。警視庁の調べに対し、4人は容疑を否認しているということです。警視庁は、資産隠しの実態を調べていますが、大島元会長らは経営が破たんしたあとも資産隠しを続けていた疑いのあることが、NHKが入手した書類や関係者の話でわかりました。この書類には、契約を交わす当事者として、SFCGと親族会社の名前が記され、それぞれの印鑑が押されている以外は白紙です。関係者によりますと、この書類は経営が破たんして、管財人が印鑑を管理する前に大量に作られ、白紙の部分に資産の譲渡といった契約内容や日付が都合よく書き込まれ、破たん後の資産の移し替えに使われていたということです。警視庁は、こうした資産隠しが大島元会長の指示で行われていたものとみて、実態解明を進めています。 』

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譲渡先「白虎」はペーパー会社 設立18日後に418億円
(「47NEWS」様 よりご紹介)
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061701000032.html

 商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)の破綻前に資産を隠したとして逮捕された元社長大島健伸容疑者(62)が実質支配する大阪府の不動産管理会社「白虎」は、設立18日後にSFCGから約418億円の債権を譲渡されていたことが17日、分かった。

 白虎は実体のない「ペーパー会社」だったことも判明。同社関係者は「経営破綻を予見した大島容疑者が、再起を図る目的で、資産保全のために利用していた」と証言。

 SFCGは、資産の譲渡先としてほかにもペーパー会社を複数設立する計画があったとされ、警視庁は詳しく調べている。

 白虎は08年12月8日設立。同26日にはSFCGが保有する不動産担保ローン債権が譲渡されていた。資本金10万円で、業種は「信用調査」や「不動産売買」となっている。SFCGは09年2月に民事再生法の適用を申請し、破綻。その後、白虎は09年10月に大阪市のビル、同12月には大阪府箕面市の大島容疑者の義弟宅に移転登記されていた。名目上の経営者は大島容疑者の義弟で、不動産売買などの業務は行われていなかった。

2010/06/17 11:55   【共同通信】 』

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(情報会社からのお知らせです)

(6月18日以降は,CIC加盟店からのみの情報になるようです)

2010.06.17  「CRIN情報開示取扱いの終了について」
(「㈱シ-・アイ・シ-(CIC)」様HPより抜粋ご紹介)http://www.cic.co.jp/documents/crin.pdf

20100617_cic

※CRIN→ http://www.cic.co.jp/rgyoumu/gy09_crin.html

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(600万人ともいわれる方が,明日の改正貸金業法の対象というのが納得できます・・・)

2010.6.17 「信用情報提供等業務に関連する統計(平成22年5月度)」の公表に関するお知らせ
(「㈱日本信用情報機構」様HPより)
http://www.jicc.co.jp/vcms_lf/100617release.pdf
※5月31日時点

20100617

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(最高裁判例)

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=80312&hanreiKbn=01

事件番号平成21(受)1742
事件名損害賠償請求事件
裁判年月日平成22年06月17日
法廷名最高裁判所第一小法廷
裁判種別判決
結果棄却
判例集等巻・号・頁

原審裁判所名名古屋高等裁判所   
原審事件番号平成20(ネ)1063
原審裁判年月日平成21年06月04日

判示事項
裁判要旨購入した新築建物に構造耐力上の安全性にかかわる重大な瑕疵があり,倒壊の具体的なおそれがあるなど建物自体が社会経済的価値を有しない場合,買主から工事施工者等に対する建て替え費用相当額の損害賠償請求においてその居住利益を損害額から控除することはできない
参照法条
全文

全文         

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(上記のニュース記事の概略になります)

欠陥住宅賠償判決 住民に配慮
(「NHKニュース」様 6月17日 18時37分よりご紹介[動画有り])
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100617/k10015183681000.html 
『 欠陥住宅をめぐって、家を建て替えるまで住民が住み続けたことを理由に、業者が支払う賠償額を減らすことが認められるかどうかが争われた裁判で、最高裁判所は「重大な欠陥がある場合は賠償額を減らすことはできない」という初めての判断を示し、住民側の事情に配慮した判決を言い渡しました。

この裁判は、平成15年に名古屋市で新築住宅を購入した住民が、建物の強度が不足し外壁が崩れるおそれのある欠陥住宅だったとして、不動産会社などに賠償を求めていたものです。1審は「住民は、欠陥がわかってからも住宅に住み続けており、その分は利益を得たと考えるべきだ」と判断して、賠償額を減額しましたが、2審は減額を認めず、建て替え費用を全額賠償するよう命じていました。判決で最高裁判所第1小法廷の宮川光治裁判長は「倒壊するおそれがあるなど重大な欠陥があり、建て替えが必要な場合は、その後も居住していたことを理由に賠償額を減らすことはできない」という初めての判断を示して業者側の上告を退け、住民側の勝訴が確定しました。欠陥住宅をめぐっては、経済的な事情でやむをえず建て替えまで住み続ける人も少なくありませんが、ほかの裁判でも賠償額の減額を認める判決が出されていたため、最高裁の判断が注目されていました。住民側の事情に配慮した今回の判決は、欠陥住宅をめぐるほかの裁判にも影響を与えることになります。』

(欠陥住宅被害が無くなることを祈ります。とても高価な買い物+将来設計という「希望」がありますから・・・。)

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(金融庁から行政処分)

株式会社ちとせ通商に対する行政処分について
http://www.fsa.go.jp/news/21/kinyu/20100617-2.html

『 本日、福岡財務支局長は、株式会社ちとせ通商(本店:福岡県北九州市)に対して、貸金業法第24条の6の4第1項の規定に基づき、登録取消し処分を行いました(詳細は、福岡財務支局ウェブサイトを参照してください。)。

※「株式会社ちとせ通商に対する行政処分について」(福岡財務支局ウェブサイト)
http://www.mof-fukuoka.go.jp/library/data/kinyu/Pdf-box/220617chitose.pdf

お問い合わせ先

福岡財務支局 Tel:092-411-7281(代表)
理財部金融監督第三課

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局総務課金融会社室
(内線3330) 』

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(PDFより抜粋)

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(レタスカードの続報)

レタスカード元社長が詐欺罪否認 「債権不良知らなかった」
(「47NEWS」様 6月17日付よりご紹介)http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061701000591.html
『 架空の貸付債権を使い金融機関から約36億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた消費者金融会社「レタスカード」(京都市、破産手続き中)の元社長山本武雄被告(52)=京都市北区=の初公判が17日、京都地裁(栩木純一裁判官)であり、山本被告は「債権が不良とは知らなかった」と起訴内容を否認した。

 検察側は冒頭陳述で、「会社の資金調達のため、架空債権の取引を部下に指示した」と説明。事件発覚後に「何も知らなかったことにするため(社内で)口裏合わせをした」と指摘した。

 起訴状によると、山本被告は同社元役員の江村正志被告(49)=公判中=と共謀。2008年1月、大半が架空の貸付債権を外資系金融機関が設立した特別目的会社に譲渡し、売却代金として約36億円の融資を引き出させ、だまし取ったとされる。

2010/06/17 17:39   【共同通信 』

(知らないと言い切るのは・・・どこかと同じですね)

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定例の記事を忘れていました。。。

昨日「SFCG」関連で忙しかったので1日遅れです。

なお,今日は記事が立て込んでいますので省略にて<(_ _)>

振り込め詐欺救済法に基づく公告について(概要)

(「預金保険機構」様HP 平成22年6月16日付より抜粋ご紹介)
http://www.dic.go.jp/new/2010/2010.6.16.html

本日公表した
平成22年度第6回対象預金等債権の消滅手続が開始された旨等の公告
平成22年度第5回消滅預金等債権について被害回復分配金の支払手続が開始された旨等の公告
被害回復分配金の支払手続が終了した旨の公告
(公告の求めの受理:平成22年5月27日~6月10日)
の概要は、以下のとおりです。

(省略)

第6回債権消滅手続開始公告の概要
第5回支払手続開始公告の概要
支払手続終了公告の概要
 

                     (お問い合わせ先)
                       預金保険機構 財務部
                       振込詐欺被害回復業務課
                       TEL 03-3212-6076



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今日の一言☆

明日からはいよいよ「改正貸金業法」が施行されます。

ATMの前で出金が出来ずに立ち止まる方が,増えそうな気がします・・・。

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困った時は,最寄りの弁護士会・司法書士会・法テラス等で,明日は「無料相談会」が行なわれているようですので・・・勇気をもってご相談しましょう!

「金融業者」の方も明日からは忙しくなると思われますし,業者の今後(存続)も占う大事な日になりそうです。

混乱がなければ良いのですが・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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2010.05.21

■「レタスカード」の続報7・・・(初公判で,元財務担当取締役が「架空債権譲渡」を認める!)(追記:判決!)

‥‥……━★

こんばんは。

今日は真夏かと思わせる暑さでした。。。

株価は1万円を割って下がりましたが,こちらの方は無事に打ち上がりました!

金星探査機 順調に飛行続ける」(NHKニュース様[動画有り])

やはりホッとしますね。。。

今回は,金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」や小型の人工衛星も4つ飛び立ちました。JAXA(宇宙航空研究開発機構)あかつき特設サイト

日本の技術力もたいしたものですね。。。

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さて,本題です。

「レタスカード」の既報後,初公判がありましたので慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

既報→■「レタスカード」の続報6・・・(「債権流動化取引」を悪用!詐取容疑で「元社長」と「元財務担当部長」を京都地検が逮捕!)(追記:そして起訴)
http://yuuki.air-nifty.com/go/2010/02/post-ebdb.html

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架空債権譲渡:レタスカード元幹部、起訴内容認める--初公判 /京都
(「毎日jp」様 5月21日付よりご紹介)
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100521ddlk26040473000c.html

『 架空の消費者ローン債権を銀行に譲渡し代金約36億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた消費者金融中堅「レタスカード」(京都市中京区)の元財務担当取締役、江村正志被告(49)=大津市=の初公判が20日、京都地裁(栩木純一裁判官)であり、江村被告は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、業績悪化で資金繰りに窮した元社長の山本武雄被告(52)=同罪で既に起訴=が「(架空債権譲渡による資金調達を)ぜひものにしろ」と江村被告に指示、山本被告の暴力的な言動に逆らえなかったと指摘した。

 山本被告は内偵捜査を察知した後、「自分は知らなかったことに」「銀行側も知っていたことにできないか」と江村被告らに口裏合わせを指示したという。【熊谷豪】

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☆今日の一言☆

今後の「元社長の山本武雄被告」の初公判は,なんとなく想像が出来そうです・・・。

また裁判の話題が出てきたところで,気になる記事がありました。

裁判員 3人に2人がストレス」(NHKニュース様)

裁判員制度での「保険?」「保証?」も必要な気がします。。。

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話は変わりますが,

報道で「事業仕分け」を聞いていると・・・知らない事が結構沢山あると思いました。

知らない事が明らかになる・・・。

これはこれで民主党政権を評価出来ると思いますが?

(今夜はこれで失礼します)

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追記:8月12日

判決が出たようです・・・。

レタスカード元役員に執行猶予判決 36億円詐取
(「asahi.com」様 8月12日付よりご紹介)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201008120089.html

『 架空債権をもとに約36億円の融資金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた消費者金融会社「レタスカード」(京都市、破産手続き中)の元役員、江村正志被告(49)=大津市=に対し、京都地裁は12日、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

 判決によると、江村被告は同社元社長の山本武雄被告(52)=同罪で公判中=とともに2008年1月、架空債権を特別目的会社(SPC)に譲り渡し、これを担保にSPCが海外の金融機関から受けた融資を詐取した。 』

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2010.02.24

■「レタスカード」の続報6・・・(「債権流動化取引」を悪用!詐取容疑で「元社長」と「元財務担当部長」を京都地検が逮捕!)(追記:そして起訴)

‥‥……━★

こんばんは。

バンクーバー冬期オリンピックの女子フィギュアの闘いが始まりました。

「浅田真央」選手の会心の笑顔が印象に残る演技でしたね。それ以上に「キム・ヨナ」選手の完成度が高かったようです・・・。

明後日のフリーは,オリンピック史上に残る競演になりそうです。できれば金メダルを二人にあげたいですが・・・。

それから「カーリング女子(チーム青森)」は残念でしたが・・・,ここまで注目&ファンを集めたのですから立派と思います。

お疲れ様ありがとう!

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さて,本題です。

■「レタスカード」の続報5・・・(架空債権50億円譲渡 破綻前、2社に!)http://yuuki.air-nifty.com/go/2010/01/post-4238.html

の続報になります。今回「詐欺容疑」で逮捕されたようです・・・。

各所より慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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■42億円詐取容疑 元社長逮捕
(「NHKニュース」様 2月24日付 15時6分配信よりご紹介)[動画有]
http://www.nhk.or.jp/news/k10015808191000.html

『 京都の消費者金融会社の元社長らが、「顧客のローンが70億円に上る」という、うその貸付債権を作って売却し、金融機関から42億円を不正に引き出したとして、詐欺の疑いで京都地方検察庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、京都市の消費者金融会社「レタスカード」の元社長、山本武雄容疑者(51)と元部長の江村正志容疑者(49)です。京都地方検察庁の調べによりますと、山本元社長らは、おととし1月、70億円分の顧客のローンの債権を売却して、外資系の金融機関から42億円を引き出しましたが、債権のほとんどが架空だったということで、詐欺の疑いが持たれています。企業が、所有する貸付金などの債権を売却して資金を調達する取り引きは広く行われていますが、調べによりますと、山本元社長らは、顧客の名前を勝手に使ったり、ローンの金額を水増ししたりして債権額を増やしていたということです。調べに対して、山本元社長は容疑を否認し、江村元財務部長は「社長に指示された」と容疑を認めているということです。レタスカードは、200億円を超える負債を抱えて破産の手続きが進められていて、京都地検は、山本元社長らが会社の経営が破たんする前に、不正に資金を調達しようとしたとみて調べています。』

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下記のサイトではさらに詳しい動画が見れます。!

■京都の消費者金融 銀行に架空債権を譲渡
(「MBSニュース」様 2月24日付 19時01分配信)[動画有]
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE100224174400324800.shtml

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下記では金融グループ会社について書かれています。

■消費者金融元社長取り調べ 30億詐取容疑で京都地検
(「47ニュース」様 2月24日付よりご紹介)http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022401000208.html

『 消費者金融会社「レタスカード」(京都市、破産手続き中)が消費者ローンの貸付債権を偽造し、金融機関から三十数億円をだまし取ったとして、京都地検は24日、詐欺の疑いで元社長山本武雄容疑者(51)を任意同行し、取り調べを始めた。

 同容疑者と元財務担当役員江村正志容疑者の逮捕状を取っており、同日中に逮捕する。

 企業が保有する債権を特定目的会社(SPC)などに売却し資金調達する手法は「債権流動化」と呼ばれる。地検はレ社がこの手法を悪用したとみて、調べを進める。

 捜査関係者によると、山本容疑者らは完済している顧客の名義を使用したり、実際の残高より水増ししたりして貸付債権を偽造。

 2008年1月、こうした架空の債権を含む額面約70億円の貸付債権を、SPCの「TLC」(東京)に売却。南アフリカの金融グループ傘下で英国の投資銀行「スタンダードバンク」から、TLCを通じ売却代金として三十数億円をだまし取った疑いが持たれている。

 レ社は08年12月、業績悪化で大阪地裁で破産手続き開始決定を受けた。

2010/02/24 09:12   【共同通信】 』

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下記では「債権データの偽造を始めた」時期が書かれていました。

■03年から債権データ偽造か レタスカードの詐欺事件
(「47NEWS」様 2月24日付よりご紹介)http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022401000616.html

『 消費者金融会社「レタスカード」(京都市、破産手続き中)が、架空の貸付債権を使って金融機関から約36億円をだまし取ったとされる事件で、レ社は2003年から債権データの偽造を始めた疑いがあることが24日、京都地検への取材で分かった。

 地検は、詐欺容疑で逮捕された元社長山本武雄容疑者(51)らが、実体のある貸付債権だけでは資金調達がうまくいかなくなったため、架空債権を使った流動化を始めたとみて、実態解明を進める。

 地検によると、レ社は当初、実在する貸付債権を使って債権流動化による資金調達を実施。しかし競争の激化などで業績は悪化し、新規貸し出しは減少、流動化させる貸付債権が不足した。03年からデータを偽造した架空債権を使った流動化を始めた。こうして流動化に回された架空債権の額は年々膨らみ、08年1月には総額が約44億円に上った。

2010/02/24 17:31   【共同通信】』

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下記によれば『架空分は実際には回収しておらず、顧客への被害はなかった』らしい・・・。

40億円詐取容疑、破綻のレタスカード元社長逮捕へ
(「asahi.com」様 2月24日[4時35分]付よりご紹介)http://www.asahi.com/national/update/0224/OSK201002230205.html

『 破産手続き中の中堅消費者金融会社「レタスカード」(本社・京都市)が経営破綻(はたん)前、「債権流動化取引」を悪用して架空の債権をもとに融資を受け、40億円弱をだまし取った疑いが強まったとして、京都地検は24日にも元社長(51)に任意同行を求め、詐欺容疑で取り調べを始める。容疑が固まり次第、逮捕する方針。捜査関係者によると、同取引に絡む刑事事件の立件は初めてという。

 地検は、資金調達を担当した元役員についても関与を調べる。

 捜査関係者や破産管財人によると、レタス社は、保有する金銭債権を特別目的会社(SPC)に譲り渡し、この債権から得られる収益を裏付けにSPCが募った融資で、レタス社の資金を調達する「債権流動化取引」を悪用。2008年1月、大半が架空の債権約70億円をSPCに譲渡して海外の銀行から融資を引き出し、40億円弱を詐取した疑いがある。SPCは、レタス社の関係者らの名義で設立されていたという。

 破産管財人らによると、レタス社は顧客への貸付額を水増ししたり、実際には完済しているのに貸付金が残っているように装ったりして、架空債権をつくり出していたとされる。架空分は実際には回収しておらず、顧客への被害はなかったという。

 融資した銀行側は公認会計士らによる調査も依頼していた。しかし、レタス社が顧客データを偽造していたうえ、消費者ローンのような小口債権のデータは膨大であるため抽出調査しかできず、偽造を見抜けなかったとされる。

 レタス社の元社長は今年1月、朝日新聞の取材に対し、「架空債権のことは、私には分からない。そんなことがあったと聞いて驚いている」と話していた。

 民間信用調査会社帝国データバンク京都支店によると、レタス社は1973年ごろに高松市で創業。91年、京都府に拠点を移し、近畿や中国地方にも営業を拡大した。しかし、大手との競合や、貸金業法改正(06年)によって過払い金の返還訴訟が相次ぎ、資金繰りが悪化。08年12月、大阪地裁に破産を申し立てた。負債総額は約217億円とみられる。

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☆今日の一言☆

実害が無いらしいですが,2003年以降の取引履歴は・・・やはり不安が残りますね。。。

また今回は「架空債権」による資金調達が,初めて「詐欺罪」として適用されたようです!

そういえば?似たような事を・・・どこかで聞いたような気がしますが??

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出るかどうか分りませんが?

レタスカード破産管財人室」様HPhttp://www.lettucecard.co.jp/index.html

に更新情報が出ましたらまた後日に・・・。

(今夜はこれで失礼します)

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(追記:3月18日)

なかなか追記ができず・・・遅くなってしまいました。

Google様検索より

■レタスカード元社長ら起訴 架空債権譲渡で36億円詐欺 京都地検
MSN産経ニュース様 2010年3月16日 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100316/crm1003162204049-n1.htm
『破産手続き中の消費者金融会社「レタスカード」(京都市中京区)が債権流動化取引を悪用し、架空債権を担保に外資系金融機関から約36億円をだまし取ったとされる事件で、京都地検は16日、詐欺罪で元社長、山本武雄容疑者(51)=京都市北区=と元財務担当役員、江村 ...』

■元社長ら2人、詐欺罪で起訴 消費者金融架空債権で京都地検
京都新聞様  2010年3月16日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100316000211&genre=C1&area=K00
『破産手続き中の消費者金融会社「レタスカード」(京都市中京区)が架空債権を使った債権流動化取引で、外資系金融機関から約36億円をだまし取ったとされる事件で、京都地検は16日、詐欺罪で、北区上賀茂畔勝町、元社長山本武雄容疑者(51)と大津市仰木の里東3丁目、元 ...』

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2010.01.25

■「レタスカード」の続報5・・・(架空債権50億円譲渡 破綻前、2社に!)

‥‥……━★

こんばんは。

「借金」で一家が滅ぶ・・・本当に悲しい事です。

妻子3人殺害容疑で父逮捕「借金、自分は死にきれずhttp://www.asahi.com/national/update/0125/OSK201001250090.html

「借金」を解決する方法は沢山あります・・・問題は「借金」を解決した後どうするかが分かれば「希望」が出てきます。。。

吉田猫次郎のメルマガ」様に「専門家の選び方。」が簡略に書かれていました。http://archive.mag2.com/0000056856/20091224185451000.html

回りに該当する方がいましたら,たとえ「おせっかい」といわれようとも,遠慮せずに「勇気」ある言葉で,手を差し伸べてみてあげて下さいね。

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さて,本題です。

レタスカードが破綻してから久しいですが・・・いろいろあったようです。

先日「毎日新聞」様に詳しく書かれていました。

慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

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レタスカード:京都の消費者金融、架空債権50億円譲渡 破綻前、2社に
(「毎日jp」様 1月22日付よりご紹介)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100122ddm041020009000c.html


 08年12月に破産手続きを申請した中堅消費者金融会社「レタスカード」(京都市中京区)が破綻(はたん)前、信託銀行などに消費者ローン債権を譲渡して見返りの現金を受け取ったものの、債権の大半が架空だったことが分かった。架空債権は50億円を超すとみられる。債権譲渡によって現金を得る「債権流動化取引」は近年法整備が進み、消費者金融を含む企業の資金調達手段として浸透しているが、架空債権など悪質な偽装が判明したのは初めてという。

 破産管財人などによると、架空債権を譲渡されたのは、東京都内の信託銀行と特定目的会社(SPC)。破綻後に架空と判明し、管財人は2社に経緯を既に伝えた。

 複数の関係者によると、SPCのケースでは、08年1月にレ社が消費者ローン債権をSPCに売却。その後も回収実務はレ社が担い、回収金と債権明細のデータをSPCに送っていた。しかし、レ社は同12月、約217億円の負債を抱え自己破産を大阪地裁に申請。その後、譲渡債権約60億円のうち、約50億円は存在しないことが判明した。レ社の社長は関与を否定している。

 債権流動化に詳しい高橋正彦・横浜国立大大学院教授(金融システム)は「帳簿自体を偽装されたら見破りようがなく、事実ならば極めて悪質。実害があれば刑事上は詐欺罪、民事上は不法行為が成立する可能性が高い」と指摘する。【安藤龍朗】

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☆今日の一言☆

「レタスカード破産管財人室」様HP(http://www.lettucecard.co.jp/index.html)には,今日まで待って見ましたが・・・出ていませんね。。。

「実害があれば刑事上は詐欺罪、民事上は不法行為が成立する可能性が高い」ようですが・・・。

それにしてもその昔「クレディア」のスポンサー候補にも名乗りを上げたのが不思議です??

(今夜はこれで失礼します)

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2009.12.31

■対「㈱DFS(旧ドリームユース)」への最新判例・・・(黙示の期限延長の合意を認めた判決,「不法行為」でも!)「ベル法律事務所」様メルマガより

‥……━★

こんばんは。

大晦日・・・早いものです。もうすぐ「ゆく年来る年」で年が明けますね。

お天気はというと・・・年越し~元旦にかけては「大寒波」のようです。

車の事故も多発しています。運転にはくれぐれもご注意を!

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さて,本題です。

今年最後のご紹介になります。

「ベル法律事務所」様のメルマガ「松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法!」に対「㈱DFS(旧ドリームユース)」への判例が書かれていました。今回も慎んでご紹介させていただきます<(_ _)>

今回同様,貴重な情報があります。ご購読されてみてはいかがでしょうか?

なお「ベル法律事務所」様には,今年一年大変お世話になりました(感謝!)

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黙示の期限延長の合意を認めた判決
http://archive.mag2.com/0000097840/20091228113103000.html

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  「松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法!」
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発行者 松崎龍一
メールアドレス info@bell-law.jp
ホームページ  http://www.bell-law.jp/

◎松崎弁護士の今からでも間に合う借金整理法
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000097840/index.html

第369回  お金を借りる(371)
(2009年12月28日発行)

 平成21年12月16日,舞鶴簡易裁判所は,株式会社DFS(旧株式会社ドリームユース)に過払金など約18万円の支払いを命じる判決を出しました。

  株式会社DFSは「本件取引においては,元利金の支払いを1度でも怠ったときには期限の利益を喪失する旨の特約があるところ,原告は,平成16年10月12日に支払うべき元利金の支払いを怠ったため,期限の利益を喪失したので,同日以降の制限利率による引き直し計算は,損害金の利率によるべきである。」,「原被告間の取引履歴は開示済みである。開示請求から1ヶ月も経たない期間に開示できる方が稀であって,1ヶ月を1日経過したことで不法行為を構成するとの原告の主張は失当である。」と主張していました。

  しかし,舞鶴簡易裁判所は「被告は,原告が支払いを怠った平成16年10月12日以降においても,約定の支払日又はその数日後までに,原告から分割返済された金員を受領してきたことが認められ,その際に被告がその弁済金について,損害金の支払いに充当した事実を認めるに足りる証拠は存しないし,また同日以降においても,被告が原告に元利金の一括返済を求めた事実もないこと(甲3)を加味すれば,被告と原告の間には,上記原告の支払の懈怠による期限の利益の喪失について,黙示の期限延長の合意が成立していたと認めるのが相当である。」,「被告が原告に開示した取引履歴(甲1)は,コンピューターにより管理されていたものであることが認められ,その取引期間にしても4年3ヶ月間であって,書面にしてA4版2枚に満たないものであることからすれば,被告が主張するように,多数の開示請求を受けていたとしても,これを開示するまでに,1ヶ月以上の月日が必要とされるものであるとは認めることができない。したがって,被告のこの取引履歴の開示の遅れは上記合理的期間を超えるから,不法行為を構成し,かかる取引履歴の開示の遅れによって原告が被った精神的苦痛に対する慰謝料,弁護士費用としては,合わせて5万円と認めるのが相当である。」と判断しました。

  そして,舞鶴簡易裁判所は,株式会社DFSに過払金と慰謝料を合わせて,約18万円を支払うように命じる判決を出したのです。』

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金融庁HP 検索ページよりhttp://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php

Dfs

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(ご参考)

既報では「レタスカード」の件でご紹介させて頂きました。どうも東海財務局にも登録があったようですね。なおHPは現在見れないですね・・・。

■「レタスカード」の続報4(債権譲渡契約締結)・・・残債務は,「ドリームユース」「日本プラム」「パーク」「AET債権回収」「リバイバルマネジメント債権回収」へ債権譲渡!
http://yuuki.air-nifty.com/go/2009/07/post-79ef.html

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☆今日の一言☆

今年を振り返って。

判決を巡っては,今年は「時効の起算点」(最高裁判決)に始まり,「期限の利益喪失条項=悪意の受益者とはいえない?」や「不法行為」そして「ライフ更生前判決」等・・・本当にいろいろありました。

また業者に対しては,「過払い債権者」側からの「破産申立」が多々ありました。

昨年からの「SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)」や「民事再生→破産手続」になった「SFCG」,そして「ロプロ」の会社更生法や「アイフル」の事業再生ADR等・・・。

果ては「弁護士」「司法書士」への倫理問題等・・・本当に目まぐるしい一年でした。

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この一年間,いろんな方からの「叱咤激励」を頂きました。また各所よりの「ご紹介」もさせていただきました。本当にありがとうございました<(_ _)>

来年が皆様にとって「一歩前進」の年になりますよう,心よりお祈り申し上げます。

(今年はこれで失礼します「丑年」)

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2009.12.09

■「ジェーピーエヌ債権回収(株)」の情報・・・(12/8)に法務省から「業務改善命令」を受けていた!

‥‥……━★

こんばんは。

本当に日が経つのが早いですね・・・。

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さて,本題です。

昨日「法務省」から「行政処分」が出ていたようです。

既報では「レタスカード」関連でご紹介しています。

■「レタスカード」の続報2・・・(ジェーピーエヌ債権回収株式会社、TLC株式会社からの督促!?)http://yuuki.air-nifty.com/go/2009/02/post-680e.html

■「レタスカード」の続報3・・・(Q&A(よくあるご質問)「今後のご対応について 」)+追記(レタスカードとTLC株式会社の対応 「ばてん(馬殿)司法書士事務所」様より)http://yuuki.air-nifty.com/go/2009/03/post-c94e.html

それから「SFCG」の件でも関係していましたhttp://www.jpn-gr.co.jp/temp/pdf/1249968626.pdf

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債権回収会社に対する行政処分について(法務省HPより)http://www.moj.go.jp/PRESS/091208-1.html

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Photo

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2009年12月8日 法務省による業務改善命令に関するお知らせ
(「ジェーピーエヌ債権回収(株)様HPよりご紹介」)http://www.jpn-servicer.co.jp/

「JPNホールディングス(株)」様HPよりPDFを抜粋ご紹介→ http://www.jpn-gr.co.jp/temp/pdf/1260248770.pdf

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☆今日の一言☆

丁度昨日,「レタスカード」はどうなったのかな??と書いていました。

債権回収は金融庁ではなく,法務省の管轄になります。

適正な業務になることを祈ります。

サービサーは「借金の減額」という面では「諸刃の剣」です。

沢山の方が,合理的な恩恵を受けれるように祈ります。。。

(今夜はこれで失礼します)

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